【Landslide Of Love / Transvision Vamp】和訳 Soda Pop Love 解説

「キラキラしたサウンドで、可愛らしいラブソングないかなあ」

乙女心を歌う曲を探していてTaylorにしようと思ったら前に紹介した 【Taylor Swift/ You Belong With Me】 (和訳 Can Bleachers Be Steady? 恋心)が1番で、最近の彼女のラブソングは強すぎてちゃう。

Arianaは、ついこの前【7 Rings / Ariana Grande】(和訳 Capitalism & Kindness 資本主義の愛とは )をやってしまったし「今はHip Hopの気分じゃないわ〜」と考えていたら、ふと思い出してしまった、イギリスのキラキラさん達。

懐かしいからCD 引っ張り出してきてヘビロテ中。

セクシーGirl が歌う可愛らしいラブソング。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ブライトンで結成、ロンドンからデビューしたポップロックバンド、Transvision Vamp トランスビジョンヴァンプ (1986-1991)。

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1983年イギリス、ブライトンのクラブでPatti Smith の歌を歌っていたWendy James ウェンデイー・ジェイムスにギターのNick Sayer ニック・セイヤーが声を掛け、一緒に曲を作るようになったのがTransvision Vampの始まり。

二人でデモ・テープを作り1986年にMCAと契約、バンド名「Transvision Vamp」でデビューする。

*Bandについてはこちら ↓ Transvision Vamp/ Baby,I Don’t Care 小悪魔とRockabillyは甘いSoda Pop味 和訳 Lyrics

今日Lyraが和訳する曲は、Transvision Vampの2枚目のスタジオアルバム1989年リリース『Velveteen』から、1月24日にシングルリリースされた曲【Landslide Of Love】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

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Landslide of Love” was the third single to be taken from Transvision Vamp’s second album Velveteen. It was a top 20 UK hit in 1989, spending five weeks on the UK Singles Chart and peaking at #14.

Transvision Vamp were a British alternative rock group. Formed in 1986 by Nick Christian Sayer and Wendy James, the band enjoyed chart success in the late 1980s and early 1990s with their pop/punk sound. James, the lead singer and focal-point of the group, attracted media attention with her sexually charged and rebellious image.

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=Lanslide Of Love =

Landslide of love
Tonight to stars are shining
But inside I feel I’m dying
And there’s no whisper in the wind
In my room I’m all alone
Waiting on the telephone
But I know it ain’t gonna ring
That ain’t the way it’s meant to be
Every hour so long and empty
But I know that it ain’t everything
Landslide of love you thrill me
Landslide of love you could kill me
Landslide you hit me from above
Landslide of love you keep calling
Landslide of love I keep falling
But I can never get enough
Landslide of love
A thousand times I’ve spared a thought
To all those whose hearts are torn
But it’s so far way from home
Right until the bitter end
Who believes it would fall on them
‘Till it cuts you to the very bone
Tragedy ain’t for me
I was born to be free
But there’s no escaping these chains
These chains of love
That will defy me
Like a power from above
These chains of love
Landslide of love you thrill me
Landslide of love you could kill me
Landslide you hit me from above
Landslide of love you keep calling
Landslide of love I keep falling
But I can never get enough
Landslide of love
Of love

愛の圧倒的勝利

星が輝くためにある夜だけど

私の心は死にそうなの

風が吹く中に囁く声もないの

部屋に私1人ぼっちで

電話を待っているの

でも、分かってる、鳴らないのはね

運命みたいには行かないわ

どんな時も、時は長く虚しいもの

でも、分かってる、それが全てじゃないって

 

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貴方が私をドキドキさせてくれる愛の圧倒的な勝利

私を殺すことも出来る貴方の愛の圧倒的な勝利

天から私を打ち負かす貴方の愛の圧倒的な勝利

貴方が呼び続ける愛の圧倒的な勝利

私が溺れたままの愛の圧倒的な勝利

でも、私は満足出来ないの

愛の圧倒的勝利

1000回も心が棘みたいな周りの人達に思いやりを持ったわ

でもそれって安らぎからは程遠いもの

苦い結末になるのは明らかね

誰が彼らに愛が落ちて来ると信じるの?

骨に染みるまで貴方を切り裂く

悲劇は私のものではないわ

私は自由になる為に生まれて来たんだもん

でも、この鎖から逃げることは出来ないの

だって、愛の鎖だから

貴方が私をドキドキさせてくれる愛の圧倒的な勝利

私を殺すことも出来る貴方の愛の圧倒的な勝利

天から私を打ち負かす貴方の愛の圧倒的な勝利

貴方が呼び続ける愛の圧倒的な勝利

私が溺れたままの愛の圧倒的な勝利

でも、私は満足出来ないの

愛の圧倒的勝利

 

Songwriter: Nicholas Christian Sayer

Translator: Lyra Sky 和訳

今、良く見てみると化粧濃いね、Wendyって。でも、なんか可愛いの。

多分、今流行りのCardi B.ならば(→【Please Me】Cardi B & Bruno Mars 和訳「Cardi Bについて」Cardi B ‘s History)ビッチて言う感じの、ちょい悪い子で可愛いって感じがLyraは好きなんかもね。

このビデオでサウンドは良くわかるけど、大好きなNickが見えんので、1989年のTV Showに出演した時のも載せておきます。

 

腰回す必要がないのに、回すWendy James 。Madonnaになりたかったのかも。

1989年8月3日らしい、このライブビデオだとNickが良く見れた。満足。

本当はBeat って番組のもあるはずだけど、あれは、アルバートホールかなんかのワンマンライブだから暗い画面になっているかもしれないから、今回はやめました。(好きなライブなの。また別の機会にね。)

イギリスの海辺の町、ブライトンのクラブで歌を歌っていたWendy にNickが声を掛けてバンドが始まったのも運命だよね。
色んなことが回り回って、自分にやってくるんだと思う。
音楽でも、映画でも、仕事でも、友人関係にしても、恋愛にしても夢も。
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1988年にファースト・アルバム『POP ART』をリリース。
1989年にリリースされたセカンドアルバム「Velveteen」は英国チャートでナンバーワン・ヒットになって、彼らは人気バンドに。
でも、1991年サードアルバム「Little Magnets Versus the Bubble of Babble」が英国国内では商業的には売れなかった。
アメリカで人気も出始めた矢先のことだったから非常に悔しい。
あのままStay していたら彼らはもっとビッグバンドになったと思う。
No Doubt より パンク魂があったから、売れたはずだよね。

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見た目がチョッピリ下世話な感じがしちゃうのは、やはり Wendy の蓮っ葉なギャルっぽさから来てるんだと思う。

でも、それもNick のおかげで成立したカワユサ、お下品さ、だったと感じるの。

だから、ロックをやるならば2人は離れては行けなかったな、と思う。

作詞作曲をほぽ全てしていたNick Sayerが書く詩の女の子は、Wendy が書けたかはわからないもの。

Nickの理想の子だったのか?リスナーが好きそうな親近感持てそうなイメージで作った子なのか? Wendy のそういう面を持つ姿を描いたのか?

きっと全部が上手い具合に詩の世界に投影されたのだと思う。

そして、Wendy もそんなキャラを演じるようになって、アイコンになったのよ。

だから、Elvis Costero プロデュースでは花開かなったんだ。

やっぱり、全ては収まる場所にいないとダメでということ?

NickだからWendy は魅力を出せた。
合うべき2人ね。
歌詞だけでなく、サウンドも最高だと思わない?
アイドルみたいな扱いもされていたみたいだけど、実際は、非常にクオリティが高い良く出来たサウンドだ。
初期はどパンクもあるけれど、パワーポップな音やハウスみたいな曲もあるし、Nickの音楽の引き出しの多さがわかる。
特に、50’s ぽさが溢れている曲が多い。
そのキャッチーなサウンドが、悲しげにも取れるラブソングを切ない恋心にしてくれてるみたい。
キラキラ輝く楽しい気持ちと、不安になる女の子の気持ちを可愛らしくポップにまとめているわ。
ソーダポップみたいな弾けた想いよ、飛んでけ。
キラキラ輝いて光る。
Fly, fly my heart like soda poppin’ to where I have to stay, to you.
あるべき場所に。

Band members

  • Wendy James: vocals (1986–1991)
  • Nick Christian Sayer: guitar, backing vocals (1986–1991)
  • Dave Parsons: bass, backing vocals (1986–1991)
  • Tex Axile: keyboards, sequencer, drums, guitar, backing vocals (1986–1991)
  • Pol Burton: drums (1986–1989)
  • James Piper: guitar, backing vocals (1989-1991)
  • Martin Hallett: drums, backing vocals (1989-1991)

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