生きていると言うことは、生かされていると言う事なのか?
色々なことがあり過ぎる。
自分の人生はあり触れたもの。
そう思って来た。
けれど知り合った人には変わった人生と言われるし、最近やっと一つの事が解決したと安心していたら、次から次へと新しい問題が起きると言う…Lyraの人生は、トコロテン方式なのかしら?
おまけに今のCorona Virusの猛威は恐ろし過ぎて、、、
分かってはいたけれど、改めて生き方や優しくしてくれる人を大切にしないといけないと思う。
今日がEric Claptonの誕生日ってこともあるけれど、命の大切さ&人との触れ合いの大切さに感謝しながら和訳しよう。
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今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、サリー州リプリー出身のシンガー、ソングライター、ギタリストである Eric Clapton エリック・クラプトン。
言わずと知れたビッグ3が集まった60年代〜ブリティッシュ・ロックを牽引したバンド The Cream のギター&ヴォーカルとして、ギタリストとして、世界中にリスペクトされているアーティストである。
*バンドについては、こちら等→ 【Cream / Sunshine Of Your Love】和訳 Colorful Cream Love 解説
*Ericについては、こちら→【Layla / Elic Clapton: Derek & the Dominos】和訳 解説 Laylaの真実 for Lyra’s Birthday!!
今日Lyraが和訳する曲は、Eric Claptonのソロワークのなかで、大ヒットした名曲で人気が高い1992年にリリースされた【Tears in Heaven】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又、お話しましょう!
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“Tears in Heaven” is a song by Eric Clapton and Will Jennings, written about the death of Clapton’s four-year-old son, Conor. It appeared on the 1991 Rushfilm soundtrack. In January 1992, Clapton performed the song in front of an audience at Bray Studios, Berkshire, England for MTV Unplugged, with the recording appearing on his Unplugged album.
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= Tears In Heaven=
Verse 1]
Would you know my name if I saw you in heaven?
Would it be the same if I saw you in heaven?
I must be strong and carry on
‘Cause I know I don’t belong
Here in heaven
[Verse 2]
Would you hold my hand if I saw you in heaven?
Would you help me stand if I saw you in heaven?
I’ll find my way through night and day
‘Cause I know I just can’t stay
Here in heaven
[Bridge]
Time can bring you down, time can bend your knees
Time can break your heart, have you begging please
Begging please
[Instrumental]
[Verse 3]
Beyond the door, there’s peace, I’m sure
And I know there’ll be no more
Tears in heaven
Would you know my name if I saw you in heaven?
Would you feel the same if I saw you in heaven?
I must be strong and carry on
Because I know I don’t belong
Here in heaven
もし俺が天国でお前と会えたなら
お前はまだ俺の名前が分かるだろうか?
もし俺が天国でお前と会えたなら
お前は同じようにいてくれるだろうか?
俺は強くならなければいけない
それに生きていかなければならないんだ
だって
俺が生きているここは
天国ではないのだから
もし俺が天国でお前と会えたなら
俺の手を握ってくれるかい?
もし俺が天国でお前と会えたなら
俺を支えてくれないか?
俺はこの人生を
やり過ごして行く道を見つけるだろう
だって
俺は天国であるここには
留まっていられないのだから
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時はお前を堕落させたり
お前を膝まずかせたりするだろう
時はお前を打ちのめしたりもできる
ずっとお願いしているんだろ?
お願いだよ
あの扉の向こうに
平和があるんだ
俺にはハッキリと分かるんだ
それに俺はこれより最悪なことはないのも知ってるぜ
天国には悲しみはないのだから
もし俺が天国でお前と会えたなら
お前はまだ俺の名前が分かるだろうか?
もし俺が天国でお前と会えたなら
お前は俺と同じように感じるだろうか?
俺は強くならなければいけない
それに生きていかなければならないんだ
だって
俺が生きているここは
天国ではないのだから
Songwriters: William Jennings, Eric Clapton
Translator: Lyra Sky和訳
悲しみをこんなにも、美しく変換できる人は、そういない。
どんな美辞麗句を並べても、愛しい大切な人は戻ってはこない。
ならば、せめて天国では幸せでいてくれ、と言う思いと、
生きなければならない自分を歌うEricが、見ていて辛くなる。
彼が作曲してからリリースされて、初めてプレイしたのが、こちら。
MTV Unpluggedのライブだ。↓ ↓
https://youtu.be/_82Dtdjf8mQ
アコースティックが流行っていた時期?もあるのだろうけど、1990年代を代表する名曲。大ヒット曲だ。
それに、Grunge ブームが巻き起こっていた最中に、安らぎのメロディが似合うとLyraは思う。
好きではない人には理解していただけないかもしれないが、Grunge Rockは、ハードでヘヴィーなだけではない。
透き通った湖のように悲しみや、友や自己の死を歌う美しいバラードやアコースティックの曲が多いのだから。
1990年代初めは、悲しみを歌う名曲を生み出すアーティストが、現代より多かったのかも知れない。
この【Tears in Heaven】は、当時、1991年公開の映画『Rush 』のサウンドトラックを担当していたEricが、主題歌としてリリースした作品だ。
(*映画の解説は、また別の機会にしますね。)
リリース直後、あの事件のこともあり大ヒット。1992年全米シングルチャート第2位を記録し、1993年グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ポップ男性歌手賞にノミネートされた。
そして、ライブ・アルバム『Unplugged Acorstic Clapton』も3つのグラミー賞を受けた。A Majorである。
Rolling Stone 誌の2004年『オールタイム・グレイテスト・ソング500』では、リリースから10年以上経っているにも関わらず、353位にランクインしている愛されている曲だ。
日本でも人気が高く、1997年『ダイアナ・トリビュート〜ダイアナ元英皇太子妃追悼アルバム』にこの曲が提供され、日本でシングルが再発されたと言う。
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色んな人々がこの曲を聴きたがる。
それは美しいメロディと、優しい歌声のEricの魅力を堪能したいからだ。
Lyraのハイスクール時のクラスメイトの1人も、そんな1人で、ミーハーでEricのファンではなかった人だったが、この曲を好み、何故だか学校中にRock好きで知られていたLyraに、「ライブを見に行こう」とよく誘って来た。
その度に、「この曲は名曲でポップチャートにいたけど、チャラチャラして聴くもんじゃないのよ、リスペクトすべきよ」と言っていたLyraだったが、今思うと、そんな熱くなる必要は無かったのにね。
当時死について真面目に考えていたから、Ericが1番可愛がっていた息子を事故で亡くし、その悲しみと愛を表現した曲だと知って、軽いノリの子が、許せなかったのかもしれない。
真剣に考え過ぎたのかも。
音楽なんて好きに自由に聴けば良いのだから。
ただ、今でも同じ想いではあるの。
愛こそが全て。
愛で私は生かされているのだと。
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【Tears In Heaven】は、Ericが息子の死を悼んで作曲したのは、ロック好きの間では有名な話だろう。
前に【Layla】の曲のミューズであるPatti Boyd について書いた時にも、書いたが、Pattiとまだ別れていない時、後に妻になるイタリア人女優Lori Del Santo ロリ・デル・サントとの間に、1986年8月息子 Conor コナーを授かったEric。
*GeorgeとのLove Storyは、こちら→ 【パティ・ボイドについて。寂しい人はどうなるの?こうなるの… Patty Boyd 前編】
*Ericとは、こちら→【パティ・ボイドについて。愛憎劇の後に残ったもの…Patty Boyd 後編】
Eric は、自分とよく似ているConorを溺愛していて、彼との親子の時間を大切にしたいと良く言っていた程だった。
だが1991年3月20日午前11時、当時4歳半だったConorが母親の友人の家に遊びに行き、そこの階段を駆け上がって遊んでいた時に、たまたま開いていた踊り場の窓から転落して死亡してしまう。そこは、ニューヨークのアパートメントの53階だった。
当然Ericは、大ショックから自宅に引き篭もってしまう。
実は、Ericには、もう一つ悲しい事件があったのだった。
マネージャーと、彼のローディー2人と、友人であったギタリスト仲間の Stevie Ray Vaughan をヘリコプターの事故で亡くしてもいたのだ。
度重なる不幸にEricは打ちのめされたのだ。
周りの人々は、ジャンキーでアル中だった過去のEricを知っていた為に、又彼がドラッグと酒漬けの生活に舞い戻ると噂し、ファンでさえもそれを予想していた。
だが、Ericは違った。
愛息であったConor に捧げる曲を作ることに力を注ぎ、愛する人を亡くした傷を抱えながらも、自己喪失を乗り越えたのだと思う。
そして、この名曲【Tears In Heavn】が生まれ、元気が無かった親友(であり恋敵であった) George Hurrison ジョージ・ハリスンを、悲しみに暮れているはずのEricが、説き伏せて、Georgeを十数年ぶりのツアー活動に復帰させたのだから、凄すぎる。
Lyraには、天国にいるConorの愛の力だと思う。
愛する人との思い出が時には、自分を強くすると思うからだ。
残された人間を奮い立たせるのは、時として、亡くしてしまった愛する人との会話や思い出であったりする。経験からそう感じる。
Ericは、自分のバンドを率いて、George のバックを務めることで、音楽シーンに本格的に復帰したのだった。
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Ericは、共作の相手であるWill Jenningsに、「俺の息子のために曲を作りたいんだ」と言ったと言う。
「初めの一節をEricが書いて、その次を私が書いたんだ。そんな感じで全部を書いた。彼は残りの全部を私に書かせたがったんだ。”Time can bring you down, time can bend your knees…”のところとかね。だから私は「ここは、すごくプライベートな事だろう?君自身が全て書くべきだよ」と話したよ。そうしたらね、Ericは、私がSteve Winwoodと作った作品を称賛したんだ。私には彼の頼みを断る理由は無かったし、非常に繊細な課題になったとしてもね。だから、これは凄く個人的な一曲であり、非常に悲しい曲でもあるんだよ。これは曲を書く経験の中で変わったことなんだ。」
悲しみの共有かもしれない。
1人では抱えきれなかったのだと思う。
色々な災難があり、それを乗り越えるだけでも大変なのに、愛する息子の死まで乗り越え、残された自分は生きていかなければならないのは、どれだけの苦しみか計り知れない。
その苦しみを忘れるために、愛するものへの曲を作ったのだ。
だが、誰かに分かって欲しい気持ちもあって、Ericは共作の形を取ったのかもしれない。
悲しみは、乗り越えられるのだろうか?
Lyraには、万人の一人一人の乗り越え方には千差万別あると思いし、実際に乗り越えられる人もいれば、乗り越えられない人もいると思う。
それこそ、この歌詞のように、この人生を上手くやり過ごす為だけに、生きる術を見つける人もいるだろう。
Lyraも愛する人を亡くして、未だに思い出すと苦しいし、自分が乗り越えられたか分からなくなる。
夢の中でも良いから会いたいとさえ思う。
大切な人の死というものは、時と共に薄らぐものだとは言える。
だが、決して忘れることはないのだ。
Eric Claptonの誕生日に寄せて、最もヒットしたと言われている、この【Tears in Heaven】を選んだのは、悲しいだけの歌じゃないからだ。
人間は、生きていかなければならないことを歌っているからだ。
人は悲しみを避けては通れない。
ならば強さを得て、いつの日か、天国にいる人と再会できることを願ってでも良いから、自分の道をいかなければならないからだ。
Ericにとっては、音楽が糧になった。
そして周りの愛もあったのだ。
昨夜、日本のRobin Williams ロビン・ウィリアムスとも言われた、コメディアンの志村けんさんがお亡くなりになった。
日本中が今、ショックで落ち込んでいる。
そして、皮肉なことに、彼の死によって、世界中に蔓延しているコロナの脅威に、やっと日本中が向き合ったのではないだろうか?
Lyraには、多くの政治家やコメンテーターや、TVに雇われて出演している医療関係者の沢山のデータや意見より、国民的人気を得ていた志村けんさん一人の死の方がメッセージ性が強かった気がした。
人を笑わせるのって本当に難しい。
ましてや、笑いで感動させるのは更に困難だ。
皆、生まれ育った環境が違うのだから笑いのツボも沢山あるからだ。
そのツボを一撃できた彼の功績は高いし、やり遂げていた志村さんは本当のコメディアンだ。
その彼の生き様を私たちは知っている。
だからこそ、彼の死が強い衝撃を私達に与えるのだ。
中にはコロナを軽く見ていた人間たちも、少しは気がつくかもしれない。
人類を脅かすウィルスの脅威を、、、
命の尊さを。
愛する人を失う悲しみは、それ以上だ。
貴方は耐えられる?
どんな人間にも死は来る。
その時に別れても後悔のないように、精一杯生きたいし、精一杯、愛したい。
悔いのないように、この時を生きる。
無駄な人生などない。
今この時に、この時代を一緒に生きているのには、意味がある。
だから、大切にしなければいけない。
手を取り、共に生きていく。
思いやる。
自分の人生を。
自分の愛する人の命を。
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The song was Clapton’s best-selling single in the United States and reached number two on the Billboard Hot 100. In his home country the United Kingdom it reached number five on the UK Singles Chart, and also charted in the top 10 in more than twenty nations around the world. It won three Grammy Awards for Best Male Pop Vocal Performance, Song of the Year, and Record of the Year. In 2004, Rolling Stone ranked “Tears in Heaven” 362nd on its list of “The 500 Greatest Songs of All Time”.
It was also featured on the soundtrack for the 1991 movie, “Rush”.
In August 1990, Clapton’s manager, two of his roadies and his friend and fellow musician Stevie Ray Vaughan were killed in a helicopter accident. On 20 March 1991, Clapton’s 4-year-old son Conor died after falling from the 53rd-floor window of a New York City apartment belonging to Conor’s mother’s friend.
After isolating himself for a period, Clapton began working again, writing music for the film Rush(1991). He dealt with the grief of his son’s death by cowriting “Tears in Heaven” for the soundtrack with Will Jennings. In an interview in 1992, Clapton said of the song, “It was in the back of my head but it didn’t really have a reason for being until I was scoring this movie … then it sort of had a reason to be. And it is a little ambiguous because it could be taken to be about Conor but it also is meant to be part of the film.
In an interview with Daphne Barak, Clapton said: “I almost subconsciously used music for myself as a healing agent, and lo and behold, it worked… I have got a great deal of happiness and a great deal of healing from music.” Jennings said:
[Clapton] said to me, “I want to write a song about my boy.” Eric had the first verse of the song written, which, to me, is all the song, but he wanted me to write the rest of the verse lines and the release (“Time can bring you down, time can bend your knees…”), even though I told him that it was so personal he should write everything himself. He told me that he had admired the work I did with Steve Winwood and finally there was nothing else but to do as he requested, despite the sensitivity of the subject. This is a song so personal and so sad that it is unique in my experience of writing songs.”
Eric performed the song for the first time live on 16 January 1992 during an episode of MTV Unplugged. The presenter told him that he ‘would make a lot of people cry’.
Discography
Solo studio albums
- Eric Clapton (1970)
- 461 Ocean Boulevard (1974)
- There’s One in Every Crowd (1975)
- No Reason to Cry (1976)
- Slowhand (1977)
- Backless (1978)
- Another Ticket (1981)
- Money and Cigarettes (1983)
- Behind the Sun (1985)
- August (1986)
- Journeyman (1989)
- Rush (1992)
- From the Cradle (1994)
- Pilgrim (1998)
- Reptile (2001)
- Me and Mr. Johnson (2004)
- Sessions for Robert J (2004)
- Back Home (2005)
- Clapton (2010)
- Old Sock (2013)
- The Breeze: An Appreciation of JJ Cale (2014)
- I Still Do (2016)
- Happy Xmas (2018)
Collaborations
- Riding with the King (with B.B. King) (2000)
- The Road to Escondido (with J. J. Cale) (2006)
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