The Cult【Wild Hearted Son】和訳 彷徨える魂 Wandering of Souls

 

このブログの為に書いたあるアーティストの歌詞がヤバいのは分かって和訳したのだが、なんとなく誕生日には合わない〜。

アレはまずいよね〜と予定変更していたバンドをあげようとしたら Lee Scratch Perryが亡くなってしまいショックで追悼の記事を書いた。

そうして今日予定していたバンド(バンド名は描かないでおく)をあげようと聞き直したら、今日の気分じゃない。と言うか、

「元は、このバンドじゃん!」と思ってしまった。これ書いちゃうとバレたかな?

でもLyraのずっと好きなバンドだからね〜The Cultは!

イギリス時代のポジパン(Positive Punk)の音も、アメリカ在住になった彼らの、現在のHeavy Metalの音も両方とも『LOVE』だ(The Cultのアルバムタイトルと同じ〜)。

こちらを思い出してしまったら、もう止まらない、止まらない(笑)。

LOVEが炸裂よ。

今も精力的に活動している彼らを見てるとRock魂を感じて元気が出て来る。

それにIan Astuburyは大のThe Doors好き。そんな所もsympathyを感じてしまう。

今日の選曲は正にThe Doorsの魔力にドップリとハマってしまった、転換期後のThe Cultだ。

危ういけれど、もう道は決まってる、そんな彼らのザワザワした気持ちが伝わって来るようだ。

魔力に掛かった者は、魅惑の扉を開けたのだ。もう突き進むしかない。

力強いThe Cultのサウンドを聞けば、自分の生き方が、間違っていないのが分かったよ。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ウェストヨークシャー、ブラッド・フォードで結成したロックバンド、The Cult ザ・カルト。

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1983年結成。デビュー当時はパンクよりのサウンドであったが、リリースするアルバムごとに次第に音楽性が変わって来たバンド。

メンバーは、音楽性が変わった3rdアルバムから変動が多く、デビュー時から在籍するのはボーカルの Ian Astbury  イアン・アストベリーとギタリストのBilly Duffy ビリー・ダフィーの2名のみ。

【The Cult / She Sells Sanctuary】 Change to evolve. 進化する為に! 和訳 Lyrics

 

今日Lyraが和訳する曲は、The Cultの5枚目のスタジオアルバムである1991年9月23日リリースの『Ceremony』に収録されているシングル【Wild Hearted Son】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

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Ceremony is the fifth studio album by British rock band The Cult, first released on 23 September 1991. The most popular songs on the album are “Wild Hearted Son” and “Heart of Soul”.

=Wild Hearted Son=

Wild hearted son

Baby, the world didn’t want me to run

To try and break me down to my knees, yeah

Wild hearted, yeah-yeah, yeah

Well now

You know, I shoot from the hip now

My fist raised in the air

I’m a whirlwind dreamer, baby

With my head high in the clouds, yeah

Ow, don’t take me too lightly

I got the blues power, baby

I’m just a breed of society

I’m pushin’ hard and stealin’ free

Don’t you try to lay no trip on me, yeah

I’m a wild hearted son

I’m comin’ down like a rolling stone

Wild hearted son, yeah

I’m a wild hearted son

Hey mama, the world didn’t want me to run

Wild hearted son

Ow, I was born to the city

But I longed to roam free

Got a screaming horse in my belly

Scar on my heart

I live outside of convention

You know the people who stare

I’m just a breed of society

I’m pushin’ hard and I’m stealin’ free

Don’t try to lay no trip on me, whoa    

Cause I’m a wild hearted son

I’m comin’ down like a rolling stone, yeah

Wild hearted son

I’m a wild hearted son

Lil’ honey, the world didn’t want me to run, yeah

Wild hearted son

Baby, baby, yeah-yeah

Wild hearted son, yeah

The world didn’t want me to run

Try to break me down, down…

I’m a wild hearted son

I’m comin’ down like a rolling stone, yeah

Wild hearted son

I’m a wild hearted son

Lil’ honey, the world didn’t want me to run

Wild hearted son, son, baby, yeah

 

野生の心を持つ息子

可愛い子よ

世界は俺に逃げて欲しくなかった

だから俺に跪くのやめさせようとした

そうなんだよ

野生の心を持った

そうだ、そうだ、そうだぜ

まあ今はな

なあ

俺は今

衝動的にやっちまうぞ

空上に拳を突きあげた

俺は旋風の夢追い人さ

ベイビー

俺は空想に耽ったまま

なあ

痛っ!

俺を甘く見るなよ

俺にはブルーズのパワーがあるんだぜ

ベイビー

俺はただの社会の品種だぜ

俺は無理をしてるし

自由に盗んでるぜ

俺をつまずかせようとするなよ

だろ?

俺様は野生の心を持つ息子なんだから

転がる石のように

俺は落ちている

 

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野生の心を持つ息子

そうだぜ

俺様は野生の心を持つ息子だ

なあ

そこのやつ

世界は俺に逃げて欲しくなかった

野生の心を持つ息子

痛っ!

俺は街に行く途中に生まれた

でも自由に歩きまわりたいと切望した

腹には雄叫びを上げる馬がいるし

心臓には傷がある

大会の外で生きてる

分かるだろ

世間の奴らは俺を凝視する

俺はただの社会の品種さ

俺は無理をしてるし

自由に盗んでる

俺をつまずかせようとするなよ

あーあ

だって俺様は野生の心を

持つ男だからさ

転がる石のように

俺は落ちている

良いぜ

野生の心を持つ息子

俺様は野生の心を持つ息子

可愛いお前

世界は俺に逃げて欲しくなかった

だろ?

野生の心を持つ息子

ベイビー、ベイビー

やるぜ

やるぜ

野生の心を持つ息子

ベイビー、ベイビー

やるぜ

やるぜ

野生の心を持つ息子

そうだぜ

世界は俺に逃げて欲しくなかったらしい

跪かないように

膝かないように

俺様は野生の心を持つ息子

転がる石のように

だろ?

俺は落ちている

良いぜ

野生の心を持つ息子

俺様は野生の心を持つ息子

可愛いお前

世界は俺に逃げて欲しくなかったらしい

野生の心を持つ息子

 

Songwriters: Ian Astbury,  Billy Duffy

Translator: Lyra Sky 和訳

 

このネチっこい歌い方が好きでねー、Lyraはもう良く真似して遊びましたよ、ホントこれがウケましてね〜、「LyraのIanでご飯三杯いける〜」と良く言われたわ〜♪

見た目と良い、歌い方、ギターリフ(特にオープニング、間奏ら)が、気持ち前作の1989年リリース、【Sonic Temple】のあの曲にクリソツですね〜、気のせいかしらんww。↓↓

【The Cult / Fire Woman】和訳 OK! バブリー! Dirty Song Lyrics

 

 

あの曲大好き〜。多分ハードロックになってしまったThe Cultのアルバムの中では、1番好きなアルバムであり、【Fire Woman】が1番好きかも。

それに似ているからこちらも好きなタイプの音。

でも決定的に違うのは、歌詞の内容だろう。

あちらは、恋に悶える燃えたぎった男の激しく狂った求愛ソングだが、こちらはラブはラブでも、血族の愛、自分のルーツや親子の愛だ。どちらも真面目な思いを歌っている。

が今日のこの【Wild Hearted Son】は、悲しみで溢れている。

涙を流しているようですらある。

 

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感情豊かな歌い方が、Post Punk時代のSouthern Death Cult時代からのThe Cultの(Ianの)特徴だ。

そのスタイルが、この『Sonic Temple』で完成形に到達したとLyraは感じている。ただ、この完璧なるワイルドな歌い方は、このハードロックに見事に変身したThe Cultにはピッタリなのに、彼らは、この後のアルバムであるこの『Ceremony』で迷い始めた気がした。

迷宮への入り口のように。自分達の行くべき道を模索しているのだ。正しいと思うが、きっと当時の彼らには苦しくてたまらなかったのかもな。

Ceremony

【Ceremony】と言うアルバムは、バンド内の大きな混乱の時期を表している。

長年のベーシストであった Jamy Stewart ジェイミー・スチュワートが、レコーディング前に出発してしまい(つまり脱退)、ボーカリストのIan Astbury イアン・アストベリーとギタリストのBilly Duffy ビリー・ダフィーの仕事上の関係は史上最低だった。

伝えられるところによると、このペアはスタジオに一緒に出演することに同意することはめったになく、異なる時間に別々にパートを録音することを選択していたらしい。 このアルバムは、1987年のアルバム『Electric』と1989年のフォローアップSonic Templeでのバンドのこれまでの世界的な成功の結果として、音楽評論家とファンの両方から非常に期待されていた。

この時期よりも少し前からバンドは(特にIan) 、ネイティブアメリカンの文化に大きく影響を受けた。

このミュージックビデオにはネイティブが出てダンスしているし、ジャケットの写真は、バンドがアルバムカバーに描かれているネイティブアメリカンの少年の両親から61,000,000ドルで訴えられた。アルバムは米国で25位、カナダで9位に達し、プラチナステータスを獲得したが、グランジロックの登場と訴訟への対応に時間を費やしたため、売り上げは伸び悩みんでしまったらしい。

韓国やタイを含む一部の国では、1992年までレコードのリリースが見られず、1993年6月にThe Cult がイスタンブールでいくつかのショーを行うまでトルコではリリースされなかった。 キャッシュボックスチャートで16位に達した売れたアルバムだったのに。

『Ceremony』と『Wild HeaurtSon 』はどちらもネイティブアメリカンインディアンのダンスで始まる。【white ホワイト】には、1996年に結成されたローレンスリプトンの1959年の本「TheHoly Barbarians」からの抜粋が含まれている。

 

【WildHeartedSon】は、UK#34、カナダ#41が最初の公式リリースシングルだ。

「Heart ofSoul」(UK#51)がそれに続く。 「SweetSalvation」と「HeartofSoul」はどちらも1992年にアルゼンチンでプロモーション専用シングルとしてリリースされ、「Ceremony」はスペインでプロモーションシングルとしてリリースされた。

歌詞の意味

 

野生の心を持った息子とは、ネイティブ・アメリカンの苦しみを語っている歌だ。TheDoorsのJimが同じようにハマった世界観だ。

何となく親から子に向けて話しているようにも感じるし、回想してるような歌詞だ。

自分たちの故郷であり、自由に飛び回っていた大地を、後から来た白人たちに騙されて二束三文で交換してしまった先祖の話をしているようだ。

逃げるのは世界が許さなかった、というのが非常に悲しみを誘う。

逃げずにアメリカの地に暮らして来た彼らの苦悩を歌っているのだ。

居留地に追いやられて、怒りと後悔は自尊心をも壊していく。

きっと彼らのプライドが、この地から逃げずに生きる、アメリカの地に留まり、生き抜くのを選んだのだと思う。

あの狭い鉄条網さで囲われた中での暮らしは時代が止まったようなものだ。

それは、The Cultのメンバー達の売れる為に渡米したことや、葛藤、諸々の不安と鬱憤したものの解放のために歌っているのだろう。

白人至上主義。

どれだけの血が流されて来たか計り知れない。

今やそれも崩れ去ろうとしてるアメリカ。

野生に愛され、荒々しいハートをもって生きていく。

たとえ最後の息子となったとしても、自然と共に生きていけば良い。

砂漠の向こうには、蜃気楼の中に浮かぶ自分たちの故郷が見えるはずだ。

この世には間違った道などないのだ。

 

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Ceremony represented a period of great turmoil within the band. Longtime bassist Jamie Stewart had departed prior to recording, and the working relationship between vocalist Ian Astbury and guitarist Billy Duffy was at an all-time low. The pair reportedly rarely agreed to appear at the studio together, opting to record their parts separately at different times.

The album was highly anticipated by both music critics and fans as a result of the band’s previous worldwide successes with their 1987 album Electric and its 1989 follow-up Sonic Temple. It was heavily inspired by Native American culture. The band was sued for $61,000,000 by the parents of the Native American boy pictured on the album cover.

The album reached #25 in the U.S. and reached #9 in Canada, and achieved platinum status, but sales suffered with the arrival of grunge rock and time spent dealing with the lawsuit. Some countries, including South Korea and Thailand, did not see the record’s release until 1992 and it was unreleased in Turkey until the Cult played several shows in Istanbul in June 1993. It reached #16 on the US Cashbox charts.

 

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Both “Ceremony” and “Wild Hearted Son” begin with Native American Indian dances. “White” includes an excerpt from Lawrence Lipton’s 1959 book ‘The Holy Barbarians’, which was later the name of Astbury’s band, formed in 1996. “Heart of Soul” begins with the lyric “Down and out in London, Los Angeles, and Paris too”, which is a reference to George Orwell’s ‘Down and Out in Paris and London’, with LA being where the band were based at that time.

“Wild Hearted Son” (UK#34, Canada #41) was the first officially released single, followed by “Heart of Soul” (UK#51). “Sweet Salvation” and “Heart of Soul” were both released as promotional only singles in Argentina in 1992, and “Ceremony” was released as a promotional single in Spain.

 

Personnel

The Cult
  • Ian Astbury – vocals, backing vocals
  • Billy Duffy – guitar
Additional personnel
  • Alex Acuña – percussion
  • Mickey Curry – drums
  • Charley Drayton – bass
  • Tommy Funderburk – backing vocals
  • Donny Gerrard – backing vocals
  • Suzie Katayama – cello
  • Mona Lisa – backing vocals
  • Yvonne St. James – backing vocals
  • Benmont Tench – organ
  • Scott Thurston – synthesizer, piano
  • Richie Zito – keyboards
Technical
  • Mixed by Mike Fraser

 

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