Brian Jonesの命日だからと書いたのは随分前だったのだけど、当日はどちらを上げるか?で迷いに迷い、あちら(Jim) を上げてしまったという…毎年の恒例行事?
大好きな2人が同じ日に亡くなっているという摩訶不思議な出来事。
不思議なことに自分では意識していないのに、吸い寄せられるように「あのクラブ」関連のものを見たり読んだり聴いたりしてしまい、「無意識下では繋がっていたのか?」なんて〜今、気づいて怖くなっている。
まあ、これはLyraが霊感あるから、はないだろうけど、人間って自分が欲しているものを呼び寄せる力はあるのだと思う。
BrianもRSを結成する時には、知らぬ間にその力が働いてKeithに出会ったのかもしれない。
それが自分にとってどんな成功と地獄を齎すかなぞ知らぬ間に、運命は動き出す。
R&Bに惚れてそれを貫き通したかったBrian。だが運命は知らぬ間に大衆が好むサウンドになって行く。自分を蚊帳の外に押し出したまま。
どんな気持ちだったか?
と考えると非常に可哀想で辛くなる。
Brianが悪癖にハマってしまった心情も理解出来る。
今日Lyraが選んだ曲は、色々な意味で変化をThe Rolling Stones に齎した作品だろう。
嫌、変化してしまったからこそ出来た曲かもしれない。
慌ただしい事件の数々の中、Brianがこの曲に貢献した才能は計り知れないと思う。
もっと評価されてるべき人Brian Jones。
Brianをリスペクトして愛している人々に捧げます。
勿論 Brian Jonesにも!愛を!
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ロンドンで結成されたロックバンド、The Rolling Stones ローリング・ストーンズ。
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1962年4月Brian Jones ブライアン・ジョーンズ、Ian Stewart イアン・スチュワート、Keith Richards キース・リチャーズ、Mick Jagger ミック・ジャガーの4人で結成。その後、Bill Wyman ビル・ワイマン、Charlie Watts チャーリー・ワッツが加入。
*【I Wanna Be Your Man】 Rolling Stones 和訳 解説 Brian Jones’ Birthday! ブライアン・ジョーンズについて
そしてこのバンド結成当初のリーダーが、ギタリストであり、マルチプレイヤーである Brian Jones ブライアン・ジョーンズ(本名:Lewis Brian Hopkin Jones 1942年2月28日 – 1969年7月3日)。
今日Lyraが’和訳する曲は、The Rolling Stonesのスタジオアルバム『Their Satanic Majesties Request』( サタニック・マジェスティーズ) に収録されているシングル【We Love You】。
イングランドでは1967年8月、アメリカでは同年9月にリリースされた。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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= We Love You=
We don’t care if you only love “we”
We don’t care if you only love “we”
We love you. We love you, and we hope
That you will love “we” too
We love “they”. We love “they”, and
We want you to love “they” too
Ah
We don’t care if you hound “we” and
Love is all around “we”
Love can’t get our minds off
We love you, we love you
You will never win “we”
Your uniforms don’t fit “we”
We forget the place we’re in
Cause we love you
We love you. Of course, we do
I love you. I love you
And I hope that you won’t prove wrong
Too
We love you. We do. We love you. We
Do. Ah…
君たちが「俺たち」だけを
愛していたって
どうでも良い
君たちが「俺たち」だけを
愛していたって
知ったこっちゃない
皆んな愛してるよ
君たちを愛してるぜ
君たちが”俺たち”を
愛してくれたら良いなあ
俺たちは「あいつら」を愛してるぜ
俺たちは「あいつら」を愛してるぜ
だから君たちも
「あいつら」を愛してよ
アア〜
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君たちが「俺たち」を追いかけ回したって
どうでも良い
愛は「俺たち」の周りにあるんだ
愛は「俺たち」の心から
離れることは出来ないだろ
「俺たち」は君たちを愛してるぜ
「俺たち」は君たちを愛してるぜ
君たちが「俺たち」に
勝つことはねぇよ
お前らのユニフォームは
「俺たち」に合うわけないだろ
もう今いる場所を忘れるよ
「俺たち」は君たちを愛してるから
「俺たち」は君たちを愛してるぜ
勿論
愛してやるぜ
俺は君を愛してるよ
俺は君を愛してるよ
それに君が
間違っていることを
証明しないで欲しいなぁ
俺たちは君たちを愛してるぜ
本当だよ
俺たちは君たちを愛してるぜ
してやるよ
アア〜
Songwriters: Keith Richards, Mick Jagger
Translator: Lyra Sky 和訳
Animation MV (Official)
当時のアニメーションってこの手のタイプが多い。これが一番LSDに合うのかもね。
次に実写のMVも載せておきますね。
こちらは当時のミュージックビデオ。一応演技しているMick, Keithに比べて、Marianneは女優の貫禄があるなあ。Mickも俳優さんですが、Marianneの女優っぷりと比べたら…個人的な意見なので悪しからず。ハア、Marianneカワイイ💕 あとBrianが…。
Promotional Video in 1967 ↓↓
ミュージックビデオについて
何回見ても悲しくなるのですが、何故ラリっているBrianをわざわざ使うのかな〜?
意図的にやってるから、製作者側の悪意しか感じられない。Brianがまともな時を使えば良いのに、、、ひどすぎ。
このシングルのプロモーションフィルムは、Peter Whitehead が監督したもの。 レコーディングセッションの映像と、1895年の Oscar Wild の裁判を再現したセグメントが含まれ、Mick Jagger 、Keith Richard 、Marianne Faithful の3人はそれぞれワイルド、クイーンズベリーの侯爵、アルフレッドダグラス卿を描いているのが分かる。つまり本筋とは関係のない Brian Jones の目の焦点が合っていない映像をわざわざ出すのは全く意味がないことなのだ。
この曲に貢献しているBrianの格好良い側面を出してあげるべきなのに。
イギリスで大人気であったTV番組トップ・オブ・ザ・ポップスのプロデューサーは、そのプログラムでこのミュージックビデオを上映することを拒否した。 BBCのスポークスマンは、プロデューサーはトップ・オブ・ザ・ポップスを視聴するタイプの視聴者には適していないと考えていると述べた。 BBCによる禁止ではなかったが、このプロデューサーの決定だった。
万が一、時期的にBrianは大変なことにハマっていった頃だから、通常ではない画像しか記録がないならば、治るまで待って普通の他の画像を使うべきだし、セルアウトしなきゃいけないから早急と言うならば、いっそ彼の画像はなしにすれば良いと思う。Top of the Popsの判断は良かったと個人的に思うし、Brianへの思いやり、それだけを望む。
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色々な意味で運命の分かれ道
レコーディングセッションは、プロデューサーを辞任する前の、バンドとのオールダムの最後の作品になった。
結成当初のリーダーはBrian だったが、Andrew がMickとKeith をコンビにさせて、作曲をさせた為に指揮権が次第に2人へ移行したのがBrianの早い死に繋がったのかもしれない。そして2人が力を得てからは、書きたくもない陰険なことが起きていたと言われているが、、、。
1969年Brian は体調不良と度重なるドラッグ所持による勾留や裁判などの法律問題のためバンド活動が出来なくなり、結果ツアーへの不参加からバンドを脱退(と言うが辞めさせられた、説得されたから)その3週間後にプールで溺死してしまう。自殺として当初は片付けられてしまったが実際は他殺説が濃厚。
後任としてMick Taylor が加入、1974年に脱退するまで活動。その後はご存知の通り、Ron Wood が加入する。
1番Brianに優しかったBill Wymanは、1993年にバンドを脱退、後任としてDarryl Jones がベースを担当、だが正式メンバーではないまま続行中。キーボードと同じ待遇だ。
曲について
【We Love You】(この世界に愛を)は、MickとKeith が書いた1967年8月18日にシングルとしてリリースされたシングルだ。B面は【DANDELION】。
ピークは 英国で8位、米国で50位で、その後【DANDELION】がUS盤だけ Aサイドに昇格し、14位でピークに。
レコーディングでは、Brian Jones が演奏したメロトロンのパートと、John Lennon とPaul McCartneyのバックボーカルがフィーチャーされているのが特徴だ。
1967年7月にオリンピックスタジオで開催されたサタニックマジェスティーズリクエストのセッション中に【WeLove You】を録音したのだが、製作されたのは、サセックスのレッドランズの田舎の家で、Mick とKeith が直面した麻薬逮捕の余波の最中に書かれたものである。
その為か【We Love You】は、刑務所に入る音で始まる。独房のドアが閉まる。その後に告発に関連して2人に伝えられた文章の厳格な性質は、1967年7月1日のタイムズ紙で「誰が蝶を車輪で壊すのか」というタイトルの厳しい社説を模したものだ。
歌詞とThe Beatles について
この曲の歌詞は、The Beatles が6月25日に放送されたOurWorld衛星で演奏したLennon McCartneyの曲【AllYouNeedIsLove】の「なりすまし」のようだと言われていたが、確かに似ている。あるいは、John Lennon が主張したように(彼の有名な1970年のローリングストーンのインタビュー)、歌詞は、Jagger & Richards だが多くの合唱歌手の中にいたThe Beatles の歌のメッセージを反映している、のだろう。
よく歌詞を見てみると【We Love You】は、「あなたが俺たちを捕まえて、周りのドアをロックしてもかまわない」や「あなたは俺たちに勝つことは決してない、あなたのユニフォームは俺たちに合わない」と宣言するのは、強い反体制姿勢を支持している証。およそThe Beatlesのあの曲のような愛の歌と言うよりは、平和的とは言えない異議申し立ての歌に聞こえる。
だから、The Beatlesの真似をしていると世間では言われている曲だが、歌詞の上では、似てるとはいえないと思う。賛否両論あるだろうけど、個人的には歌詞はMickらしい嫌味を警察に言ってるだけだな。
この曲は、モロッコの影響を受けたドローンの反抗的な国歌かもしれない。
パッと見(パッと聴いただけだと) 外見的には、バンドからファンへのメッセージで最近のドラッグバストをきっかけにサポートに感謝の意を表している、、、が実際には、警察が彼らに嫌がらせをしたことや、Rolling Stones のこれに対する本当の気持ちを言い放っているのだ。
この気持ちは、Brian Jones のシュールなメロトロン演奏によって表されている。そして先程触れた刑務所の音、Nicky Hopkins の前兆となるピアノのリフ、そして異世界的なテープ遅延のボーカル効果のサイケデリックなコラージュをしているのだ。ただ少し違うのは、John Lennon とPaul McCartney の高いハーモニー。この2人がハッピームードを保持している気がする。鬱々したバンドの雰囲気を普通にしているようだ。
スタジオエンジニアのジョージ・チキャンツは、音符を打ってからメロトロンから出る音までに遅れがあったにもかかわらず、Brian Jones は曲に「タイトなリズミカルなパンチ」を与えたと言っている。Brianは完璧なのだ。
後にMick は当時【WeLoveYou】は「ちょっとした楽しみ」だったと語っていた。オリジナルのシングルリリースには、B面の【DANDELION】からの短い歪んだボーカルセクションで構成されるフェードインコーダが含まれている。 【DANDELION】の冒頭でも【WeLoveYou】の一部がフェードインする同じ効果が使われている。
音楽学者のWalter Everette は、The Beatles が1967年2月のシングル【Strawberry Fields Forever】を締めくくるフェードアウト/フェードインエンディングを使用したことへの対応なのではないか?と述べているのが興味深い。ここでもRSは彼らを意識していたのだろうか?
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The Rolling Stonesの数ある名盤の1つだと思う『Their Satanic Majesties Request』。
LyraのThe Rolling Stonesのアルバムの中でで好きな作品の1つだが、熱狂的なRSファンの間では不人気なアルバムだが、もしかしたらチラチラと見えるThe Beatlesの影が、彼らに居心地の悪い気分を与えているのかも。
どちらにせよ、今までのアルバムの中で異質なものを生み出しているアルバムには違いない。
それはアルバム全体で音の厚みを出しているのが、マルチプレイヤーだったBrian Jonesの手腕によるものだから。
彼の悪なき探究心は様々な楽器を試し、弾きこなしてクリエイトし、曲を生かすことに全てを注いでいたと思う。もっと評価されるべきアーティストなのだ。
色々な人間性のダメっぷりが噂され、曲が書けないとか噂はあるが、これほどまでのプロ根性と弾きこなす力があったのだから曲に関しては作れた説が強い。
彼が生きていたら、こんな「〇〇説」など書く必要もなくBrianの曲を楽しめたのに…と残念に思う。
空の上でBrianが幸せならば、と願う。
きっと夜な夜な Jimi たちと、得意げにプレイしていることだろう。シタール片手にノリノリだったあの笑顔で。
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The single’s two tracks were the final Stones recordings receiving a production credit for band manager Andrew Loog Oldham. The recording session represented Oldham’s last work with the band before resigning as their producer.
Written in the aftermath of the drugs arrests faced by Jagger and Keith Richards at the Redlands country home of the latter in Sussex that year, “We Love You” opens with the sounds of entry into jail, and a cell door clanging shut. The draconian nature of the sentences handed down to the two Stones relative to the charges prompted a stern editorial in The Times on 1 July 1967, titled “Who breaks a butterfly upon a wheel?”, in protest
The song’s lyrics appear to be “a spoof” of the Lennon–McCartney song “All You Need Is Love”,which the Beatles performed on the Our World satellite broadcast on 25 June. Alternatively, as Lennon insisted was the case, in his famous 1970 Rolling Stone interview, the lyrics can be seen as echoing the message of the Beatles song, on which Jagger and Richards were among the many chorus singers. On close examination, “We Love You” espouses a strong anti-establishment stance, proclaiming “we don’t care if you hound we and lock the doors around we” and “you will never win we, your uniforms don’t fit we.”
The Stones recorded “We Love You” during the sessions for Their Satanic Majesties Request at Olympic Studios during July 1967. The song is a droning, Moroccan-influenced anthem of defiance. Outwardly, it was a message from the band to their fans, expressing appreciation for support in the wake of their recent drug busts, yet it was also a slap in the faces of the police harassing them and the Stones’ true feelings about this (as is represented by Jones’ surreal Mellotron playing). “We Love You” is a psychedelic collage of jail sounds, Nicky Hopkins’ foreboding piano riff, and otherworldly tape-delayed vocal effects, featuring a visiting John Lennon and Paul McCartney on high harmonies. Studio engineer George Chkiantz said that even though there was a delay between hitting the note and the sound coming out of the Mellotron, Jones managed to get “a tight rhythmic punch” for the track.
Mick Jagger was quoted at the time as saying that “We Love You” was “just a bit of fun”.The original single releases had a faded-in coda consisting of a short, distorted section of vocals from the B-side, “Dandelion”. The same effect, fading in a portion of “We Love You”, was used at the beginning of “Dandelion”. Musicologist Walter Everett identifies this feature as a response to the Beatles’ use of a fade-out/fade-in ending to close their February 1967 single “Strawberry Fields Forever”.
Personnel
- Mick Jagger – vocals, handclaps
- Keith Richards – electric guitars, backing vocals
- Brian Jones – Mellotron
- Bill Wyman – bass guitar
- Charlie Watts – drums
Additional musicians
- Nicky Hopkins – piano
- John Lennon – backing vocals, handclaps
- Paul McCartney – backing vocals, handclaps
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