上手く表現出来ないこの気持ち。
この1週間で日本が壊れてしまいそうになっている。
一部の能天気な人間や情報操作しようと企む汚い連中以外は、
皆んな西日本の仲間を案じている。
いつも頭の中に貴方達がいる…。
今年の日本は歴史上、最も最悪な天災に見舞われ続けている。
「大阪に地震は来ない」と今まで楽観的に噂されて来たのに、この春に大規模な地震が起きてしまい、甚大な被害を及ぼしてから、暫くしてメディアが「200年に一度くらいの比率で昔から大阪や関西地方には地震がありました」なんて真逆な事を報道し出した。
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そして、先週の台風&豪雨の影響で歴史的に今までなかった規模の被害が西日本を襲い、今も尚、救出作業が行われている。
連日、TVに流れてくる映像に胸が痛くなる。
真偽の程は分からないが、5日の昼過ぎには、西日本にこれからくる台風により、大災害になりうる可能性があるから注意報などを出すべきと気象庁が政府に申し出たらしいが、肝心の上層部の人々は、発令せずに豪雨が振り続けている時に宴会をしていたという、、、何なの?これ?
後になって、その事実を知った人々が政府を非難し始めると、言い訳して、時間が随分と経過してからやっと、被災地訪問、、、訳がわからない。
「The Walking Dead ザ・ウォーキングデッドの Webisode ウェビソードの最終回を紹介しなければならないのに、何でLyraは関係のない事を話してるの?」と疑問に思う人もいるかもしれない。
ねぇ、これって関係ないと思う?
いやいや、国や情勢の機能が破綻している度合いは違えど、大きな支配力がある政府が機能していない点や、自力で家族や自分の命を守って行かなきゃならない、、、
つまり、他人任せではダメ👎 て状況は同じじゃない?
「アメリカのたかがドラマじゃないか。」
「今の被災地と一緒にするのは不謹慎なのでは?」という見てくれしか見ない、頭の固い方は、どうぞスルーして下さい。
たかが、ドラマじゃないし、現実と非現実の区別は、ちゃんと出来ている上で話しているのだから。
真剣な話をしてるだけ。
だから、ハートが熱い人や頭や心が柔軟な人や映画ドラマに興味のある方以外は、ここでの話は合わない。
柔らかな、柔軟性のある心を持った貴方に、送るメッセージ。
これは。
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☆Red Machete 第1話は、こちら!
☆Red Machete 第2話は、こちら!
☆Red Machete 第3話は、こちら!
☆Red Machete 第4話は、こちら!
☆Red Machete 第5話は、こちら!
*Lyraのブログはネタバレ全開!詳しい内容を知りたくない方は、Lyraの感想を読んでね!
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= 第6話 最終話 “We Found Ourselves” 「心を取り戻す為に」 あらすじ Story =
手にした【Red Machete】。
地面から抜き取った、このマチェーテに驚きを隠せないMandy。
マジマジと手にした【Red Machete】を凝視していた。
Mandyは、そう遠くはないであろう昔を思い出す。
優しかった父のこと。
愛する妹のこと。
優しい、いつも自分を守り続けてくれた父がこの【Red Machete 】を護身用に、そして、生きていく術を学ぶ為に自分に授けてくれたことを…
だが愛しい父も、可愛い妹ももうこの世にはいない。
巡る思いの中で、ふと思い出したMandy。
【Red Machete】の持ち手にグルグルと巻かれているテーピングを、急いで剥がし始める。
テープが巻かれていた【Red Machete】の持ち手に現れたのは、ナイフで刻まれた『MANDY』の文字。
そう、父がプレゼントしてくれた時にその場で名前を刻んでくれたのだ!あの父の思い。
間違い私のMachete…
そう感じたのか?
Mandyは大粒の涙を流し始めた。
その悲しみに容赦なく現実が押し寄せる。
前方のほうから2体のウォーカーが現れ、悲しみに暮れるMandyを喰らおうと向かって来た。
泣きながら立ち上がるMandy。
手にした【Red Machete】で2体とも撃ち倒した。
もう、あの頃のMandyじゃないの…
Mandyは1人、バックパックと【Red Machete】を手にして一軒の白い屋根の家に近寄って来た。
昔、父や妹と住んでいた家だ。
ドアを開けるMandy。
よく見ると埃まみれの室内だが、毛布とマット代わりのシーツが床にあったり、食べかすがあったりと、誰かが住んでいるような、使われている痕跡がある。
その時、突然、背後から1対のウォーカーが現れMandyに襲いかかって来た。
不意を突かれた為に、ウォーカーと取っ組み合いになってしまうMandy。
持っていた【Red Machete】が落ちてしまう。
ジリジリとMandyの首に喰らいつこうと唸り声を上げながら、しぶとく顔を近づけて来るウォーカー。
Mandyは、必死に隣に落ちている床上の【Red Machete】に手を伸ばした。
一気に体制を変え【Red Machete】を手に握るとウォーカーの頭めがけ、打ち下ろした。
ウォーカーは、先程の図々しさはどこへやら、動かなくなった。
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夕暮れが来た。
Mandyは、大きな木の下にやって来た。
手にした【Red Machete】を愛おしむように見つめると、地面にプスッと突き刺した。
その地面には、
『パパ』『アリッサ』
の文字が其々Mandyによって書かれた墓標かわりの木の板が立てられている場所だった。
Mandyは、【Red Machete】を父と妹に捧げ立ちすくむ。
すると、バックパックを肩に地面をしっかりと踏みしめてその場から旅立っていった。
月日が経つ、、、
足音。
すると、見知らぬ男の手が、地面に刺されてある【Red Machete】を握ると抜き取った。
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= Lyraの感想 =
1本の【Red Machete】を巡って、様々な人間たちの生き様が、まざまざと浮き彫りになった味の濃〜いWebisode ウェビソードでした!
これは、第1話でも説明したようにThe Walking Dead Season 8 ウォーキングデッド、シーズン8の放映中に、アメリカで流されたショートストーリーになります。
大体、劇中のCMの時に流れます。
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今まで紹介して来た4つのWebisodeも本編のThe Walking Deadと同じ世界で起きた物語で、
本編の主人公たちは直接は出て来ませんが、家族写真や同僚と写るRickたちだったり( 【Cold Storage】)、
Rickがこの世界で初めて遭遇した、自転車の側にいたウォーカーだったり(【Torn Apart】)、
リックがシーズン1の第1話で目覚めた病院だったり(【The Oath】)、
そして、今回のようにリックがギャレスを倒した時に使った【Red Machete】だったりと、リックと関連した物や状況設定がされているため、The Walking Deadファンは彼らの息吹を感じて嬉しくなっちゃう、という作風がLyraは、大好きです。
The Walking Deadが好きならば、好きなほど、このWebisodeを楽しめる仕掛けな訳。
ただ、時系列は見ているとRickたちの現在の状況よりは、随分と昔だったのが今までのWebisodeでした。
この世界が崩壊してまだ間もない設定だったの。
それが、今回の【Red Machete】で一気に時が経過し、ニーガンが現れ、サンクチュアリィが機能している現在のシーズン8の時代にすっ飛んで来たから、見ていてドキドキしました。
ハッキリ言って、シーズン8がダラダラしていた為に本編よりもこっちのWebisodeの方が面白かった!
だって、テンポが良いし、何と言っても、紆余曲折ある人間の一生を、たった10分程度のドラマで語っているみたいなんだもの!
ハマってしまうのも無理もないでしょう?
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幾人かの持ち主を経て、Mandyと家族が逃げ込んだガレージの壁にあった【Red Machete】が、父の手によりMandyに渡され、強奪した髭男に奪われ、その髭男がウォーカーに襲われて、ウォーカーの腹に刺さったまま、移動。
それをシーズン4に出て来たJoeがウォーカーを倒して手に入れて、また世界を放浪し続けた【Red Machete】は、Rickの手に渡りJoeをやっつけGaresを倒し、Rickが捨て去ってからも、色んな人間の生き死にを見つめ続けて来ました。
何年かの時を経て、またMandyの元に帰還し、彼女の命を助け、又サヨナラをした【Red Machete】。
Mandyは思い出が詰まった【Red Machete】に別れを告げることによって、悲しみと決別したのだろう。
父や妹との楽しい思い出だけを胸にしまい、悲しみは捨て前を向いて歩みを進める為に、【Red Machete】を、父と妹が眠る自宅前の墓に供えて旅立って行ったのだ。
新天地へ向かう為に、、、。
強い自分になる為に自分を信じて。
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この私たちが暮らす世界も同じだ。
人任せにしていては死んでしまう。
今までは何かを頼りにしていても、どうにかなったかもしれない。
ただ息をしているだけで良かったかもしれない。
だが、現状を見たらもう社会は機能していなくない?
善人が苦しんでいるのを、放ったらかしにして自分達は焼肉パーティーって、もう普通の社会じゃないでしょう?
真っ先に救援物資を送ったのは、苦しんでいる人々の様子を見たり、案じて心を痛めた普通の人々だ。
真っ先に手伝いに行って、今も頑張り続けているのは私たちと同じ立場だったり、被災地の経験がある普通の人々だ。
あなた、のんびりお菓子食べながらTV見てる場合じゃないですよ。
ちょっと危機感を持った方が良い。
他人事じゃないのよ。
嫌な噂だけど、鮎が大量に東京の川に戻って来てるのを知ってる?
昔からの言い伝えで、大量の鮎や魚が例年とは比べ物がないくらい沢山の数が戻って来た時は、大地震が起きると言われているんだよ。
今年は例年と比べて6倍の数の鮎が海から戻って来てるらしいの。
この言い伝えが本当に当たるかどうかは分からないけど、実際に災害にあったらどうするつもり?
ただ、助けを待つ?
それとも、皆んなと力を合わせて苦境と戦う?
自分達の欲しか考えていない人間たちが、私たち一般市民のことを助けると思いますか?
貴方の命を守るのは、貴方です。
貴方の家族の命を守るのも、貴方です。
私たちの命を守るのは、私たち!
私たちの世界を守るのも、私たち!
もう、答えは見えてるでしょう?
私たち自身でこの世界を守り、動かしていかなきゃダメな時代が来たんだよ。
もっと早くから気づいていたら、、、
イタリアみたいに災害にあった時に、被災地に直ぐに、6人で住める大きな冷暖房完備のテントを送れたかもしれない。
被災地の人たちに直ぐに提供できるシステムが機能していたかもと思うと歯がゆい。
税金ってそういう災害の時のために使われるべきなんじゃないの?
それこそ、平和な国への第一歩なんじゃないのかしら。
The Walking Deadの世界は作り物かもしれない。
でも描かれているのは、普通の人々の生き様だ。
ウォーカーこそいれど、その異質なものをどけたら、今の人間社会と変わりない。
むしろ、現代社会を嘲笑ってるかのようにリアルな愛憎劇だ。
私たちは、フィクションだからと馬鹿にしてはいけないのよ。
これも人間社会の側面と考え身を引き締めた方が良い。
何やかんや言って、今まで生きてきた大人だったら、サバイバルして来たでしょう?
今の時代、子供だって戦ってるわ。
他人事と思わないこと。
自分達の命は、自分達で守り、
助けを必要としている同胞がいたら、どんな微力であろうと動けば必ずに助けになるから助ける。
なぜなら、私たちが、私たちこそがこの世界に生きているのだから。
無茶苦茶な世紀末が来ないように。
情報操作されずに、真実を見つめよう。
動き出そう!
この命ある限り…
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