Grungeの曲や似たようなバンドを目にすると、Lyraの頭の中には大好きだったChris CornellのSound Gardenや NirvanaやStone Temple Pilotsやら
Alice In ChainsなどのGrunge Bands の歌たちが回ってしまいます。
で、今日はその中で1番日本でマイナーなバンド。でも歌のメロディがグランジの美しさを表してるバンドを和訳したの。
地味すぎちゃってどうしょう?
なんだけど音が良いのだ。
今日Lyraが紹介するのは【スクリーミング・トゥリーズ(Screaming Trees)】は、アメリカのロックバンド。
スポンサーリンク
1985年、シアトルから100マイルほど離れた小都市エレンズバーグにて、ゲイリー・リー・コナー(ギター)とヴァン・コナー(ベース)の兄弟を中心に、マーク・ラネガン(ボーカル、ギター)、マーク・ピッケレル(ドラムス)と共にスクリーミング・トゥリーズが結成。
1990年代始めのグランジシーンで人気を博した。
Lyraが和訳した曲は”Nearly Lost You”
一般のチャートにもランクインした彼らには人気を決定づけた曲。
アルバム『Sweet Oblivion』に収録されている曲であり、前にも話したグランジシーンを題材にした青春映画『Singles』のサウンドトラックにも収録されています。
((click to amazon ↓↓) 6th Studio Album”Sweet Obilvion“ [CD] クリックしてアマゾンへ↓↓
良くヘビロテしましたわ、このサントラは。
何か書いたりしてる時に聴くと気分が上がる曲がいっぱいのサントラ。
(click to amazon↓↓) “Singles” [blu-ray] クリックしてアマゾンへ↓↓
でも、実際は無茶苦茶、歌詞が暗〜い。^_^
しかし、メロディも音も良い粒揃いの曲たち。
その中でも1、2番目くらい頭に残る、口ずさみたくなる曲がこの、『Nearly Lost You』なの。
Lyraが和訳したので読んでみて、その後のMusic Videoも見てね。
= Nearly Lost You =
Did you hear the distant cry
Calling me back to my sin
Like the one you knew before
Calling me back once again
I nearly, I nearly lost you there
And it’s taken us somewhere
I nearly lost you there
Let’s try to sleep now
遠くの方で叫んでるのを聞いたかい?
俺の罪を呼び戻す声さ
昔、君が知っていた人間のようだよ
また俺を呼び戻す声がしている
殆ど、俺はもう君をあそこで失ったんだ
俺たちを何処かへ連れて行った
そこで君を失ってしまったんだ
今はただ一緒に眠りにつこう
Drag me far enough to know
I’m blind every mile that you burn
There’s a rider that’s fallen and
It’s clear there’s no time to return
I nearly, I nearly lost you there
And it’s taken us somewhere
I nearly lost you there
Well let’s try to sleep now
わかるまで俺を引きずり回せよ
君が傷ついた道のりには気がつかない俺
人生の落伍者がここに1人
もう帰る時間がない事は明らかだよ
殆ど、俺はもうあそこで君を失ったんだ
俺たちを何処かへ連れて行った
そこで君を見失ったんだ
そうだよ、今はただ一緒に眠りにつこう
スポンサーリンク
Did you hear the distant lie
Calling me back to my sin
Like the one you knew before
Calling me back once again
I nearly, I nearly lost you there
And it’s taken us somewhere
I nearly lost you there
Well let’s try to sleep now
I nearly lost you there
I nearly lost you
I nearly lost you there
I nearly lost you there
I nearly lost you there
Oh yeah, oh yeah, yeah oh
Nearly lost you there
とんでもない嘘をつくのを聞いたかい?
俺の罪を呼び戻す嘘さ
昔、君が知っていた人間のようだよ
俺の事をまた呼び戻そうとしてる
殆ど、俺はもうあそこで君を失ったんだ
俺たちを何処かへ連れて行った
そこで君を見失ったんだ
そうさ、今はただ一緒に眠りにつこう
殆ど、俺はもうあそこで君を失ったんだ
そこで君を失ったんだ
君を見失った
そこで君を失ったんだ
そこで君を失ったんだ
そこで君を失ったんだ
ああ、そうさ、ああ、そうさ
そこで君の全てを失ったんだ
Gary Conner / Mark Lanegan / Van Conner
Nearly Lost You 歌詞
和訳:Lyra Sky
とても悲しげだけど美しいメロディ。
それに悲しい歌詞が乗る。
Grungeの特徴だ。
クリスコーネルが彼らのプロデュースしたのもわかる。美しさがあるからだ。
悲しみや涙や死や裏切りを歌うのがGrungeだし、怒りを表したり負のイメージが強い歌詞が多いのもGrungeだ。
その人間の負に、Grungeは激しくも美しいメロディが乗るからLyraは未だにGrunge Bandsが好きなんだ。
このScreaming Treesの歌詞は、悪癖に苛まれている人間の歌だ。
悪い事をすると一生ついて回ると言うアレだよ。
この曲の主人公は、廃墟と化した場所で逃げ隠れしてるイメージがプンプン匂って来て、Lyraにはそこでオーバードーズで死んで行く人が見える。
万が一、助かったとしても明るい未来はこない、、、
そんな悪いクセや、悪い仲間、悪い仕事とは縁を切れ。
そうしないと明るい未来は絶対に来ないのだよ。
だから、逆に悪い常用癖や、悪いことから逃げ出せば明るい未来が来るんだよ。わかってくれる?
だが、この曲の主人公は逃げ出さない。
逃げたのかもしれないけれど、過去の自分が蘇って来て抜け出せなくなっている。抜け出せば良いものを、、、。
愛があれば救われる。
Lyraは信じている。
この意見には賛否両論あるでしょう。
しかし、
結局、悪い泥沼や苦しいアリ地獄から抜け出せる術は、愛だけだ。
人を思いやること。
その心。
シンプルなことだ。
Grungeの音やアートやバンドは素晴らしい。
ただ、その世界の裏側は決して行ってはいけない。
万が一行ったならば、早く抜け出さないと後戻りができなくなるよ。
この歌詞の主人公みたいに傍観するだけではダメだ。ましてや現実逃避で寝てしまったり(笑)、死んではいけない。
人を失う悲しみを知った貴方ならばわかるだろう。
わからない?
ならば、自分を愛し、家族を許し愛すことからしてみようか。
人でも動物でも植物でも、生命があり、いつの日か朽ちて行く運命にある暖かい温もりや息吹を感じてみようか。
それが出来るアナタならば大丈夫!
Grungeの渦に巻きこまれることなく、自らの足で立っていられるから。
【追記】まさかこんな形で、この記事を書いてから4年後に追記することになるとは思わなかった…。VocalのMarkが亡くなった。重度のヘロイン患者だった1990年代から2000年代があっただけに、大好きなヴォーカリストだから復活を願っていたが、なかなかcomebackしないから、心配していたら、まさかのコレまたLyraが大好きな Queens Of The Stone Age のパーマネントメンバーではないが、よく参加するようになって喜んでいたのに。また彼自身のバンドを見たいと願っていたら今朝亡くなったと知った…。まさかのアイルランド🇮🇪 で。昨年Markは、Covid-19に苦しんだ時期があり、死を彷徨っていたが生還!生き返ったのでもうこんなことが起きるなんて思いもよろず、ショックがデカいです。2022年2月22日の朝、アイルランドのキラーニーにある自宅で亡くなったらしいから家族と一緒なら、、、まだ良かったのかも。57歳…ご冥福をお祈りします。詳しいことは、また別記事で書きます。
Mark Lanegan, You’re so great singer! R.I.P.
xxx Lyra
スポンサーリンク
= Screaming Trees =
スクリーミング・トゥリーズ
出身地 アメリカ合衆国 ワシントン州 エレンズバーグ
ジャンル オルタナティヴ・ロック
グランジ
ネオ・サイケデリア
活動期間 1985年 – 2000年
レーベル Velvetone、SST、サブ・ポップ、エピック
公式サイト screamingtrees.net
メンバー マーク・ラネガン
ゲイリー・リー・コナー
ヴァン・コナー
バレット・マーティン
旧メンバー マーク・ピッケレル
1980年代
1985年EP『Other Worlds』をリリースし、翌1986年1月に1stアルバム『Clairvoyance』を発表。サイケデリック・ロックとハードロックを混ぜ合わせたサウンド。SSTレコードのオーナーであるグレッグ・ギンの目に留まり、バンドはSSTと契約。
1987年3月に2ndアルバム『Even If and Especially When』をSSTよりリリースしライブツアー。
1988年5月に3rdアルバム『Invisible Lantern』、1989年10月に4枚目のアルバム『Buzz Factory』をリリース。
1990年代
1990年にバンドはエピック・レコードと契約、1991年1月に5枚目のアルバム『Uncle Anesthesia』をリリース。プロデュースはサウンドガーデンのクリス・コーネルが行った。
アルバム収録のシングル「Bed of Roses」がモダン・ロック・トラックスチャートで23位を記録し、バンドは本シングルで初めてチャートインを果たす。
アルバム売り上げも以前よりは上がったが、バンドの人気はカルト的なものに留まった。アルバムリリース後にヴァンはダイナソーJr.のライヴツアーに参加し、女性ベーシストのドナ・ドレッシュがツアー・ベーシストを務めた。またドラマーもピッケレルからバレット・マーティンに替わった。
(click to amazon↓↓) 6th Studio Album “Sweet Oblivion” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓↓
1992年9月に6枚目のアルバム『Sweet Oblivion』をリリース。全米141位を記録し、ビルボードに初のチャートイン。アルバム収録のシングル『Nearly Lost You』はモダン・ロック・トラックスの5位、全英50位に入るなどバンドは遂にブレイクを果たす。『Sweet Oblivion』はアメリカ国内で30万枚以上を売り上げたが、アルバムリリース後のツアーでメンバー間の緊張状態が高まり、ツアー後にバンドは活動休止を宣言する。1994年にラネガンは2ndソロアルバム『Whiskey for the Holy Ghost』を発表した。
1995年始めにバンドは活動を再開、オーストラリアへ向かいビッグ・デイ・アウトに出演した。
翌1996年6月に7枚目のアルバム『Dust』をリリース。全米134位,リリース後のツアーではカイアス、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムがリズムギターで参加した。
ツアー後にバンドは再び活動を休止させ、1999年に活動を再開しデモを制作、2000年にはサプライズのショーを行いレーベル契約へのアピールを行ったがうまくいかず、同年にバンドは解散した。
解散後の2011年に、1998年から1999年にレコーディングされた未発表音源を収録したアルバム『Last Words: The Final Recordings』をリリースした。
Members
最終的なメンバー
マーク・ラネガン(Mark Lanegan) – ボーカル、ギター (1985年 – 2000年)
ゲイリー・リー・コナー(Gary Lee Conner) – ギター (1985年 – 2000年)
ヴァン・コナー(Van Conner) – ベース (1985年 – 2000年)
バレット・マーティン(Barrett Martin) – ドラムス、パーカッション (1991年 – 2000年)
元メンバー
マーク・ピッケレル(Mark Pickerel) – ドラムス (1985年 – 1991年)
ツアーメンバー
ドナ・ドレッシュ – ベース (1988年、1991年)
ショーン・ホリスター – ドラムス (1991年)
ダン・ピータース – ドラムス (1991年)
ジョシュ・オム – ギター (1996年 – 1998年)
= Discography =
アルバム
Clairvoyance (1986年)
Even If and Especially When (1987年)
Invisible Lantern (1988年)
Buzz Factory (1989年)
Uncle Anesthesia (1991年)
Sweet Oblivion (1992年)
Dust (1996年)
Last Words: The Final Recordings (2011年)
コンピレーション・アルバム 編集
Anthology: SST Years 1985–1989 (1991年)
Nearly Lost You (2001年)
Ocean of Confusion: Songs of Screaming Trees 1990–1996 (2005年)
EP
Other Words (1985年)
Beat Happening/Screaming Trees (1988年)
Something About Today(1990年)
Winter Songs Tour Tracks (1991年)
シングル
“Bed of Roses” (1991年)
“Nearly Lost You” (1992年)
“Shadow of the Season” (1993年)
“Dollar Bill” (1993年)
“All I Know” (1996年)
“Dying Days” (1996年)
“Sworn and Broken” (1996年)
スポンサーリンク