Depeche Mode【Higher Love】和訳 耽溺 Hallelujah! from Hell or Heaven?

アッ、やっだあ〜⁉️lovely Depeche Modeを取り上げないといけない時期が来たわっ。

と言うと、何が何なんだか分からない最近のフォロワーさん達もいますかね?すみません、ついつい。

Lyraの大好きなバンドって、皆さんご存知のように、HMやPunkにBluesにPopsにRapとジャンル問わず聞くので、かなりの数あるのですが、お気に入りのヴォーカリストとなると、声フェチなんでギュッと数が減り、またその中で聴かないと発作が起きるくらい(嘘)、好みのの声と言うのが有りまして…そ・れ・が、baritone voiceを持つヴォーカリストなんです。つまり聞かないでいるとやばくなる…魔的な魅力がある為に取り上げてしまう…というわけです。

たまに例外の高めの声の好きなシンガーもおりますが(Beastie BoysのMike Dとか、Jack Whiteとか)、今日取り上げるDavid Garhanがもうね、良い低い声していて堪らんの(笑)。

ずっと聴いて来て飽きないし、彼の声には澄み切った湖のような美しさがあるから魅了される。綺麗で底が見えてる湖のような時には、泳いでいる魚や揺れる水草を眺めているように、Martin Goreが作り出す世界をDaveが語っているようで聴きいる。そして深すぎる暗黒の湖の時もあり、その時は暗い水面に移る自分を映し出されてるいるようで、みなもの様に自分の深いところが騒つく。

そして何よりも正確な発声で歌う為、綺麗な言葉をそのまま受け取れる。

言葉を送る、まるで伝道師だ。

格好つけて日本語を英語みたいに歌う歌手とは真逆のDavid Gahanが好き。

彼の伝える精神は、自分の指針でもあるからだ。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、 エセックス州 バジルドン出身のロックバンド、Depeche Mode デペッシュ・モード。

 

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スタジアム級ライブを簡単に動員できるほどの実力と人気を誇る世界的ロックバンド。

1980年代にニュー・ウェイヴの旗手として、活動しながら現在も第一線で活動し続けている。2020年ロックの殿堂入り。

Depeche Mode【Policy Of Truth】デペッシュモードとは?Master & Servantの世界 和訳 Lyrics

 

今日Lyraが和訳する曲は、Depeche Modeの1993年リリースの8th スタジオアルバム『Songs Of Faith And Devotion』に収録されている曲【Higher Love】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又、お話しましょう!

 

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“Higher Love” is a song from the 1993 eighth album Songs Of Faith And Devotion by English rock band Depeche Mode.

=Higher Love=

[Verse 1]

I can taste more than feel

This burning inside is so real

I can almost lay my hands upon

The warm glow that lingers on

[Chorus]

Moved, lifted higher

Moved, my soul’s on fire

Moved, by a higher love

[Verse 2]

I surrender all control

To the desire that consumes me whole

And leads me by the hand to infinity

That lies in wait at the heart of me

[Chorus]

Moved, lifted higher

Moved, my soul’s on fire

Moved, by a higher love

By a higher love

[Post-Chorus]

Heaven bound on the wings of love

There’s so much that you can rise above

[Chorus]

Moved, lifted higher

Moved, moved by a higher love

By a higher love

[Post-Chorus]

I surrender heart and soul

Sacrificed to a higher goal

[Outro]

Moved, moved by a higher love

By a higher love, by a higher love

By a higher love, by a higher love

By a higher love, by a higher love

By a higher love

Higher love, higher love

 

俺が感じる以上に

味わえる

この内に燃え上がっている想いは

現実のものさ

殆ど俺は

その準備が出来てるよ

温かさが広がり

糸を引くように残る

輝きに手を乗せるのを

 

感動したんだ

より高く持ち上げられたみたい

感動したんだ

俺の魂に火がついたんだよ

感動したんだ

より高みにある愛によって

 

俺はもう全てのコントロールを放棄するよ

俺を丸ごと消費する欲求なんかさ

そして俺のことを

無限に続く手で導いてくれ

それは俺の心の中で横たわっているんだから

 

感動したんだ

より高く持ち上げられたみたい

感動したんだ

俺の魂に火がついたんだよ

感動したんだ

より高みにある愛によって

より高みにある愛によって

 

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愛の両翼で縛られた天国

君が上に上がることが出来るほど

たくさん溢れてるよ

 

感動したんだ

より高く持ち上げられたみたい

感動したんだ

俺の魂に火がついたんだよ

感動したんだ

より高みにある愛によって

 

俺は心と魂を明け渡すよ

より高い目標に生贄にされて

 

感動

感動したんだ

より高みにある愛に

より高みにある愛に

より高みにある愛に

より高みにある愛に

より高みにある愛に

より高みにある愛に

より高みにある愛に

より高みにある愛に

より高みにある愛

より高みにある愛に

 

Songwriter: Martin gpore

Traslator: Lyra Sky 和訳

 

 

製作& レコーディングについて

この曲が収録されているアルバム『Songs of Faith and Devotion』は、1992年、マドリードのスタジオでレコーディングされたのだが、マドリードのThe Villaにて8ヶ月以上に及ぶ作業になり非常に難航した。Davidのドラッグ問題がヘヴィになったことや、Martinの体調が悪くなったこと、それによる人間関係の悪化などが原因でもある。レコーディングは、ハンブルクとロンドンにて追加のセッションが行われたのも、Daveの問題が原因。死にかけたのである。

プロデューサーのFloodはU2の『Acton Baby』での成功もあり、貸家をレコーディングスタジオに改造し、そこで寝泊りや制作を行うことをバンドに提案した。バンドはThe Villaの地下にスタジオを作りドラムセットを違うスペースに2台配置し、サウンドに異なるトーンを生み出したり、画期的なレコーディングの仕方を生み出して行った。

何度もDepeche Modeをこのブログで取り上げて来たこと、そして特にこのアルバムが1番大好きな作品な為、説明が重複してしまうが、このアルバムのレコーディングとその後のツアーが、バンド内の緊張と困難の高まりを悪化させてしまう。先に触れた録音方法を色々変えたのは、後で記すが、仲悪いメンバーに会いたくないから個別にレコーディングした、と言う理由もあるのだ。

その結果、ドラムのAlan Wilder が辞めてしまう。このアルバムは、彼がバンドメンバーとしての彼との最後のアルバムになってしまった。

だからこのアルバムは、Depeche Modeにとって1、2位を争う売上を得た大ヒット・アルバムと言うだけでなく、サウンドは今迄と違うし、曲調も違う、メンバーは揉めるし、脱退までしてしまう引き金になった…など全てにおいて異端な作品なのだ。

彼らがViolatorで楽しんだ大成功の後、この試練は彼らの創造的な成果を使い果たし、バンドが分裂するという噂とメディアの憶測につながって行く。

Depeche Modeが、この経験から回復するには時間がかなりかかることになる。

だが時間はかかったけれど、1997年に『ULTRA』をリリースし彼らは復活したのだ。

こちらは、 Depeche Modeのこの時代のWorld Tourのライブ。↓↓

ヨーロッパでの彼らの人気は凄まじいものがある。それを感じて…

 

Alan Wilder がバンドを去らなければならないと決めたのはアルバムのレコーディング中だったが、彼は次のツアーが終わるまで去らずに、やり遂げた。Alanは後に、ホワイトアルバムのレコーディング中のThe Beatles のメンバー間の摩擦を、『Songs Of Faith And Devotion』に取り組んでいる条件と比較していた。

「Thb Beatles について聞いた話が、一緒に同じ部屋にいなかった-と言うものだが、それは俺たちとほとんど同じだった。ある人がスタジオにいて、他の人が別の都市にいて(Daveのこと) 次の日は同じ部屋にいるのに耐えられなかったので、人が来てボーカルを歌うと、去って行くと言う感じだよ…当時、それは生き地獄でした。そのアルバムの制作中に、俺は本当に、このグループを辞める、という決断をしたんだ。3年後まで辞めるつもりはなかったのに、「こんな状況では二度と別のレコードを作るつもりはない」と思ったのを覚えているよ。楽しんでください–そこにはある種の楽しみがあるはずですよ。」と皮肉?とも取れる当時の苦しみをはなしていたAlan。痛々しい気持ちが読み取れる。このヴォーカルと言うのもDaveのことだ。

Daveの当時の写真は、いきなり長髪になって、tatooも入っていなかったのが、いきなりたくさんあるし、髭も蓄えて…写真を見てもらうと解ると思うが、別人になっていた。

このアルバムは、ロンドンのオリンピックスタジオで、ワイルダー、フラッド、マーク「スパイク」ステントによってミックスされ出来上がったのだが、、、この後、Alanはやめてしまったのだ。

あれから〜現在まで、今もDepeche Modeは、3人のまま活動している。

アルバムについて

 

このアルバム・タイトルからして宗教的なのだが、このアルバムの DepecheModeは、非常にスピリチュアルなトラックを提供している。

曲全体は、優れた力、神とのつながりの感覚についてを表現している。

この感覚は、海洋感覚のようで、必ずしも薬で得られるわけではない。

Alan は、【Higher Love】が潜在的な Songs Of Faith And Devotion のシングルのショートリストに入っているとインタビューで話していた。

「俺たちは通常、潜在的なシングルのショートリストを作成するためにコンセンサスに達する。たとえば、【Higher Love】は、Songs Of Faith And Devotion のシングルのこのリストに含まれていたけれど、一度も作成されていなくて、表示される順序について意見の相違があったんだ。Dave は【Condemnation】が最初のシングルであるべきだと非常に強く感じていたが、彼は反対票を投じた。2nd シングルとして【WalkingInMyShoes」が欲しかったけど、ZephyrMixの代わりに、オリジナルバージョンの【In your Room】 が本当に欲しかったんだ。これはすべて民主主義の問題の良い例だ-誰かが通常失望することになるんだよ」だと言っている。

Violatorとその後のツアーの成功に、バンドはお互いに長い休憩を取ったが、それから戻ったとき、彼らはコラボレーションが難しいことに気づいたと言う。

いくつかの要因が、アルバムのレコーディングを経験したより困難な雰囲気にしてしまったのだ。同じ家に住んで一緒に働いているバンドは、バンドがスタジオで働き、毎日の終わりにそれぞれの家やホテルに戻るという、以前のアルバム制作とは対照的に、お互いに休憩することはめったになかったのだ。フレッチャーは、同棲しているようなバンドを「閉所恐怖症」と表現し、ストレスに寄与する要因として、お互いに休憩がないことを説明していた。

 

 

Martin は、プレッシャー下で、前より良く書けているよ、というAndy Fletcher フレッチャーからの励ましにもかかわらず、前のアルバム、Violatorの成功に耐えうる曲を書くことへのプレッシャーを感じていたのだ。

この時期のDave GahanはViolatorに続いてロサンゼルスに移り、Jane’s Addictionなど、新進気鋭のオルタナティブロックバンドと時間を過ごしていたのだ。

そのためDaveは、ロック指向のレコードを作成するというアイデアを提示するようになり、他のメンバーとの創造的な違いをもたらしてしまったのだ。

スタジオと合宿みたいなレコーディング生活で一緒にいすぎてダメになり、また、今までのように一緒の土地に住んでいないで離れたせいで趣味が変わって、仲違いになったりと、当時のDepeche Mode の状態を考えると、栄光を手に入れたせいで、ずっと仲良しだったメンバーが複雑な感情が入り乱れてる壊れて行くなんて、悲し過ぎるし、信じられない。まるで恋愛関係の縺れを描いた愛憎劇のドラマを見ているようだ。

それ以来(不仲から)Daveはヘロイン依存症も発症し、録音プロセスが遅くなっていったのだ。バンドはまた、楽しみのためだけに、以前はアルバムの作成に関しては行っていなかった、一緒にジャムを始めるようになった。

そのようなジャムから音楽のアイデアを思いつくことに成功しなかったことも、激しい欲求不満に繋がって行ったのた。

愛することがままならない世界に、問題を抱えた彼らが【Higher Love】を歌う、、、何て皮肉なドラマだろう?

 

 

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Daveのバリトンが美しいこの曲は、神や神のような高みの存在との愛を歌うラブバラードだ。

愛することで自らの喜びを見出し、愛と愛する対象を讃えた歌なのだ。

後Lyraの趣味の深読み(スラングなど背景を考えて)すれば、愛し合って高みに上がることも暗喩してる。

愛する人と愛し合う悦びの歌なのです。

昇天。

Martin Goreという人には、毎回もう〜感動させられるし、彼の頭の中とLyraの頭ん中は似ていて他人には思えない。

「Martin Goreの歌詞は複雑」とか、「簡単な歌詞だけど真実はなんだろね?」と訝しむ人が多いが、Lyraには丸分かりで、彼の曲を歌詞を聞くたびに共感するし、感動する。まるで溺れていくようですらある。(彼ら自身も、各々が何かに耽溺していたのだから、そのようにLyraがなるのも納得)

そのような妖しさを、Dave が歌うんだからね〜、あの低くてセクシーな美声で、Martinが作るゴスな世界や背徳な世界を…。

そりゃ聴かないとダメになるわ(笑)。

そう、このMarthnの歌詞があるか好きだし、この歌詞を、このDaveの baritone voiceで歌わないとダメなの。

このメンバーじゃなきゃダメなの。

Depeche Modeじゃないと本当、ダメなの。

う〜最高。

Hallelujah❣️

 

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Higher Love is the tenth and final track on Depeche Mode’s eighth studio album, Songrs of Faith and Devotion.

 

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Recording the album and the subsequent tour exacerbated growing tensions and difficulties within the band, prompting Alan Wilder to quit, making this album the final one with him as a band member. The ordeal had exhausted their creative output following the enormous success they had enjoyed with Violator, leading to rumours and media speculation that the band would split. Depeche Mode subsequently recovered from the experience, and released Ultra in 1997.

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Alan Wilder confirms “Higher Love” was included on the short-list for potential Songs Of Faith And Devotion singles:

We would usually reach a consensus to form a short-list of potential singles. For example, “Higher Love” was on this list for the SOFAD singles but never made it and there were differences of opinion about in which order they should appear. Dave felt very strongly that “Condemnation” should have been the first single but he was out-voted. I wanted “Walking In My Shoes” as a second single and got my way but I really wanted the original version of “In Your Room” [instead of the Zephyr Mix]. This is all a good example of the problems of democracy – somebody usually ends up disappointed.

Q&A from Alan Wilder’s Shunt:

It was during the recording of the album that Wilder decided he had to leave the band, although he wouldn’t leave until after the subsequent tour. Wilder later was comparing the friction between the members of The Beatles during the recording of The White Album to conditions working on Songs of Faith and Devotion: “we were in the worst possible state as members but we were creating some of our best work. The stories I hear about them [The Beatles] not being even in the same room together – that was very much the same with us, when one person would be in the studio and the other would be in another city, and then the next day that person would come and do their vocal and you’d go away, because you couldn’t bear to be in the same room. … at the time, it was a living hell. During the making of that album, I really made a decision to leave the group; even though I didn’t leave until two or three years later, I remember thinking ‘I’m never going to make another record under these circumstances again, because it’s so much not fun’. And music should be fun – there should be some sort of enjoyment there.”

Linked to the title of the album, Depeche Mode delivers a very spiritual track. The whole song is about the feeling of connecting to a superior power (probably God). This feeling is not necessarily obtained with drugs, like the ocean.

Depeche Mode

  • Andrew Fletcher
  • David Gahan
  • Martin Gore
  • Alan Wilder

Additional musicians

  • Bazil Meade – additional vocals (track 7)
  • Hildia Campbell – additional vocals (track 7)
  • Samantha Smith – additional vocals (track 7)
  • Steáfán Hannigan – uilleann pipes (track 5)
  • Wil Malone – string arrangements, strings conducting (track 9)

Technical

  • Depeche Mode – production, mixing
  • Flood – production, mixing
  • Mark Stent – mixing
  • Steve Lyon – engineering
  • Chris Dickie – engineering
  • Paul Kendall – engineering
  • Jeremy Wheatley – engineering assistance
  • Marc Einstmann – engineering assistance
  • Shaun de Feo – engineering assistance
  • Volke Schneider – engineering assistance
  • Kevin Metcalfe – mastering
  • Daryl Bamonte – album coordination

Artwork

  • Anton Corbijn – visuals, art direction, sleeve design
  • Area – sleeve design

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