Your songs and invention of music inspire me to be dedicated and powerful. You make me better at what I live. You’re a real guitarist. Have the happiest of birthdays. Happy Birthday Jimi Hendrix!
大好きなJimiのバースデイを祝って、鬼技のギターが聴けるこの曲を和訳しちゃいます。
大御所ブルーズマンの味ある曲をこんなにドキドキな音にしてしまうのは、Jimiだから出来る技だ。
彼は天才ギタリストとして知られているけど、それだけでなく良い曲を書ける作曲家であり、良いアレンジャーであり、ギターの可能性を広げた発明家であり、ストレートな愛を表現する良い作詞家だったのよ!
Jimiみたいな優しい音を綺麗に弾ける人はいない。
Jimiみたいに、激しい音を愛でるように弾ける人もいない。
もしそれができる人に出会えたら、Lyraは弾いて欲しい曲がある。
ただ見つけるのは難しいな、とは思う。上手い人は沢山いるけれど…。
だってギターにしろベースにしろ楽器って性格が出るモノだから。
暖かい人間に弾ける音。
今夜はその全てが聴けるこの曲をお届け〜♪
今日Lyraが和訳する曲は、アメリカ合衆国シアトル出身のシンガーソングライター、ギタリストのJimi Hendrix ジミ・ヘンドリックス(本名: James Marshall Hendrix ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス 1942年11月27日 – 1970年9月18日)。
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わずか4年のメジャー活動で、世界中のギタリストやミュージシャンに多大な影響を与えたロック・ミュージックのパイオニア。
左利きなのに右利き用のギターを逆さまにして構え、ギターを歯で弾いたり背中に回して弾くなど、ライブの派手なパフォーマンスで有名だが、才能あるギタリストであり、作曲家だからこそロック史に残る天才ミュージシャンであった。
それ故に、没後50年経った現在でも、ロック史上最高のギタリストとして評価されているのだ。
*【Jimi Hendrix / Little Wing】 和訳 Lotta Love of Lonelyboy 寂しがり屋の僕ちん
「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第1位、2011年の改訂版でも第1位。
2008年5月『ギター・マガジン』2010年12月号の「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」で1位。
今日Lyraが和訳する曲は、初期の頃からJimi Hendrixがライブでは必ずプレイしていた曲【Killing Floor】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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“Killing Floor” is a 1964 song by American blues singer-songwriter and guitarist Howlin’ Wolf. Called “one of the defining classics of Chicago electric blues”, “Killing Floor” became a blues standard with recordings by various artists. It has been acknowledged by the Blues Foundation Hall of Fame, which noted its popularity among rock as well as blues musicians.
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=Killing Floor=
[Verse 1]
I should have quit you
A long time ago
I should have quit you, baby
A long time ago
[Chorus]
But you got me messing around with you, baby
You got me crying on a killing floor, yeah
[Verse 2]
If I don’t fallow, yeah
My first mind
If I don’t fallow, pretty baby
My first mind
I would have been gone since my second time
Yeah
Lord knows, right now
I should have been gone
Lord knows, I should have been gone
[Chorus][x2]
ずっと前に
お前とは縁を切るべきだったよ
ずっと前に
お前とは縁を切るべきだったよ
ベイビー
お前ったら俺に
お前と戯れ合うように仕向けるし
ベイビー
お前ったら俺に
お前とやってる場所で
叫ばせるんだからな
そうだろ?
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休まないんだったら
初めのまんまさ
そうさ
休まないんだったら
綺麗なお前
初めのまんまさ
2回目から
俺は行っちまってただろう
そうだよ
神は知ってる
今だよ
俺は行っちまうべきだったぜ
神様はご存知ってことさ
俺が行っちまうべきだったってね
Songwriter: Chester Burnett
Translator: Lyra Sky 和訳
最高のギターサウンド。
でもこの温かみのある歌声も魅力的だ。
Lyraには安心と勇気をくれる歌声であり、ギターなの。
音楽はその人の性格や考えていることが如実に現れる。特に「歌う」というものは、よりプリミティブな行為だ。
中身のない薄っぺらい奴は、その浅さがバレてしまうし、性格の良し悪しも丸分かり。
ライブは特に見透かせる。
人柄やキャクターも。
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有名な曲なのでご存知の方も多いと思うが、この【Killing Floor】は、1964年に色々な意味で有名な(笑)ブルーズマン、Howlin’ Wolf ハウリン・ウルフがチェス・レコードからシングルとしてリリースした曲だ。
彼は、ブルーズのギタリストとして数々の逸話を作り、名曲を作って来たので人気が高いのもあり、この曲は、1966年のアルバムThe Real Folk Bluesだけでなく、いくつかのHowlin’ Wolfのコンピレーションアルバムに収録されている有名な曲である。
その為、Jimi HendrixだけでなくLed Zeppelinがこの曲の歌詞やフレーズを少し引用したり、多くのアーティストに愛されているブルーズなのだ。
【Killing Floor】は、Howlin’の仲間であったサムリン独特の、馴染みのあるギターリフが聴ける、明るい12小節のブルーズだと思う。
それをJimiは、ロックに変えた、彼なりの解釈で。
3コードのブルーズらしい曲を16でやるって凄くない?
LyraにはJimiがアイデアマンで、マジシャンに思えてくるよ。
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Jimi Hendrixはこの曲を、1965年と1966年にCurtis Knight and the Squiresで、まだヴォーカルを始めた初期の段階からプレイしている。
1966年9月イギリスに到着した直後、Jimiは、Cream (→【Sunshine Of Your Love】和訳 Colorful Cream Love 解説)のライブに呼ばれ、ゲスト出演した時に、この曲を披露した。
その時にこのプレイをキレキレッでしているJimiを見て、Eric Claptonはギターを止めようと思ったと言うのは有名な話だ。
悔し泣きしてたって噂もあるくらいEricは、Jimiのギタープレイの凄さに圧倒されたのだ。
まるで【Back To The Future】のMartyのギターソロを初めて見たハイスクールの生徒達みたいに口をぽっかり開けて驚いていたかも、、、とLyraの頭の中に毎度、映像が浮かぶ現象がまだ起きたわ。
そしてその直後、新たに結成されたJimi Hendrix Experience ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのセットリストでは、必ず【Killing Floor】を入れるようになり、この 曲はしばしばオープニングになり、わざと異なるリズムギターとベースラインでより速いテンポで曲を演奏している。
初期のレコーディングには、1966年10月のパリでのライブバージョン(Jimi Hendrix Experifmce Box Set)、1967年3月のBBCスタジオ(BBC Session セッション)、1967年6月のモントレー国際ポップフェスティバル(Jimi Plays Monterey )など幾つかリリースされているので、興味のある方は、是非聴いてみて〜!
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【Killing Floor】の元ネタのHowlin’ WolfとこのJimiの印象は、Lyraの深読み和訳(詳しく掘り下げて考える和訳) だと、少し感じが違う。
両方共、激しい恋愛のラブソングだ。
だがHowlin’の方が流血沙汰が起きそうなヤバくて物騒なラブソングなのに、Jimiの方は「ヤバい恋愛から離れたいけど好きだから離れないよ」と言う、ネチッこく愛し合うラブソングだと思う。
Howlin’ Wolfの方は、またいつか別の機会に詳しく解説しましょう。
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とりあえず元ネタをチラッと話すと、【Killing Floor】をヤバい男女の歌にしているわけ。2人の争い事を例えて歌っているのだが、Jimi Hendrix の場合はその印象が全くない。
歌詞をタイトに変更してるせいもあって、元ネタと違い、ヤバい状況くら逃げる気はない。むしろやりまくりたい雰囲気よね?
アメリカのスラングでは、そのHで嫌らしい意味合いが強い。
あと、Jimiはイングランドでブレイクしたミュージシャンだからイギリス人だと思われがちだが、彼もシアトル生まれなの〜!
Whoa〜 He’s born in Seattle! He’s a real grunger, insn’t it?
だからそれを考慮してLyraは、スラングの方で和訳しました。
その方が、愛を強く欲していたJimi Hendrixらしいと思う。
この歌い方にしても、憎悪まみれの歌じゃないでしょう?
LyraはJimiを和訳する時、毎度書いているから覚えてる人が多いと思うけど、又いっちゃう… Jimiはメチャクチャ凄腕のアレンジャーなのです!
( ̄^ ̄)ゞ
どんな曲もどんな音楽も、自分がプレイする時は、必ず一度Jimi Hendrixと言うかフィルターにかけてから、音を出すのよ。
それって真のアーティストだと思う。
自分と言うものを音に絵に投影する。
その姿勢がLyraの考えるアーティストの姿。それをJimiは、1960年代の遥か昔に、モンスター並みのプレイでやっていたのだから、どれだけ凄いことだったか予想ができる。
Jimi Hendrixの頭ん中がどうだったか、彼がどんなふうに考えて生きていたか、音を作り出していたか知りたくなる。
聞けば聞くほど。
知れば知るほど。
たがらいつ聴いてもJimi Hendrixは新鮮だ。
色褪せることは決してない。
Jimi Hendrix Forever.
「永遠」
この言葉が似合う男…
そう滅多にいないわ。
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Howlin’ Wolf recorded “Killing Floor” in 1964, which Chess Records released as a single. According to blues guitarist and longtime Wolf associate Hubert Sumlin, the song uses the killing floor – the area of a slaughterhouse where animals are killed – as a metaphor or allegory for male-female relationships: “Down on the killing floor – that means a woman has you down, she went out of her way to try to kill you. She at the peak of doing it, and you got away now … You know people have wished they was dead – you been treated so bad that sometimes you just say, ‘Oh Lord have mercy.’ You’d rather be six feet in the ground.”
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“Killing Floor” is an upbeat twelve-bar blues with an “instantly familiar” guitar riff provided by Sumlin. Backing Howlin’ Wolf (vocals) and Sumlin (electric guitar) are Lafayette Leake (piano), Buddy Guy(acoustic guitar), Andrew “Blueblood” McMahon(bass), Sam Lay (drums), Arnold Rogers (tenor sax), and Donald Hankins (baritone sax). The song appears on several Howlin’ Wolf compilation albums, including his 1966 album The Real Folk Blues.
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