The Velvet Underground【Venus In Furs】和訳『毛皮のヴィーナス』の真実 The True Meaning o’SEVERIN

ずっと綺羅星の様に私の道標。

そんな指標になる人が誰にでも1人、2人、いると思う。尊敬する人や愛する恋人や親だったり、笑顔にさせてくれる友人、中には推しだったり、家族であるペットだったり、…。

愛すべき人たち。

もうすぐ誕生日だ。音楽の趣味が凄く似ていて、人と違うファッションをし、かといって金に執着せず、ハートのつながりで生きていた人。独自の生き方のポリシーが自分と近くて今も尊敬してるよ。周りの人たち全てに愛されていた人。

今もLyraのリスペクトしてる人。愛すべき人。その姿は美しく、ナイフの様に凛々しい。

その人が好きだったVelvet Under Groundを今日は聞こう。

Lyraの大好きなバンドだから、つい自分の好きな曲にした為「彼を忍のにSMとは、ちと不謹慎か?」とは思ったが、お気に入りの曲に本人も上げていたから良いでしょう(笑)?

不協和音がLyraには愛しい。暗闇から、会いに来てくれそうな気がする。きっとビロードの鮮血色したカーテンを開け、サッと身軽に入って来る。

クリクリッとしたお目々と、左右にニッとくちを開いて笑うシャープな笑顔を従えて。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨークで1964年に結成されたバンド The Velvet Underground ヴェルベット・アンダー・グラウンド。

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元々のラインナップは、歌手/ギタリストの Lou Reed ルー・リード、マルチインストゥルメンタリストのJohn Cale ジョン・ケール、ベース・ギタリストの Sterling Morrison  スターリング・モリソン、ドラムの Angus MacLise アンガス・マクリスで構成されていた。レコーディングではAngusが全てのドラムをしている。後に、Maureen Tuckerモーリーン・タッカーが加入。

彼らのロックとアバンギャルドの統合は、グループの存在中にほとんど商業的な成功を収めていなかったが、現在、ロック、アンダーグラウンド、エクスペリメンタル、オルタナティヴミュージックで最も影響力のあるバンドの1つとして君臨している。

【The Velvet Underground/ Sunday Morning】和訳 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの魅力について Welcome to Beautiful Pervert’s Worlds

*Lou Reedについては、こちらなど→和訳【Sweet Jane】 Lou Reed スウィート・ジェーンは誰? 解説 Who’s Sweet Jane in Dystopia?

*John Caleについては、こちら→和訳【John Cale / Fear Is A Man’s Best Friend】Hello from Netherworld 黄泉の国から

 

今日Lyraが和訳&解説するのは、The Velvet Undergroundの1967年3月12日リリースのスタジオアルバム『The Velvet Underground & Nico』に収録されている曲、【Venus In Furs】。Lyraにとっては無人島に持って行きたいアルバムの1枚だ。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Venus in Furs” is a song by the Velvet Underground, written by Lou Reed and originally released on the 1967 album The Velvet Underground & Nico. Inspired by the book of the same name by Leopold von Sacher-Masoch, the song includes sexual themes of sadomasochism, bondagelyra and submission.

= Venus in Furs =

[Verse 1]

Shiny, shiny, shiny boots of leather

Whiplash girlchild in the dark

Comes in bells, your servant, don’t forsake him

Strike, dear mistress, and cure his heart

[Verse 2]

Downy sins of streetlight fancies

Chase the costumes she shall wear

Ermine furs adorned, imperious

Severin, Severin awaits you there

[Bridge]

I am tired, I am weary

I could sleep for a thousand years

A thousand dreams that would awake

Different colors made of tears

[Verse 3]

Kiss the boot of shiny, shiny leather

Shiny leather in the dark

Tongue of thongs, the belt that does await you

Strike, dear mistress, and cure his heart

[Verse 4]

Severin, Severin, speak so slightly

Severin, down on your bended knee

Taste the whip in love not given lightly

Taste the whip, now bleed for me

[Bridge]

I am tired, I am weary

I could sleep for a thousand years

A thousand dreams that would awake

Different colors made of tears

[Verse 5]

Shiny, shiny, shiny boots of leather

Whiplash girlchild in the dark

Severin, your servant comes in bells, please don’t forsake him

Strike, dear mistress, and cure his heart

 

 

ピカピカ、ピカピカした

つるつるの革のブーツ

暗闇には

鞭ひもの

ひよった女

ベルで呼びな

お前の召使さ

彼を見捨てるなよ

鞭打て

愛しい女王様

アイツの心を癒してやりな

 

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空想の街灯の抜け目ない罪よ

彼女が着る衣装を追いかけるんだ

美を引き立てるオコジョの毛皮

傲慢さ

美少年(セヴェリン)

美少年が

そこでお前に用意されてるぜ

 

俺は疲れたよ

飽き飽きしてる

1000年間寝ることだって出来た

俺を目覚めさせる1000もの夢

涙で出来てる独特な色彩

 

ピカピカした

ピカピカした革のブーツに口づけを

暗闇にきらめく革

革紐の舌のような束

お前をたっぷりと

待ち構えてる革ベルト

鞭打て

愛する女王様よ

そしてアイツの心を癒してやりな

 

美少年

美少年よ

とっても

密かに話してくれ

美少年よ

曲がった膝の上に倒れ

愛してるなら

優しく与えられない愛の

鞭打ちを味わう

鞭打ちを味わうんだ

今こそ

俺のために血を流しておくれ

 

俺は疲れたよ

飽き飽きしてる

1000年間だって寝ることが出来た

俺を目覚めさせる1000もの夢

涙で出来てる独特な色彩

ピカピカ

ピカピカした

つるつるの革のブーツ

暗闇には

鞭ひもの

ひよった女

美少年よ

お前のしもべをベルで呼びな

どうかアイツを見捨てないでおくれ

鞭打てよ

愛する女王様

そしてアイツの心を癒してくれ

 

Songwriter: Lou Reed

Translator: Lyra Sky 和訳

 

 

 

妖しさ200%で、人間の毛穴から浸透していく感染性は強力だ。人間には好みというのがあるから、いくらLyraが素晴らしいと言っても、この系統のアートロックを嫌いな人は、大嫌いだと思う。 スノッブだという人も多い。現にダーティーなR&R好きは、「かっこつけ」と言っていたし(あくまでも個人的な話)、EDM好きには嫌われる可能性大。アガル、サウンドではないからだろう。Lyraにしてみれば、この曲は、アガルアガル、血が湧き上がる昇天サウンドなんだけどね〜。暗い人間が作ってる音でないから好きなのだ。彼らは、人間の原始的な欲求や違和感、居心地の悪さを刺激して燃え上がらせるのだ、意識を。狙い定めて「社会へのアンチテーゼを歌いたい」と言うコンセプトの元やっていたと感じるから惹かれる。それだけのこと。聴いていて心地よいのだ。そして物語を聴いて安心する…Louが作り出す、人間の探究心の愛欲の旅の話で。
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【Venus In Furs】について

Velvets の挑発的な主題、音楽実験、虚無主義的な態度も、パンクロックとニューウェーブ音楽の進化に影響を与えて来たバンドだ。

 

1967年3月12日にリリースされてから【Venus in Furs】も何度かシングルとしてリリースされ来た曲であり、多くのミュージシャンに影響を与える彼らを代表する曲である。

1988年にはイギリスで、その後1993年と1994年には、ライブシングルとしてフランスと英国でそれぞれリリースされいる。

このライブバージョンは1993年のライブアルバム🪹『LiveMCMXCIII』に収録されているので、良かったら聴いてみて下さい。

 

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【VenusinFurs】は、1966年5月にハリウッドのTTGスタジオで再録音された3曲の1つ。

ファイナルミックスに入っている。因みに、他の2曲は【Heroin】と【I’m Waiting】だ。

アレンジメントには、John Cale の不協和音のエレクトリック・ビオラと、D G C F ACにチューニングされたLou Reed のギターが含まれて楽器を演奏。

バックビートは、2つのベースドラムビートと1つのタンバリンシェイクで構成され、Moren がゆっくりと演奏している。

小説について

作詞作曲は、Lou  Reed で、レオポルド・フォン・ザッハー・マゾッホの同名の小説にインスパイアされた曲である。
『毛皮を着たヴィーナス』(ドイツ語:Venus im Pelz)は、オーストリアの作家Leopold von Sacher-Masochによる中編小説であり、彼の作品で最もよく知られている。
メインテーマは、サドマゾヒズム、束縛、服従だ。
この小説は、Sacher-Masochが構想したLegacy of Cain(DasVermächtnißKains)と呼ばれる壮大なシリーズの一部となる予定だった。この【Venus In Furs】は、シリーズの最初のボリュームであるLove(Die Liebe)の一部で、1876年に刊行された。

 

最高なサウンドに、崇高な小説を合わせてくれて至福の喜びだが、個人的には良くあるSMもので、刺激は少ないが当時の人々にしてみたら、影に隠れてやることを公の場に引き摺り出した形だから、強烈な不謹慎極まりない話であり、刺激強すぐな蜜の味だったに違いない。

このVelvet Undergroundの時代も然り、今と違って秘密の儀式だったのを、見世物小屋の団長よろしく、興味があって聞きに来た人間たちに披露したのだ。

因みにSMという言葉は、英語にはない。SがMarquis de Sadeのことであり、Mが、この Leopold von Sacher-Masoch でどちらも小説家で、作者の頭文字から取って、日本ではそう呼ばれたのだろう。

Depeche Modeの曲を解説した時にもチラッと書いたかもしれないが、日本のSMのニュアンスに近いのは「Masterと Servant」が近いか?

普通は、Sの意味なら「dominant」と、Mは「submissive』だろう。

Depeche Mode / Master and Servant 和訳 Beginning! 解説

 

小説『毛皮を着たヴィーナス』は、主人公の青年セヴェリーンの「女の奴隷になりたい」と欲求から、毛皮の似合う愛する女性ワンダをサディストにするために調教し、主従の契約書を交わす。なんか、ここは、Fifty Shades Of Gladeみたいだが。元来サディストではないワンダは、愛のために、愛するゼヴェリーンの専属サディストになるのだった。性的、人間的、倒錯を描いた文学作品である。

Lou Reedは、これに目をつけたわけだ。

大体、The Velvet Underground というグループ名の由来からして、このイメージだから、選んで当たり前だ。

John Cale の友人Tony Conrad が路上でたまたま拾ったのが、SMのペーパーバック(鞭とレザーブーツの表紙)だったから、名付けたのだ。

そのため、倒錯的世界やメインストリームへのアンチテーゼの内容を描くのが、Velvet Undergroundの存在意義になったのだろう。

影響力の強さ

1993年、この曲は、ダンロップタイヤの英国広告のサウンドトラックとして、広告代理店のAbbott Mead Vickers BBDOによって使用されて話題になった。英国の監督TonyKayeによって監督され、この広告は、フェチとシュールレアリスムの両方の画像を取り上げたことで注目に値する作品になっている。

 

 

映画やテレビでも、Velvet Undergroundは、多大な影響力を及ぼしている。

彼ら自身も、ピエロヘリツァーのアンダーグラウンド映画『Venus in Furs」に出演している。この映画は、この曲にちなんで名付けられたのだが。ヘリツァー、ベルベット、その他の出演者は、その年の12月に放送された『アンダーグラウンド映画のメイキング』というタイトルのCBSニューセグメントで紹介された。因みに、この短い出演は、ヘリツァーまたはバンドのいずれかにとって唯一のネットワークテレビの露出である。
この曲のバージョンは、1983年の映画G(G som i gemenskapとも呼ばれる)で、本物のスウェーデンのバンドReeperbahnが演奏する架空のバンドNürnberg47によって演奏された。 
あと、ガス・ヴァン・サントの2005年の映画『Last days』で取り上げられている。これは、Kurt Cobain に基づいた、ミュージシャンの最後の日々の架空の話だ。
イギリスのテレビシリー『BeingHuman』では、この曲はシーズン2、エピソード5で目立つように使用されていた。
曲のバージョンは、HBOテレビシリーズVinylのために Julian Casablancas によって特別に録音された。
Andy Warhol のファクトリーへのフラッシュバック中に、【Run Run Run】と一緒に第2話のサウンドトラックに登場している。
この曲はドラマ『Pose』で、キャラクターのエレクトラがドミナトリックスセッションのためにヘルファイアクラブに入るときに、シーズン2、エピソード2で取り上げられた。
パット・ロビタイユの曲のカバーは、NetflixシリーズYouのシーズン1、エピソード1で取り上げられた。
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歌詞について

この曲は、先程、説明した様に、男性の主人公が毛皮で飾られた恋人に奴隷にされようとしている、レオポルドフォンザッハーマゾッホの1870年の中編小説「毛皮を着たヴィーナス」にちなんで名付けられた。

この内容は、当時の作詞作曲の慣習に挑戦するようなものだ。
野外での性的マゾヒズムの儀式は、毎日耳にするものではないだろう。

19世紀の性科学者リヒャルトフォンクラフトエビングによって造られた「マゾヒズム」という言葉も、ザッハーマゾッホの名前に由来しているため、この主人公は、冗談で作られたものではない。

エッセイ「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドによる毛皮の金星」の中で、エリック・クルステンは次のように書いている…

「この曲のイントロに蓄積はありません。曲は、あたかも退廃的なマラケシュS&M /アヘン窟への扉を開いたかのように始まります。これは、エアコンの効いた中東の脅威の爆発であり、「ボレロ」の間のリンクが欠けています。レッド・ツェッペリンの「レヴィー・ブレイクス」のバージョンです」

 

Sterling Morrisonは、バンドが意図したサウンドを達成したと信じていたため、お気に入りのThe Velvet Underground の曲として常にこの【VenusinFurs】を引用して話していた。

 

 

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この曲は、同じタイトルのS&M中編小説に基づきながらも、現代のサドマゾヒズムと支配に関連するイメージがたくさんある。全く古くはないのだ。

この曲の名前が付けられた1869年の小説の読者には完全に奇抜だったらしいが、物語の大部分を構成する中編小説と内部原稿は、女性に夢中になり、彼女の奴隷になると「自身の心を癒す」と信じている男性キャラクターを中心に話は進行し、歌詞もそれに沿っていると思う。

小説では、セヴェリンは、彼が愛人には何の役にも立たず、彼女が彼を何気なく「見捨てる」ことができるという考え(彼が要求し、彼女が一緒にプレイする)によって性的に興奮しているのだ。
彼は彼女に立ち去らないように懇願することで、事の悪化を楽しんでいる。
小説のフレーミング装置は、未知のナレーターが残酷で支配的な愛人の考えに夢中になっている友人に与える言葉の形を取っている。
つまり、そのような劣化の深さを徹底的に経験することによってのみ、彼は彼の執着を「治す」(または癒す)ことができるという考えなのだ。

歌詞の中の街灯の空想は、夜の風俗店である。そこには、性的欲求を完成させるためのさまざまなツールを見つけることが出来るのだ。
この歌詞で言及されている「コスチューム」とは、お分かりだと思うが。通常BDSM文化に関連するスーツ(つまり、ボンデージスーツ)を指している。
そして歌詞の中のエルミンは、オコジョのことだ。オコジョは、毛皮がその柔らかさと黒い尾の色で人気があるイタチ科の動物だ。
Sacher-Masochは毛皮に魅了されたため、歌と本のタイトルになり、暑い夏でも毛皮を身に着けている妻を主張している。
歌詞の「帝国」とは、支配的なイメージを促進する、横暴なことを意味する。

そして「セヴェリン」は、小説の主人公の名前だが、この単語は、Lyraが和訳で書いた様に「美少年や美青年」それも、あなたが出会う中で最も素晴らしくて最もハンサムな男の子の意味があるのだ。
Severinは、親切で、頭が良く、面白くて、運動的で、才能がある人物を意味していて、プラス、彼が何をしていても、いつもあなたを笑顔にしてくれるのだ。
彼は読書、ゲーム、スポーツ、そして友達をサポートするのが好き。
時々、彼は少し恥ずかしがり屋でぎこちない。
だが、それはあなたが彼をもっと愛するようにするだけの作用がある。
セヴェリンは、男の子の中で最も美しい形を意味するのである。
親切で、彼は優しいが強い。
彼は愛することを恐れず、そのため、誰かが彼をもっと愛するようにするのだ。彼には価値が余りないのだが、そうやって愛を獲得するので、あなたは彼に時の心を与えてしまうのだ。そんな存在をSeverinと言うため、今回は「美青年」と和訳してみた。

Lou Reedは、これらのシュールな歌詞で、彼自身の感情と中編小説、Venus In Furs への言及の混合物を提示していると思う。性奴隷になるように求められるのだ。

Louは、同じ運命を求めて、うつ病と退屈に対する彼の感情を表現することによって、この考えを並置した。

夢の部分は、支配されたいという彼の願望を直接指している。
彼は退屈していて、新しい感覚を求めていたのだ。

彼に素敵なカラフルな夢を与えるものは、涙と痛み。
これは、Louには、怖がらせるさまざまなものがあり、さまざまな形で現れることを私たちに伝えているのだろう。

涙は彼の悲しみの象徴であり、サドマゾヒズムに酔いしれるという明白な願望を象徴している。

歌詞の複数のコードを備えた鞭のこの叙情的な説明は、「特に留め具または鞭のまつ毛として使用される、革または他の材料の細いストリップ」という言葉の伝統的な道具を私達に見せていると言える。

セヴェリンに話しかけるようにして、Lou Reedは、ナレーターとしての地位を確立している。

ワンダの観点から話すのではなく、彼を一般的なロシアの使用人の名前である「グレガー」になる。

グレガーは、大声で話しすぎたり、十分に速く歩いていないなどの取るに足らないことで彼を鞭で罰する。

自然が彼女を創造し、現在、男性が、彼女を教育しているので、男性の敵でもある。
彼女は彼の奴隷または彼のデスポットになることができるだけ。決して彼の仲間にはなれない。

これは、彼女が彼と同じ権利を持ち、教育と仕事において彼と同等である場合にのみ、彼女は仲間になれる。

制約と順序を踏まなければならぬ世界。

そこに官能の喜びがあるのをLouは言いたかった、、、欲していたのだ。

この引きちぎれるようなビオラの不協和音が、合図だ。

正装した私達。

生きかえった貴方は、恥ずかしそうに笑うだろう。

痛いほど美しい涙をたたえて。

 

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Venus in Furs (German: Venus im Pelz) is a novella by the Austrian author Leopold von Sacher-Masoch, and the best known of his works. The novel was to be part of an epic series that Sacher-Masoch envisioned called Legacy of Cain (Das Vermächtniß Kains). Venus in Furs was part of Love (Die Liebe), the first volume of the series. It was published in 1870.Venus in Furs” was also released as a single on several occasions; in 1988 in the UK and as a live single in France and the UK, in 1993 and 1994 respectively. This live version appears on the 1993 live album  

.Venus in Furs” was one of three songs to be re-recorded, in May 1966 at TTG Studios in Hollywood, before appearing on the final mix of The Velvet Underground & Nico (the other two being “Heroin” and “I’m Waiting for the Man”). The arrangement features John Cale’s cacophonous electric viola as well as Lou Reed’s guitar tuned to D G C F A C. Guitarist Sterling Morrison played bass on the song, but according to Cale, who was the band’s usual bassist, Morrison never cared for playing the instrument.  The backbeat consists of two bass drum beats and one tambourine shake, played at a slow pace by Maureen Tucker.In his essay “Venus in Furs by the Velvet Underground”, Erich Kuersten writes:”There is no intro or buildup to the song; the track starts as if you opened a door to a decadent Marrakesh S&M/opium den, a blast of air-conditioned Middle Eastern menace with a plodding beat that’s the missing link between “Bolero” and Led Zeppelin‘s version of “When the Levee Breaks”.Morrison always cited “Venus in Furs” as his favourite Velvet Underground song, as he believed that the band had achieved the sound that they had intended.Ermines, or stoats, are members of the weasel family whose fur is popular for its softness and black tail coloration.Sacher-Masoch was fascinated by fur, hence the title of the song and book, and insisted on his wives wearing furs, even in hot summers.“Imperious” means domineering, furthering the dominatrix imagery.

In these surreal lyrics from Lou Reed, he presents a mixture of his own feelings and references to the novella, Venus in Furs. In it, the protagonist is asked to be a sex slave after waking from a deep sleep. Lou is juxtaposing this idea by expressing his feelings on depression and boredom, by asking for the same fate.

 

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The dreaming portion refers directly to his desires to be dominated. He is bored and seeks new sensations, the ones that give him nice colourful dreams are also connected with tears and pain. This is also Lou’s way of telling us that there are many different things that scare him, manifesting in different forms. The tear may be symbolic of his sadness, and an apparent desire to be intoxicated through sadomasochism.

This song is named for, and based on, Leopold von Sacher-Masoch’s 1870 novella Venus in Furs, in which the male main character seeks to be enslaved by his fur-adorned lover.

The song and its topic challenged songwriting conventions at the time, the celebration of sexual masochism out in the open wasn’t something you heard every day. The word “masochism”, coined by 19th century sexologist Richard von Krafft-Ebing, also comes from Sacher-Masoch’s name, so dude wasn’t kidding around.

The novella and the inner manuscript that makes up the bulk of the story center on a male character who is so infatuated with a woman that he believes enslaving himself to her will “cure his heart.”

In the novel, Severin is sexually aroused by the idea (which he requests, and with which she plays along) that he is nothing to his mistress and that she can and will casually “forsake” him should she so choose. He enjoys the degradation of begging her not to leave.

The novel’s framing device is in the form of a manuscript the unknown narrator gives to a friend who is obsessed with the idea of a cruel, dominating mistress. The idea is that he may be “cured” of his obsession only by thoroughly experiencing the depths of such degradation.

Severin is the nicest and most handsome boy you will ever meet. He’s kind, smart, funny, athletic, and talented. Severin would always make you smile no matter what he is doing. He likes to read, play games, play sports, and support his friends. Sometimes, he’s a little shy and awkward but that just makes you love him more. Severin is love

Streetlight fancies would be sex shops in the night, where one could find the different tools to complete their sexual desires.

The “costumes” that are mentioned in this line refer to suits that are typically associated with BDSM culture (i.e., a gimp suit.)

Lou is referencing the humiliation aspect of the BDSM culture. Boots are a common fetish item, as is leather.

This lyrical description of a whip with multiple cords uses the traditional definition of the word thong, “a narrow strip of leather or other material, used especially as a fastening or as the lash of a whip.”

With the use of Severin, Reed establishes himself as the narrator, not speaking from the point of Wanda, who takes to calling him “Gregor,” a generic Russian servant name. She punishes him with a whip for inconsequential things like speaking too loudly or not walking fast enough.

That woman, as nature has created her, and man at present is educating her, is man’s enemy. She can only be his slave or his despot, but never his companion. This she can become only when she has the same rights as he and is his equal in education and work.
– Severin

In 1993, the song was used as the soundtrack for a British advertisement for Dunlop Tyres, by the advertising agency Abbott Mead Vickers BBDOand directed by British director Tony Kaye. The advertisement was notable for featuring both fetish and surrealist imagery.

 

Others

In 1965, the Velvet Underground appeared in Piero Heliczer’s underground film, Venus in Furs, which was named for the song. Heliczer, the Velvets, and the other performers were featured in a CBS News segment titled “The Making of an Underground Film” which aired in December of that year. This brief appearance turned out to be the only network television exposure for either Heliczer or the band. A version of the song is performed by the fictional band Nürnberg 47, played by the real Swedish band Reeperbahn, in the 1983 film G(also known as G som i gemenskap)The song is featured in Gus Van Sant’s 2005 film Last Days, a fictionalized account of the last days of a musician, loosely based on Kurt Cobain.In the British TV series Being Human, the song is used prominently in season 2, episode 5.

A version of the song was specially recorded by Julian Casablancas for the HBO television series Vinyl. It appeared on the soundtrack of the second episode during a flashback to Andy Warhol‘s Factory, alongside “Run Run Run”.

The song is featured in season 2, episode 2 of the series POSE as the character Elektra enters the Hellfire Club for a dominatrix session.

Pat Robitaille’s cover of the song was featured in season 1, episode 1 of the Netflix series You.

Personnel

  • Lou Reed – lead vocals, lead guitar, ostrich guitar
  • John Cale – electric viola
  • Sterling Morrison – bass
  • Maureen Tucker – tambourine, bass drum

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