素敵な笑顔のIggy。
暴れ回り、ステージを転げ回り、狂気を喰って生きているイメージが強いIggy Popだけど、実は笑顔がメチャメチャ可愛い。だから、スマイルの写真を載せたくて Debbie Harry (→ 【Blodmdie/ Call Me 和訳 『American Gigolo』 愛か?仕事か? 解説)と一緒の此方の写真にしちゃいました。
そしてIggyと言えば、”Godfather Of Punk”と呼ばれるくらいのワイルドガイ。
だが、これまたバラードは笑顔と同じく、とってもスウィートなの。
今日の気分は、大好きなGarage RockのIggyではなく、Iggyの温かい優しい歌声の方だ。
だからこの曲を和訳してロマンティックな気分になりましょう。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国デトロイト出身の ヴォーカリスト、作曲家、音楽プロデューサー、俳優である、James Newell Osterberg Jr. ジェームズ・ニューエル・オスターバーグ・ジュニア(1947年4月21日 – )。
ステージネームの Iggy Pop イギー・ポップとして世界中に知られている。
体を張ったw 過激なステージパフォーマンスで知られた伝説のがれわやロックバンド The Stooge ストゥージズのメンバーであり、現在はソロミュージシャン、俳優としても大活躍している。
今日Lyraが和訳する曲は、1993年9月リリースのIggy Popの10枚目のスタジオアルバム『American Caesar』に収録されているシングル【Beside You】。Malcolm Burn プロデュース。
詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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“Beside You”, song by Iggy Pop from American Caesar
American Caesar is the tenth studio album by American rock singer Iggy Pop, released in September 1993 by record label Virgin.
=Beside You=
I been hungry way down in my heart waiting for a reason
I been hungry like a lot of guys, I want to be beside you
Lonely people pass me in the street waiting for a reason
Beside you grey is turning to blue
You wake up love in me
Beside you everything is new
You wake up love in me
I been hungry way down where it hurts waiting for a reason
I been hungry like a lot of guys, I want to be beside you
Beside you grey is turning to blue
You wake up love in me
Beside you everything is new
You wake up love in me
What a world, I really need you, girl
You wake up love in me
Beside you grey is turning to blue
You wake up loye in me
Beside you, beside you, I want to be beside you
Beside you, beside you, I want to be beside you
I want to be beside you, I want to be beside you
(I want to be beside you, I want to be beside you)
理由を待ち続けた心が
渇望していたんだ
多くの男達のように
待ち望んで来たんだよ
俺はお前の側にいたいってさ
孤独な人々が理由を待ちながら
俺の横を通り過ぎて行く
お前のそばにいると
灰色の世界が青に変わって行く
お前が俺の中の愛を目覚めさせたんだ
お前の側にいると
この世界が全て新しいものに…
お前が俺の中の愛を目覚めさせたんだぜ
理由を待ち続けて
痛みを感じるくらい
ずっと渇望して来たんだ
多くの男達のように
待ち望んで来たんだよ
俺はお前の側にいたいって
お前のそばにいると
灰色の世界が青に変わって行く
お前が俺の中の愛を目覚めさせたんだ
お前の側にいると
この世界が全て新しいものに…
お前が俺の中の愛を目覚めさせたんだぜ
素晴らしい世界だ
お前がいないとダメなんだ
なあ
お前が俺の中の愛を目覚めさせたんだぜ
お前の側にいると
灰色の世界が青色に変わって行く
お前の側に
お前の側に
俺はお前の側にいたいんだ
お前の側に
お前の側に
俺はお前の側にいたいんだ
俺はお前の側にいたいんだ
俺はお前の側にいたいんだ
(俺はお前の側にいたいんだ
俺はお前の側にいたいんだ)
Songwriters: Iggy Pop,
Translator: Lyra Sky 和訳
このミュージックビデオを見る度に、イギリスのコミック『Tank Girl』や、有名メジャー映画『Mad Max』の世界を思い出す。
世紀末と砂漠の風景🏜。
錆びた鋼鉄、ゴーグル、壊れかけた人格…。
監督はMark Romanek。モノクロ画面が孤独にたえられない主人公にマッチしている。一種のショートムービーとしても当時は扱われていたのか、ビデオ発売をこの曲単体でしたいたようだ。
確かに映画としても見れる切ないストーリーだと思う。
アルバム『Brick by Brick』が成功した後、Iggy は音楽のベースを強化しながら、そのアルバムの叙情的なテーマを継続することを決意し、この作品などが入っているアルバム『American Caesar』を制作した。
このアルバムは、Iggy のより強力な1990年代を代表するアルバムの1つと見なされているくらいパワフルな作品だ。
パンク魂があり、ニューウェーブの片鱗も見られていてGrage Rock だけではない「Iggyが返って来たぞ!」と言う意思表明を感じる素晴らしい作品だと思う。
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人気も高いこの10th アルバム『American Caesar』では、ミュージックビデオは【WildAmerica】とこの【BesideYou】の2つのみが作られた。
アルバムには、政治的に煽られた歌詞を書いた1960年代の標準的な【LouieLouie】(キングスマンによって有名になった)のカバーも入っていたりと、全体的にメッセージ性もあるアルバムだ。
因みに1st シングルの【WildAmerica】は、1993年10月16日にModern Rock Tracksで25位になり、チャートで合計3週間キープしていた人気曲になったが、この アルバム自体で注目してみると、前作ほど商業的には成功しなかった。
だがIggyの力強い歌声や、ストレートな歌詞が乗った楽曲は素晴らしいし、パンチが効いたカヴァージャケットのようにハートに突き刺さるインパクトのある作品であり、1990年代を代表するアルバムはコレだと(個人的に)感じている。
Iggy Popは、The Stooges 時代の業績により「Godfather Of Punk ゴッドファーザー・オブ・パンク」と呼ばれ、その名前の通りに多大なる影響を現在も与えているPunksのキングだ。
でもLyraがIggy がすごいと思うポイントは、彼が現状に甘んじず、ジャンルや世代をも超えて後輩のミュージシャンたちと積極的にコラボしたり交流して、新しい音楽や未知の領域に積極的にダイブして行くところだ。
ガレージロック、パンク・ロック、ハードロック、アート・ロック、ニュー・ウェイヴ、ジャズ、ブルースや数々のスタイルを取り入れて、変貌したり進化し続けているIggy Popこそ理想のアーティストの姿だと思う。
今回Lyraの今日の気分にピッタリなこのラブソングは、時代性もあるのだろうけど、、、かなりGrunge Rockの香りがして聴いていると自分が好きなジャンルなだけに心地よい曲の1つだ。
この曲がIggyとSex PistolsのSteve Jonesのコラボレーションで生まれた曲というのもびっくりしてしまうポイント。
*セックス・ピストルズ ドラマ【Pistol 全登場人物vs キャスト解説】比べてみよう Sex Pistols Cast
あんなイカつい2人が(笑)、こんなラブリーな歌詞をかくとは意外だし、2人が椅子に座ってああでもない、こうでもないと頭をくっつけて話し合っている姿を想像すると可愛いなあ、と思ってしまった。(あくまでも想像)
待ち望んでいた愛する人へのラブソング。
Iggy Pop の歌詞は、いつも直球で熱い。
凝りに凝った音や、ひねくりまわしたアイデアも良いが、歌詞は周りくどい歌詞や遠回し過ぎるのは個人的には「弱いなあ」と感じる。あくまでも個人的な好みだから、気にしないでね。
ただIggy PopやJim Morrisonなど、明確にビジョンが見える歌詞の方が好きだと言うことは分かって欲しい。わかりやすく表すストレートな性格が滲み出た言葉が良いと評価したいからだ。
気持ちをストレートに表す、これこそ才能だと思う。
頭の悪い人ほど難しい言葉を使いたがるでしょう?あれ読んでいる人に頭が悪いと言う証拠をみせてるだけ。遠回しにツラツラ書いて己の言いたいことが分からなくなった意味不明な文章を書いている人もいるし…可哀想に〜、弱いんでしょうね。
音を詰め込み過ぎて煩いだけもいたり、、、良い曲を聞くたびに「やり過ぎは良くない」と教えられる。
いかに人に素晴らしいものを伝えるか?
これも才能ですね。
それに直球の言葉をこんな優しく伝えられたら誰もが恋をしてしまうだろう。
「死ぬほど待っていた」と言うIggyの愛の歌は、時がたっても色褪せずに、永遠に愛を紡いで行くに違いない。
世界が滅びようとも。
無意味な灰色の毎日が、青い世界に変わる
きっとこの地球の生命体に向けた歌なんだろう
この地球にいる
青い星の住人の為の愛の歌だ。
♪ Beside you grey is turning to blue
You wake up love in me
Beside you everything is new
You wake up love in me ♪
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The first single from the album, “Wild America”, reached number 25 on Modern Rock Tracks on October 16, 1993, spending a total of three weeks in the charts. The album was not as commercially successful as its predecessor.
After the success of Brick by Brick, Pop opted to continue with that album’s lyrical themes while toughening up the musical foundation. The album is often considered one of his stronger 1990s albums.
Videos were made for “Wild America” and “Beside You”, and the album has a cover of the 1960s standard “Louie Louie” (made famous by The Kingsmen) for which Pop wrote his own set of politically fueled lyrics.
After the success of Brick by Brick, Pop opted to continue with that album’s lyrical themes while toughening up the musical foundation. The album is often considered one of his stronger 1990s albums.
Videos were made for “Wild America” and “Beside You”, and the album has a cover of the 1960s standard “Louie Louie” (made famous by The Kingsmen) for which Pop wrote his own set of politically fueled lyrics.
Personnel
- Iggy Pop – guitar, vocals
- Eric Schermerhorn – guitar
- Malcolm Burn – guitar, keyboards, harmonica
- Hal Cragin – bass
- Larry Mullins – drums, percussion
- Jay Joyce – guitar on “Wild America” & “Mixin’ the Colours”
- Bill Dillon – “atmospheric” guitar on “Mixin’ the Colours”
- Darryl Johnson – percussion on “Mixin’ the Colours”
- Henry Rollins – backing vocals on “Wild America”
- Katell Keineg – backing vocals on “Mixin’ the Colours”
- Lisa Germano – backing vocals on “Beside You”
- Technical
- Mark Howard – recording
- George Cowan – engineer
- Trina Shoemaker – engineer
- Todd Vos – engineer
- Paul Mahern – engineer
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