【The Velvet Underground/ Sunday Morning】和訳 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの魅力について Welcome to Beautiful Pervert’s Worlds

今日は「New York の日(?)」と聞いたので、頭の中で The Ramonesや Televisionや New York Dollsなどが鳴り始めて止まんない(笑)。

「昨日Stoner Rockについて書いたから今日はPunkね」と思ったのに、聴いていたら今日の気分じゃないな、と。

「しっくり来なくてモヤモヤしたから、馴染みのバンドにしようか?」と手に取ったのが、このバナナ君達になってしまった 🍌

一体Lyraは何回聞いたんだろうThe Velvet Undergroundを?

一体何回ループする?このバナナ君のアルバムを?

中毒性がある云々と、良く言われて来たこのアルバム。

Lyraの場合は、それを通り越してHealing CD(癒しのCD)になってしまっている。

聴いていると落ち着くのだ。

学生時代に宿題やリポートを書く時に、音がなくて寂しい時は、この”The Velvet Undadrground and Nico” やThe DoorsやSam Cookeをエンドレスで聴いていた。

特にこのバナナ君率が高かった。音の洪水に身を委ねていると、精神が研ぎ澄まされて行くような錯覚を覚えたのだ。リポートが書ける書ける、宿題が進む進む(笑)。

今日はVelvet Undergroundの中では、珍しくサウンドはPopなカワイコちゃん。

だが世のブリッコの真実そのままに、実は悪い子なのよ、って曲を和訳したよん。

さあ、あなたを危ない世界へお連れしましょう。

ようこそ、魅惑の世界へ!

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今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州で1964年に結成されたロック・バンド、The Velvet Underground ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 。

略して Velvets ヴェルヴェッツとも呼ばれている。

初めて聴いた時から、惑わされるようにLyraは、ズブズブとVelvetsの沼にハマって行った。

だが、当時は全く売れず、世間的には商業的に上手く行かなかったバンドだったらしい。

それが今では、オルタナティヴ・ロックの元祖、アートロックやアヴァンギャルドなロックの先駆者と言っていいバンドとして世界中で認知されていると言っても過言ではないレベルまで上り詰めている。

1996年にロックの殿堂入りを果たし、Rolling Stone誌が選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティストで、第19位。

彼らのサイケデリックなサウンドは最高。

Lou Leedが作るアヴァンギャルドな詩の世界と、John Caleの作る実験的で独得な世界観が、バンド自体を唯一無ニにし、危険で妖艶にしている。

今日Lyraが和訳する曲は、The Velvet Undergroundのデビューアルバム1967年3月12日リリースの『The Velvet Underground and Nico』のオープニングを飾る、1966年に先行リリースした曲【Sunday Morning】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Sunday Morning” is a song by the Velvet Underground. It is the opening track on their 1967 debut album The Velvet Underground & Nico. It was also released as a single in 1966.

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=Sunday Morning=

Verse 1]
Sunday morning brings the dawning
It’s just a restless feeling by my side
Early dawning, Sunday morning
It’s just the wasted years so close behind

[Chorus]
Watch out, the world’s behind you
There’s always someone around you who will call
It’s nothing at all

[Verse 2]
Sunday morning and I’m falling
I’ve got a feeling I don’t want to know
Early dawning, Sunday morning
It’s all the streets you crossed not so long ago

[Chorus]
Watch out, the world’s behind you
There’s always someone around you who will call
It’s nothing at all

[Solo]

[Chorus]
Watch out, the world’s behind you
There’s always someone around you who will call
It’s nothing at all

Outro]
Sunday morning
Sunday morning
Sunday morning

 

日曜の朝

空が白み始める

眠れない焦りがまだ

俺の横でくすぶってるよ

未明の日曜の朝

それってすぐ後ろに置いて来た

無駄にした月日だ

 

気を付けろ!

世界がお前の背後にいるぜ

お前をいつも呼ぶ奴らが

お前を見張ってんのさ

それって何でもないんだけどな

 

日曜の朝

俺は落ちてる

知りたくもない気持ちで一杯さ

未明の日曜の朝

それって少し前に

お前が今まで渡って来た

色んな通りみたいだな

 

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気を付けろ!

世界がお前の背後にいるぜ

お前をいつも呼ぶ奴らが

お前を見張ってんのさ

それって何でもないんだけどな

 

気を付けろ!

世界がお前の背後にいるぜ

お前をいつも呼ぶ奴らが

お前を見張ってんのさ

それって何でもないんだけどな

 

日曜の朝

日曜の朝

日曜の朝だ

Songwriters: John Cale, Lou Reed

Translator: Lyra Sky 和訳

 

美しい心地よさが【日曜の朝】って感じ。

でもこれこそ “Watch Out!” 「気を付けろ!」っだね。

この心地よいメロディに、つい気を許してスルスルと聴き始めたら最後、危ない世界へと連れて行かれるよ。

「えー」なんて不安がる人でも、アルバムを最後まで聴き通したら、ラストには、酒池肉林の世界にハマっている自分に気づくだろう。

これを嫌だと思うものは、2度と足を踏み入れないかも知れないが、、、ほんのちょっとでも気になってしまったら、「もう一度?」「もう一度!」と繰り返し聞き直したくなる作品だと思う。

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1963年Lou Reedは大学を中退しニューヨークに移住、レコード会社の雇われソングライターをしながらデビューを狙っていた。

翌年、現代音楽を学ぶためにアメリカに来たウェールズ出身のJohn Caleと出会う。この出会いが良かったのだ。

意気投合し1965年にStarling Morrison (ギター)、Angus MacLise(パーカッション)を加えバンド結成する。

Johnの友人の音楽グループ、Theatre of Eternal Musicの Tony Conradトニー・コンラッドが、彼らに1963年に出版された『The Velvet Underground』というジャーナリストのMichael Lee著のノンフィクションを見せた。これが性的倒錯に関する書物だった。

Angus はバンド名にふさわしいと言い、他メンバーもUnder Ground Cinemaを想起させることから気に入り、1965年11月にバンド名改名。

その直後、Angusが脱退。代わりにMaureen Tuckerモーリン・タッカー(ドラムス)が加入。Velvet Undergroundとして活動を開始した。

初期はグリニッジ・ヴィレッジのcafe bizarre を拠点としていたが、ある晩、彼らの演奏をたまたまAndy Warholが目にし、気に入って、企画していた音楽・ダンス・フィルム・照明・そして聴衆をも巻き込むマルチメディア・イベント「エクスプローディング・プラスティック・イネヴィタブル」での演奏を頼んだ。

これがVelvetsのニューヨークのヒップな文化人たちに熱狂的に受け容れられていくきっかけになったのだ。

そしてこの時から、Warhol プロデュースの下でのレコーディングが始まる訳だが、Andyの要求が色々始まる時期にも入る事になる。

Andyは、ファクトリー(ウォーホルのスタジオ)に出入りしていたドイツ生まれのモデル Nico ニコを「ヴォーカルに入れてくれ、その代わり、デビュー・レコードを出してやる」と言い出した。

Louは長年のデビュー実現の為、承諾。だが内心は不満タラタラだったと言う。

「Nicoはいつも特別扱いだったんだ。良い曲は全部Nicoに取られてしまうんだぜ」とLouは当時を振り返り語っている。

だから、このデビューアルバムだけNicoを加入させた5人組になって1963年3月、有名なこのバナナのジャケット【The Velvet Underground and Nico】でアルバム・デビューしたのである。

 

 

Nicoは、作品名から見て取れるようにバンドに加入したわけではなくゲスト的な扱い。

実際、ライブには数回しか参加しておらず、本作リリース時にはすでに離脱。

当初は3万枚ほどしか売れなかったこのアルバムは後に名盤として再評価されていく。

Brian Enoは、「買った3万人全員がバンドを始めた」どこのアルバムを上手く評しているくらいだ。

 

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Velvetsは、これだけ有名でロック史に残るバンドであるにも関わらず、商業的な成功を手にすることなく解散したバンドだ。

だが、Lou Reedのポップセンス、美しいメロディライン、文学的素養から生まれた同性愛やSMなどの性におけるタブーや、ドラッグなどについての歌詞は、後世に残るRockやPopsの指標になっていると思う。

それも John Cale の前衛的かつ実験的なサウンドが合わさったからこそ、彼らを唯一無二のアバンギャルドなアートロックバンドにしているのだ。

特にこのアルバムは、David Bowieや、 Iggy PopやThe Stooges (→“Shake Appeal” 和訳 生きる力!血湧き肉躍る Iggy Pop & The Stooges )や、

The Doors ( →Break On Through】 和訳 My Origin of Rock! 知覚の扉を開けた後 Lyrics)、などの同世代アーティストから

Patti Smith 、

Television (→ 【Marquee Moon】about Television 元祖「男前DIY」)、

Jesus & Mary Chain をはじめとする多くのアーティストに影響を与え、ロックの芸術性を高めたのだ。

The Jesus and Mary Chain 聴くと私は眠るように神聖な気分になる。嵐のCMが。

 

 

この【Sunday Morning】は、アルバムを飾るオープニングの曲。つまりデビューアルバムのオープニングだからVelvet Undergroundの世界に入る、記念すべき初めての入り口なのだ。

だが、アルバムの中で最後に作られ、レコーディングされた曲だから面白いと思った。

プロデューサーのTom Wilsonが、Nicoを売り出すために、彼女がリード・ヴォーカルを取り、ヒットを狙う為のインパクトのある曲が必要だと考えたのだ。

それでTomは、LouとJohnにリクエストし、彼らは実際に日曜の朝にNicoの声を思い浮かべながらこの曲を作ったのだ。

 

Louだけのソロになってからのヴァージョンは、また低音の魅力を出しまくっていて良い、、、。

Nicoのために作ったのに、Nicoヴォーカルよりも雰囲気があったのか?

彼女もレコーディングしたにも関わらず、バックコーラスはそのままNicoで、作品に使用されたメインはLouが歌っているのだから、、、そう言う意味なんですな、Lou殿。

 

曲のテーマはAndy Warholのアイデアだったのにね。

 

「パラノイアについての歌にしてみたらどうだい?」とアンディは言った。俺はすばらしい考えだと思い、「気を付けろよ /世界はお前の背後にいる/いつも誰かがお前を見張っている」という詞を思いついたんだ。世界がお前を見ているってのが、個人を十分気にかけていると思う点が、俺にはこれが究極の偏執的な発言だとかんじたんだ。」

 

とLouはインタビューで言っている。

 

1966年12月、シングルA面として発売し、B面はウォーホルがプロデュースした【Famme Fatal宿命の女】。

デビューアルバムにも収録され1967年3月12日にリリース。

 

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「世界がお前を見ていて、個人を十分気にかけているという点で、これが究極の偏執的な発言だと感じた。」ってのがLouらしいパラノイアの解釈だと思うし、Talking Headsみたいなストレートな歌詞も面白いけれど、他者に言われてるので、マイルドになって受け入れやすい気がする。

おどろ、おどろしくないと言うこと。

LyraにはLouが意図的にマイルド仕様にした気がするのだ。

つまり【日曜の朝】用に、また、アルバムの変態要素に引き摺り込むために、始めだからマイルドにして敷居を低くしてるのだ。

ブリッコしてあなたの気を緩めてる。

悪意はないのよ、て感じ。

悪意ありまくりなのに(笑)。

 

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このアルバムにはマジックがあると思う。

作品的には、この後リリースして行くNicoなしの (と言うかNicoが先にやめた)Velvetsのアルバムの方が、技術的にも完成度も上かも知れない。

だが、一気に作り上げた未完成さが残っているこの1stアルバムの方が魅力的で物凄いパワーを持っていると思う。

誰もが未だタブーにしていた色んな人間模様や愛の形を描いて、日の目に晒した記念すべきアルバムだからだ。

その中で異彩を放つこのオープニング曲。

この優しさ、マイルドさがあるからこそ、他の楽曲の異様さが剥き出しにされるし、徐々に「そちら側」にひっぱって行く手法がLyraにはたまらなく愛おしい。

まるで思いやりを持って引きづりこむ惡の華。

 

「Louと私はいつものように徹夜していたから、彼の古いシラキュース大学の仲間の1人を訪ねることにしたんだ。 あいにく、この男の上層階級の妻は、アンフェタミンが大好きでね。午前3時に音楽を演奏したいと思ってる古い大学時代の仲間からの訪問を認めてくれなかったんだよ。彼はLou がピックアップしたギターを持っていて、夜は彼に曲を書くように促しな。」

 

「夜中に書いていたんだろう」とずっと思っていたら、予想通りJohnとLouは、夜な夜な曲作りをしていたのね、、

この曲も歌詞と同じく明け方に書いていたと言う。

そして皮肉な事に、Lou Leedは、明け方に亡くなったのだ。

この【Sunday Morning】のように。

繰り返し聴いてしまう Velvetsの作品。

その中でもこのデビューアルバムは特別なパワーを持つ。

そして、この可愛らし【Sunday Morning】があるからThe Velvet Undergroundが始まるのだ。

歩き回っておかしくなった夜を通り過ぎて見る曙の空。

【Sunday Morning】がどこからともなく鳴り響く。

ようこそ、魅惑の世界へ!

 

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In late 1966, “Sunday Morning” was the final song to be recorded for The Velvet Underground & Nico. It was requested by Tom Wilson, who thought the album needed another song with lead vocals by Nico with the potential to be a successful single. The final master tape of side one of the album shows “Sunday Morning” only penciled in before “I’m Waiting for the Man”.In November 1966, Wilson brought the band into Mayfair Recording Studios in Manhattan. The song was written with Nico’s voice in mind by Lou Reed and John Cale on a Sunday morning. The band previously performed it live with Nico singing lead, but when it came time to record it, Lou Reed sang the lead vocal. Nico would instead sing backing vocals on the song.Aiming to create a hit for the album, “Sunday Morning” features noticeably more lush and professional production than the rest of the songs on the album. The song’s prominent use of celesta was the idea of John Cale, who noticed the instrument in the studio and decided to use it for the song. He also played viola and piano via overdubs and Sterling Morrison, normally the secondary guitarist, played bass, despite his dislike of the instrument.According to Reed, the song’s theme was suggested by Andy Warhol. “Andy said, ‘Why don’t you just make it a song about paranoia?’ I thought that was great so I came up with ‘Watch out, the world’s behind you, there’s always someone watching you,’ which I feel is the ultimate paranoid statement in that the world cares enough to watch you.”

“Sunday Morning” is the opening song to The Velvet Underground’s debut album, The Velvet Underground & Nico. The song describes the feeling of staying up all Saturday night into Sunday morning. Aptly, Reed & Cale wrote the song after one of those nights at 6 AM on a Sunday morning. As Cale remembered in a 2006 interview with Uncut:

Lou and I had been up all night on crank, as usual, so we decided to visit one of his old Syracuse college pals. Unfortunately, this guy’s upper-middle-class wife didn’t appreciate visits from old college pals high on amphetamines, at 3am, who wanted to play music. He had a guitar which Lou picked up and the evening inspired him to write the song.

 

The most polished song on the album, “Sunday Morning” was released as a single in December 1966. MGM/Verve spent little, if any effort to promote it and it sunk, unnoticed, on release. However, it grew in popularity through radio play by DJs like John Peel and Dick Summer, sowing the seeds for the Velvets’ cult following.

The band made a live version of the song for their last concert with Lou, on the album Live at Max’s Kansas City, where Reed introduces the song with: “This is a song about when you’ve done something so sad and you wake up the next day and you remember it. Not to sound grim or anything… just, once in a while, you have one of those days.”
This can bring another meaning to the song. A song of regret and, maybe, of a new dawn that would represent forgiveness (“[…]always some around you who will call. It’s nothing at all”).

Reed wrote this song with Cale at around 6am and Ironically Lou Reed died on a Sunday morning,

AllMusic’s Mark Deming wrote that the song is “dreamy pop”, the only song of that sort on the album.

The Velvet Underground & Nico is the debut album by  the Velvet Underground and German singer Nico, released in March 1967 by Verve Records. It was recorded in 1966 while the band were featured on Andy Warhol’s Exploding Plastic Inevitable tour. The album features experimental performance sensibilities and controversial lyrical topics, including drug abuse, prostitution, sadomasochism and sexual deviancy. It sold poorly and was mostly ignored by contemporary critics, but later became regarded as one of the most influential albums in the history of popular music.

Personnel

  • Lou Reed – lead vocals, lead guitar
  • John Cale – celesta, viola, piano
  • Sterling Morrison – bass guitar
  • Maureen Tucker – percussion
  • Nico – backing vocals

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