春よね〜。
しかし夜は7℃以下になったりするから「まだダウンコートいるかな?」って考えたりしながら(今年は出番は2〜3回だったかも)、買ったまま勿体なくて着ていなかった Band Tがメチャあるので整理していたら、このバンドを思い出してしまった。
「Honey’s DeadのTシャツ気に入って、やたら着ていたなぁ」と思い出したら懐かしくてCD全部聞いてしまった。
今日は彼らのアルバムの中で、転換期に当たるサウンドを持つ作品から、Lyraが1番好きな曲を和訳しましょう。
数年前にこのブログで「1番好きな曲」と紹介したまま和訳するの忘れてたの。
The Walking Deadのジーザスが死ぬ前に聴いていた曲や (→ 【April Skies】和訳 Jesus’ listening to The Jesus & Mary Chain ウォーキングデッド使用曲や、
【ロスト・イン・トランスレーション】で(→ サブカルのお姫様パンツ一丁になる ネタバレ感想あらすじ Lost In Translation)
ラストで流れていた曲を和訳していたら、スッカリよ。忘れてごめんね、Leid Bro〜!
これ聴いてエアロビしたら、上がらない足も垂直で上がるかもよ。
そんなハイな曲です。
今日Lyraが和訳&解説するのは、スコットランドで結成されたロックバンドジーザス&メリーチェイン The Jesus and Mary Chain ジーザス&メリーチェイン。は、通称ジザメリ 又は JAMC。
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1980年代半ばからパンク、ノイズ、ポップを融合したサウンドは、シューゲイザーと呼ばれ(日本のみ)、このジャンルの代表的なバンドである。
“ピクシーズ” などのフォロワーのオルタナティヴ・ロックバンドに影響を与え、現在も愛されているバンドだ。
1999年から解散状態だったが2007年に活動を再開。
今日Lyraが和訳する曲は、1989年11ガツリリースの 3rdスタジオアルバム『Automatic』から【Head On】。
詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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“Head On” is a song written by Jim Reid and William Reid of the Scottish alternative rock band The Jesus and Mary Chain. It was originally recorded for the group’s 1989 album Automatic and was released as a single in November 1989.
=Head On=
[Verse 1]
As soon as I get my head ‘round you
I come around catching sparks off you
I get an electric charge from you
That secondhand living, it just won’t do
[Pre-Chorus]
And the way I feel tonight
Oh, I could die and I wouldn’t mind
And there’s something going on inside
[Chorus]
Makes you want to feel, makes you want to try
Makes you want to blow the stars from the sky
I can’t stand up, I can’t cool down
I can’t get my head off the ground
[Verse 2]
As soon as I get my head ‘round you
I come around catching sparks off you
And all I ever got from you
Was all I ever took from you
[Pre-Chorus]
And the world could die in pain
And I wouldn’t feel no shame
And there’s nothing holding me to blame
[Chorus]
Makes you want to feel, makes you want to try
Makes you want to blow the stars from the sky
I’m taking myself to the dirty part of town
Where all my troubles can’t be found
俺の頭ん中がお前で一杯になったら
直ぐに
お前から放たれる火花を捕まえに
会いに行くよ
お前から充電してんのさ
中古生活してるお前
それは俺はしないけどね
そして今夜の俺の気持ち
ああ死んでも良いぜ
俺は気にもしねぇ
だって俺の中で
何かが始まってるんだからさ
お前を感じさせてぇ
やる気にさせてぇ
空から星を吹き飛ばしてやりてぇよ
立ち上がれない
冷静になんてなれない
お前が頭から離れねぇんだよ
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俺の頭ん中がお前で一杯になったら
直ぐに
お前から放たれる火花を捕まえに
会いに行く
お前から得たもの全ては
お前から取ったこれだけさ
痛みで世界は死んじまうかもな
俺は恥ずかしいなんて思わない
俺を責めるものなんて何もないが…
お前を感じさせてぇ
やる気にさせてぇ
空から星を吹き飛ばしてやりてぇよ
俺は町の汚い片隅に
自分自身を連れて行くよ
俺の悩みが全部
見つからないところへと
Songwriters: Jim Reid, William Reid
Translator: Lyra Sky 和訳
キラキラポップでしょう?
すっごくこの曲が好きで、何千回も聴いて来たからか、今ではこの爆音の中に身を置くと、凄く落ち着くの。
しかし初めて聴いた時は、「フィードバック・ギターとポップなシンセがこんなに合うなんて、凄い発見をした人達」と思ったものだ。
ファンの間では2ndの方が人気みたいだが、Lyraは完璧にこの3rdだお気に入りだ。
Pop過ぎてジーザスじゃないみたいと言う声も聞いたが、Lyraには、貫き通すこのアルバムのエネルギーが、良い意味でも悪い意味でもパワフルだから好きなの。
いま聞いても新しくてフレッシュ(旬な)パワーがある。
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【Head On 】は、JimとWilliamのLehid 兄弟が書いた曲。
1989年のアルバムAutomaticで録音され、1989年11月にシングルとしてリリースされた。
AllmusicのDeniseSullivanは、この曲を「ジョイディヴィジョン/ニューオーダーの伝統における青写真のポストパンク」と表現している。
この曲はシンセベースとドラムマシンが作品の要だ。
勿論ウィリアムのギターのノイズは覚醒するくらい良い音で、曲をより攻撃的にしたり、夢みがちにしたりする常用な役割を担っている。
だが、一聴して今までと違うのは、ドラムやシンセで特徴的だ。
ドラムは、ポップの影響を受けていて、新しい波のビートを刻む。
その分、前作のギターフィードバックのレイヤーを欠いているが、Willam によって提供された「1950年代スタイルのリフ」を特徴としているか面白い作品なのだ。
曲のスタイルも、現代版 (と言っても1989年だが) The Beach Boysのサウンドを感じさせるサーフロック。
新しさもオールドも感じる。
まるでここ2年くらいずっと続いているレトロ・フューチャーみたいだ。
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イギリスでは、4つの7 インチ・シングルを含む7種類違う形でリリース。
1つの7インチ・シングルはその週にリリースされ、そのうちの1つには、フルセットを収納するための段ボール箱がついていたと言う、手の込んだもの。
シングルはイギリスで57位。米国では、オルタナティヴラジオで多く放送されたため、カレッジ・ラジオで最も再生された曲をリストしたビルボードモダンロックチャートで、なんと2位になった。
この曲は他のいくつかのグループ、特に4番目のスタジオアルバムであるTrompe LeMondeのアメリカのオルタナティブロックバンドPixiesによってカバーされている。
コーラスのメロディーと歌詞は、Liz Phair が自作のガーリーサウンドテープのすすけたテープから4曲目の「スレーブ」で引用している。(今度、紹介しましょう。)
この曲をカヴァーしたくなる気持ちが凄くわかる。
良いメロディに良い歌詞に、勢いがあるサウンドが、気持ち良いからだ。
このままドスレートにプレイしたら最高に気分が良いし、アレンジしたらシンプルだから何にでも化けそうだ。
特にLyraは、この真っ向から攻めて行く感じが好きだ。タイトルもそうだから、全てにおいて「動」。ひたすら「動」。
だからエネルギーを貰える曲だとおすすめしたいのだ。
初めて聴いた時「何と前向きで行動的なJAMCなんだ!」と驚いた。
「お前をその気にさしてやっからな!」と勢いよくウチを走り出る姿(JimまたはWilliam の姿) が見えるようだ。
好きな子に会ったら火花が散るくらい眩い人なのでしょうね、、、恋をしたら誰でもそうだけど、2人で会ってるだけでパワー充電出来るもんね。
でも最後の最後で、あらら…
「悩んでいる俺を見せたくないから、街の片隅に隠れる」って歌詞が来てしまうので、「結局、ネガティヴ君は変わらない、、、いつもと同じ後ろ向きな人なのね」ってオチがついているのが、何とも悲しい。
最後の歌詞無ければ、これ「祭り」だよ。「恋祭り」って感じ。
好きなあの子を頭に浮かべるだけで頭に花火が上がってるよ、この主人公は。
打ち上げ花火の上がる彼女が好きで堪らない感じが、最高に燃える歌。
勢い良く打ち上がる花火はきっと綺麗だろう。
無表情に歌うJimに、俯いてギターを弾くWilliam。
あれは照れ隠しなんだろう。
だって恋愛沙汰で解散しちゃうくらい激しい内面を持っているのだから。
恋に溺れてしまう。
この可愛いメロディのようにハートは高鳴り、切り裂くギターのように頭はあの子でいっぱいで狂いそう。
走り出した先には、きっとデッカイ花火が打ち上がるよ。
それを2人でただ、眺めれば良いの。
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In the UK, it was released in seven different formats, including four 7″ singles. One 7″ single was released per week, and one of them included a cardboard box to house the full set.
The single reached #57 in the UK. In the US, it was broadcast a lot on Alternative radio, so it reached #2 on the Billboard Modern Rock chart which listed the most played songs on college radios. In Australia, the single peaked at #102 on the ARIA singles chart.
The song has been covered by several other groups, most notably the American alternative rock band Pixies on their fourth studio album, Trompe Le Monde. The melody and lyrics of the chorus are also quoted by Liz Phair in “Slave,” the fourth song from the Sooty tape of her self-produced Girly-Sound tapes.
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Denise Sullivan of Allmusic described the song as “blueprint post-punk in the tradition of Joy Division/New Order.” The song relies on a synth bass and a drum machine, latter of which provides a pop-influenced new wavebeat. While the song lacks the layers of guitar feedback of the band’s previous works, it features a “1950s-style riff,” provided by William Reid. The song’s style was also compared to the sound of Beach Boys.
Personnel
The Jesus and Mary Chain
- Jim Reid – vocals, guitar, synthesizer, drum programming, producer
- William Reid – guitar, synthesizer, drum programming, producer
Additional personnel
- Alan Moulder – engineer (“Head On”, “Drop”)
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