秋になったと思ったら、今日は30℃になるとは!皆さんも体調を崩さないように気を付けて下さいね。
こんなご時世だから皆んな大変。情報も錯乱してるから、どれを信じて良いかわからなくて不安な人も多いだろう。
Lyraの周りでも落差があって、ワクチン絶対に受けないと言う人もいれば、受けないつもりだったが、職域摂取しないと仕事が出来なくなるから打つとか、予約なしでバンバン受けれるから一応行った、と言う人がいるかと思ったら、予約できなくて困ってる、子供が抽選外れた、と心配してる人も。
Covid-19を予防しなきゃいけないし、生活もある。撃退出来る薬が出来るのはまだ先の先。通常薬が認められるのに5年程、臨床実験等するのが流行ってから半年後から打ち始めたりと異例なことばかり。不安な気持ちを抱くのも無理もないよね。
個人的な意見だから気にしないで欲しいけど、ワクチンは打つべきかな、と思う。賛否両論あるし一概には言えないけど、前から話してるように4〜5年前に見たドラマとマジで同じ事象だから、(フィクションだと理解している上で) Lyraはあのドラマみたいに、ワクチンのせいで〇〇になるとか、根本的には効かないとは感じてる。でも打つのは、愛する人にうつしたくないから。あと自分が体が弱いタイプであるし、主治医全員から打つべきと言われてるのもある。
全くこんな事が起きるなんて2年前では、TVの中だけの事だったのに…。
不安な気持ち、今の自分達、がどうなるか分からない想いを歌ってる曲を久しぶりに聴いて、胸がスーッと引き寄せられたから今日Lyraは取り上げよう。
ひんやりした声質が魅力のSam Fender。彼が歌うと悲惨な事が、淡々と語られていて皮膜感があるから悲壮感がない。
突然、脅威は降って湧いてくる。
ただね今、死んでも良いって思えたから不思議。体が痛くなるのとかそれは辛いけど、それ以外はメチャクチャ楽しいからだ。
特にこの5年間ずっと幸せ。
今なら幸せなままイケル。
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ノース・シールズ、タイン・アンド・ウィアー出身のシンガーソングライター Sam Fender サム・フェンダ(1994年4月25日 – )。
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激動の子供時代を過ごしたのち、歌い始め、大学卒業後にスカウトされてこの道へ。
今日Lyraが和訳するのは、2019年3月5日ポリドールレコードからリリースしたデビューアルバム『Hypersonic Missiles』の5番目のシングル【Hypersonic Missiles】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!
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“Hypersonic Missiles” is a song performed by English musician Sam Fender. The song was released as a digital download on 5 March 2019 by Polydor Records as the fifth single from his debut studio album Hypersonic Missiles. The song peaked at number 48 on the UK Singles Chart. The song was written by Sam Fender and produced by Bramwell Bronte.
=Hypersonic Missiles=
[Verse 1]
Dutch kids huff balloons in the parking lot
The Golden Arches illuminate the business park
I eat myself to death, feed the corporate machine
I watch the movies, recite every line and scene
God bless America and all of its allies
I’m not the first to live with wool over my eyes
[Verse 2]
I am so blissfully unaware of everything
Kids in Gaza are bombed and I’m just out of it
The tensions of the world are rising higher
We’re probably due another war with all this ire
I’m not smart enough to change a thing
I have no answers, only questions, don’t you ask a thing
[Chorus]
All the silver tongued suits and cartoons that rule my world
Are saying it’s a high time for hypersonic missiles
And when the bombs drop, darling
Can you say that you’ve lived your life?
Oh, this is a high time for hypersonic missiles
[Verse 3]
Cities lie like all across the world
A cancer eating mankind hidden in our blindside
They say I’m a nihilist ‘cause I can’t see
Any decent rhyme or reason for the life of you and me
But I believe in what I’m feeling, and I’m firing for you
This world is gonna end, but till then
I’ll give you everything I’ve got
I’ll give you everything I’ve got
[Bridge]
Oh, oh, oh, oh
Oh, oh (C’mon)
[Chorus]
All the silver tongued suits and cartoons that rule my world
Are saying it’s a high time for hypersonic missiles
When the bombs drop, darling
Can you say that you’ve lived your life?
Oh, this is a high time for hypersonic missiles
[Outro]
They all do the same, only their names change, honey
You can join their club if you’re born in to money
It’s a high time for hypersonic missiles
And, oh, this is a high time for hypersonic missiles
And, oh, this is a high time for hypersonic missiles
Oh, this is a high time for hypersonic missiles
オランダの子達は駐車場で
スーッ、ハーッて風船を膨らます
マック(マクドナルド)のネオンサインは
産業地区を照らしてる
俺は自分自身を食べて死に
企業の機械に餌をやるんだ
俺は映画を見る
それも全部のセリフと場面を
暗唱出来るくらい見たやつをさ
神はアメリカと
そのすべての同盟国を
祝福する
俺は騙されたまんま生きていく
最初の人間じゃないよ
俺は全てを知らなくて
この上なくとっても幸せだな
ガザ地区の子供たちは爆撃されてるのに
俺はうまい具合に外れた場所にいるし
世界の緊張が高まっている
俺たちはおそらく
この全ての怒りと戦う別の戦争の産物だろ
一つのことを変えることも出来ない
俺はバカさ
何の答えも持たないし
ただ質問ばかりならあるぜ
それが何だか聞きたくねぇの?
俺の世界を支配するすべての
雄弁なスーツ野郎達と漫画が
極超音速ミサイルを
打ち上げる潮時だって言ってるぜ
そしてミサイルが落ちる時にさ
愛しい君よ
君は自分の人生を
生きて来たって
言うことができるのかな?
オオ
これこそ超音速ミサイルの打ち上げには
うってつけだよ
街は世界中で蔓延している
腫瘍のようだぜ
癌は俺たちの弱点をつく
隠された人類を食ってるのさ
そいつらは俺が皮肉屋だって言う
だってどんなまともな韻も
俺や君の人生の意味すらも
わかっちゃいないからさ
でも俺は自分が感じた感覚を信じてるぜ
君を攻撃していることもね
この世界は終わろうとしている
でもそれまで
俺が持っているすべてのものを
君にあげよう
オオ
持っている全てのものを
君にあげよう
オ、オ、オ、オ
オ、オ (やっちまえ)
俺の世界を支配するすべての
雄弁なスーツ野郎達と漫画が
極超音速ミサイルを打ち上げる
潮時だって言ってるぜ
そしてミサイルが落ちる時にさ
愛しい君よ
君は自分の人生を生きて来たって
言うことができるのかな?
オオ
これこそ超音速ミサイルの打ち上げには
うってつけだよ
アイツらみんな同じことばっかやってるな
名前が変えてあるだけだろ、ハニー
君がお金にハマってるなら
君は彼らのクラブに参加することができるよ
それこそ超音速ミサイルの
打ち上げる潮時だってことさ
そしてオー
これこそが超音速ミサイルの打ち上げに
うってつけなんだ
そして
それこそ超音速ミサイルの
打ち上げる潮時だってことさ
そしてオー
これこそが超音速ミサイルの打ち上げに
うってつけな時なんだ
Songwriter: Sam Fender
Translator: Lyra Sky 和訳
このミュージックビデオには、イングランドの若者らしい姿が描かれているが、景色からしたら、アメリカの郊外の子達みたい。
どちらも知っているだけに、今のTeen達の姿を漠然と描いていて何ともやるせない。流されるまま…。
可哀想過ぎる、、、と言っても、本人達は気にもしていないし、可哀想だなんて同情されたくないと言うだろう。
Sam Fender自身が色々あった人。だから、温かみのない人に出会ったり、ひどい仕打ちを受けたりしたから、達観としていている歌詞を描いてしまう…多分そう。でも、本人は「そんなことはない」と言うだろうね。
Samは、見た目も冷静で無表情。そして全てを見透かしたような眼差しが悲しげで。
でも冷静なルックスとは違い、ニューカッスルユナイテッドFCのファンだ。フーリガンではないが熱狂的。イングランドの男子っぽいね。
かと思うと【 Break Up With Your Girlfriend、I’m Bored】のAriana Grandeのビデオに出演するように頼まれたのに、同じ日に自分のシングル【Play God】のビデオを撮影していたため、断っていたり、と冷静さもある。Ariana のこの曲は、このブログでも和訳解説したが、熱いラブソングで大ヒットしたから出ていたら、もっと早くブレイクしたかもしれないけれど。
二面性がある人。誰でもそうだけれど作品にわかりやすく出ている人だと思う。投げやりに言ったかと思うと、繊細に発言する。
後にライブラウンジで、この曲をカバーしている。Samはノースシールズのローライト居酒屋でも。
=Sam Fenderについて=
Samuel Thomas Fenderサミュエル・トーマス・フェンダーは1994年4月25日にノースシールズ、タインアンドウィアにて、アランとシャーリーフェンダーの元に次男として生まれた。彼より10歳年上の兄弟Liam がいる。
Samは激動の子供時代を過ごしたと言っていいだろう。母親は8歳の時に出て行き、10代の頃に継母によって父親の家から追い出されてしまう。
その後母親と一緒に戻って来た。彼はジョンスペンスコミュニティ高校とウィッリーベイ高校のシックスフォームカレッジに通い、ここでバンドメイトのJoe Atkinson ジョーアトキンソンと一緒に出会う。
大学時代と大学卒業後、彼は多くの仕事をしていた。コールセンター、レストラン、その中で地元のパブで働いていた。2013年地元のパブで演奏していたところを、Ben Haward のマネージャーOwen Davisに見出され、マネジメントを受けるようになった。
2013年中、Sam はBen Haward や Willy Mason を含む多くのアーティストをサポートする全国で一連のギグに同行。その後、20歳の時Samは生命を脅かす可能性のある病気と診断され、その直後に父親はフランスに移住。2年の月日を費やした。
因みに彼の父であるAlan 、兄弟であるLiame、両方ともシンガーソングライターである。兄Liamは、ドラムやピアノも演奏し フェンダーは10歳のときにギターを弾き始め、14歳で曲を書き始める。
2011年、イギリスのドラマシリーズVeraのシーズン1にLuke Armstrong役で出演、2012年にはWolfbloodのシーズン1、エピソード6に、Dean役で出演した。
音楽の影響
兄弟のLiam からアルバム「明日なき暴走」、「闇に吠える街」、「グレイス」を紹介された後、Bruce Springsteen ブルース・スプリングスティーンとJeff Buckley ジェフ・バックリーの影響を受けた。14歳で曲を書き始めた彼は兄のオープンマイクナイトで演奏を始め、15歳のときに最初のバンドを結成。
2010年、バンドはMatty Healy が裁判官を務めたティーンエイジ・キャンサー・トラストのコンテストに参加し、優勝。Samは、TVドラマシリーズヴェラの2011年のパイロットエピソードとCBBCファンタジーシリーズウルフブラッドの2012年のエピソードに出た。
病との戦い
彼自身と彼の母親を経済的および生活的状況から抜け出すために「うまくやろうと必死だった」ので、彼が人気があると思う曲を書こうとしたと語っている。
Samは、大きな健康上の恐怖を抱え、死の可能性に直面することで、彼の人生観が変わったと語った。彼の回復は彼の作詞作曲の努力に再び焦点を合わせ、彼は彼自身のために作曲を始めたと言う。リリースし続けた多くの曲を書いたのはこの時期からだ。
2018年、BBCのSound of 2018に選出。
2019年、ブリット・アワードの批評家賞(Critic’s Choice)を受賞。声帯の不調のため、グラストンベリー・フェスティバルへの出演をキャンセルせざるを得なかったが、数ヶ月後、回復した後にハイド・パークでのコンサートでボブ・ディランとニール・ヤングのサポートを務める。同年9月13日には、1stアルバム『Hypersonic Missiles』を発表した。
ラブ・ソングは少なく、政府による監視、フェイク・ニュース、セクシュアル・ハラスメントといった政治的な問題を取り上げることが多いが、死生観や人間関係における諦めが見れるのは死にそうな経験や生きていけなくなる困窮にやるものか?
【Hypersonic Missiles】
【Hypersonic Missiles】は、UKシングルチャートの48位。曲はSamFenderによって書かれ、プロデュースは、BramwellBronte。
ミュージックビデオは、2019年4月4日に最初にYouTubeにリリースされ、プレスリリースで、曲の名前が「音速の9倍の速度で移動する新しく開発されたロシアのミサイル」に触発されたと説明している。
彼はこの曲を説明する際に、「多くの点で、非正統的なラブソングです。その主な焦点は、完全なブリキのホイルの帽子屋であるナレーターの周りの世界にあります。彼らは、世界が最後の足にあると確信しています。彼らは、不正に満ちていますが、完全に無力であり、消費主義の成果に絶望的に夢中になっている間、それを変えるために必要な知性を欠いていると感じています。すべての混乱の中には愛と祝いがあります。何が起こっても、この2人は、自分たちの世界を動かしている暴君に関係なく、またこれらの「超音速ミサイル」からの差し迫った破滅に関係なく、クソ楽しい時間を過ごすだろうという考え。歌詞は、ガザでの爆撃、世界的な政治における緊張の高まり、そして企業の機械に言及しています。」
歌詞は、ガザでの爆撃、世界的な政治の緊張の高まり、そして企業の機械に言及しているのでこの説明は、非常に納得のいくものだが、世間の印象とは違いやはりラブソングなのだ。
それにSamの経験したことから「労働者階級闘争の叙情性と彼のビネット」のためにBruce Springsteen との比較をしたのかな?とも思われる。
「音速の9倍程度で移動する新開発のロシアのミサイル」に触発されたものであり、曲の主人公は「ブリキのホイルハッター」と言うのも不思議な国のアリスに引っかけていてGoodな解説じゃないか。
Sam Fenderは、同世代の、皆の気持ちを皮肉を込めて書くのが上手い。
同アルバムの【TheBorders】は、幼馴染?の様な男子たちが、別々に歩まなければならなくなる成長のストーリーである。嘘偽りのない「今」を語っている。
彼が大人になった時、皮肉屋で繊細で、怒りに満ちていながら、俯瞰でモノを見れる思考はどうなるのかな?と期待している。
詞だけを聞くとLyraはThe Roostersの【CMC】を思い出してしまう。世界観が似ているのだ。淡々と悲惨な状況を語るところが似ている感じがする(あちらはBeachだとか言わんといて〜)。
こちらはCMCよりTeenager、今の若者の孤独感に根ざした歌詞と言う所が違うけど。
逃げ惑う人々の中で、傍観者は冷静。
きっと周りの人間たちは、音速で動いていて2人には、何も見えないだろう。
見えるの私達だけ。
君の顔が見えるよ。
ミサイルが落ちてくる。
今日は死ぬのにはうってつけな日じゃない?
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A music video to accompany the release of “Hypersonic Missiles” was first released onto YouTube on 4 April 2019.
Fender began writing songs at the age of 14, being influenced by Bruce Springsteen and Jeff Buckley, after being introduced to the albums ‘Born To Run’, ‘Darkness On The Edge Of Town’, and ‘Grace’ by his brother. He started to play at his brother’s open mic nights and formed his first band when he was 15. In 2010, the band entered a Teenage Cancer Trust competition, where Matty Healy was a judge, and won. Fender acted in the 2011 pilot episode of the ITV drama series Vera and a 2012 episode of the CBBC fantasy series Wolfblood. When he was about 18 he began performing paid gigs at restaurants.
In 2013, Fender was spotted performing in the pub where he worked by Ben Howard’s manager Owain Davies, who took him on as a client.Throughout 2013, Fender played a series of gigs across the country supporting a number of artists including Ben Howard and Willy Mason. Fender then took two years out for health reasons.
Fender has said that prior to this time he tried to write songs that he thought would be popular as he was ‘desperate to do well’ to get himself and his mother out of their financial and living situation. However, Fender said that having a major health scare and facing the possibility of death changed his outlook on life. His recovery refocused his songwriting efforts and he began to write songs for himself. It was out of this period that Fender wrote a number of the songs he went on to release.
In a press release, Fender explained the name of the song was inspired by a ‘newly developed Russian missile that travels at something like nine times the speed of sound’. When describing the song he said, “In many ways, an unorthodox love song. Its main focus is on the world around the narrator, who is a complete tin foil hatter. They are convinced the world is on its last legs; they know that it is rife with injustice but feel completely helpless and lacking the necessary intelligence to change it while remaining hopelessly addicted to the fruits of consumerism. Amongst all the chaos is love and celebration, there is this glimmer of hope that runs through the song, a little notion that no matter what happens, these two people are gonna have a fucking good time regardless of the tyrants that run their world, and regardless of the imminent doom from these ‘Hypersonic Missiles'”. The lyrics makes reference to the bombings in Gaza, rising tensions in global politics, and the corporate machine.
Hypersonic Missiles drew heavy comparisons to Bruce Springsteen due to Fender’s “lyricism and his vignettes of working-class struggle.” Many also drew comparisons to The Killers and Jeff Buckley blending elements of Americana, post-punk and pop rock. The title track was described by Fender as being inspired by a “newly developed Russian missile that travels at something like nine times the speed of sound” as well as describing the song’s protagonist as being a “tin foil hatter.” The track “The Borders” was described by Fender as his favourite and most personal song on the album and describes the “story of two boys growing up together and then going their separate ways.”
Personnel
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Additional personnel
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Backing band members
- Dean Thompson – lead guitar
- Tom Ungerer – bass guitar
- Joe Atkinson – keyboards, synthesizers, guitar
- Drew Michael – drums
- Johnny “Blue Hat” Davis – saxophone
Discography
Studio albums
- Hypersonic Missiles (2019)
- Seventeen Going Under (2021)
Extended plays
- Dead Boys (2018)
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