やっと梅雨明けした東京!
8月入った今日、ずっと雨空だったのが快晴になった!
ジメジメ季節とオサラバして、暑〜い夏を満喫したいなッ。
と言っても毎年海に行っていたが、今年はムリじゃね?て感じ…そう、Covid-19のせいよ。
海はコロナってからも、ドライブがてら見に行ってるし、千葉にも遊びに行ってはいるが、浜辺で座ったり泳いだり、ジックリは無理ね。
「誰も居ない、穴場探そうかな?」なんて、青空を見ながら思った。
でも…何か嬉しいんだ。
青空を見られて。
海を感じる。
そうしたら頭ん中で音が鳴り出した。
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今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州カラバサス出身のオルタナティブ・ロックバンドIncubus インキュバス 。
1991年に結成、1995年自主盤『Fungus Amongus』デビューしてから、ラップメタルから、ミクスチュア・ロックなどサウンド・カラーを変えながらも、DJをメンバーに入れた5人編成で、独自のサウンドを貫いてきたバンドである。
*Incubusのバンドについてらこちら→【Incubus / Wish You Were Here】和訳 Return to the Sea 幸せ者、海へ
Lyraにとっては、Jane’s AddictionやSublimeと同じ、海を感じるバンドです。
*【Jane’s Addiction/ Stop】和訳 地球の未来の為に For the Future
*和訳【Sublime / What I Got】Sublimeとは? Love is What I Got!
今日Lyraが和訳する曲は、Incubusの1997年9月9日リリースの2ndスタジオ・アルバム【S.I.E.N.C.E.】に収録されているシングル【New Skin】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又、お話しましょう!
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“New Skin” is a song by American alternative rock band Incubus and was released as the second single from its second album, S.C.I.E.N.C.E.. It reached #38 on the Billboard Active Rock chart in 1998. This song originally appeared on the demo Let Me Tell Ya ‘Bout Root Beer in 1995. It was featured as the intro song to the PC game Motocross Madness 2 developed by Rainbow Studios. The song’s bridge quotes Buckminster Fuller’s quote, “Up to the Twentieth Century, reality was everything humans could touch, smell, see, and hear. Since the initial publication of the chart of the electromagnetic spectrum, humans have learned that what they can touch, smell, see, and hear is less than one-millionth of reality.”
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=New Skin=
[Verse 1]
At first I see an open wound
Infected and disastrous
It breathes chaotic catastrophe
It cries to be renewed
(Please renew me!)
Its tears are the color of anger
They dry to form a scab
To the touch, its stiff and resilient
Underneath, the new skin breathes, yeah
[Chorus]
It’s all been saved
With the exception for the right parts
When will we be new skin?
[Verse 2]
As outwardly cliche as it may seem
Yes, something under the surface says “c’est la vie”
There is a circle, it is a plan
Dead skin will atrophy itself to start again
Look closely at the open wound
See past what covers the surface
Underneath chaotic catastrophe
Creation takes the stage, so
Dead skin will atrophy itself to start again
Dead skin will atrophy itself to start again
Dead skin will atrophy itself to start again
It’s all been saved
With the exception for the right parts
When will we be new skin?
It’s all been seen
With the exception for what could be
When will we be new skin?
(Until the Twentieth Century, reality was everything humans could touch, smell, see, and hear. Since the initial publication of the chart of electromagnetic spectrum, humans have learned that what they can touch, smell, see, and hear is less than one millionth of reality.)
Fallacious cognitions
Spewed from televisions
Do mold our decisions
So stop and take a look and you’ll see what I see now
Now!
It’s all been saved
With the exception for the right parts
When will we be new skin?
It’s all been seen
With the exception for what could be
When will we be new skin?
Skin
最初はまず開かれた
感染してる悲惨な傷を見る
それは混沌とした大災害を吸い込む
新しくなる為に叫ぶ
(お願いだ
俺を新しいのと取り替えてくれ!)
そいつの涙は、怒りの色をしてる
奴らは
かさぶたを形成する為に乾かすんだ
触れるためにね
硬くて
弾力がある
新しい皮膚が息している下で
そうだ
適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
外見上は決まり文句
そうさ
表面下では
c’est la vie (仕方がないさ)
って言ってるんだぜ
円がある
それはある計画だ
壊死した皮膚が
また再開する為に
萎縮して行く
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適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
もっと近づいて
開かれた傷を見てみろ
過去がうわべを隠すのは知ってるよ
創造が自分自身に注意を引きつけられるのさ
壊死した皮膚が
また再開する為に
萎縮して行く
壊死した皮膚が
また再開する為に
萎縮して行く
壊死した皮膚が
また再開する為に
萎縮して行く
適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
(20世紀まで
現実とは
実際触れられるもの全てだったら
触れたり
嗅いだり
見たり
聞いたりすることだ
電磁残像のチャートの初版から
人類は学んで来た
触れたり
嗅いだり
見たり
聞いたりできるものは
現実の100万分の1未満であると)
誤魔化しの認知が
TVから得たものを吐いちまう
俺たちの決定を型取るのさ
だから立ち止まって見てみろよ
今俺が見ているものが見れるぞ
今だ!
適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
皮膚に
Songwriters: Alex Katunich, Brandon Boyd, Brandon Charles Boyd, Gavin Koppel, Jose Pasillas Ii , Jose Anthony Ii Pasillas , Michael Einziger, Michael Aaron Einziger
Translator: Lyra Sky 和訳
Incubusは、前に紹介した曲たちみたいなメロディアスなミクスチュア・ロックでバカ売れしたから、そのイメージが強い。
だが、アルバム内には、ラップ・メタルやオルタナティブ・メタルの曲も多いの。
気持ちこの曲も、Rage Against The Machineや、Red Hot Chili Peppers, Jane’s Addiction を彷彿とさせる曲だしね。
メタルやミクスチュアにカテゴライズされるのは、当然だろう。
*レイジアゲインストザマシーン。ミサイル発射で平和を考える。【Rage Against The Machine / Guerrilla Radio】和訳
でも歌詞にも現れているが、Incubusは、他の似たバンドより自然や生物に密接した歌詞が多い。
Brandon (ヴォーカル)が、ヒッピー思想が強いことが理由の1つだし、他メンバーもサーファーが多いのが影響してると思う。
あと、メロディ重視のバンドだと言うのも特徴だ。
ゴリゴリ・メタル好きには賛否あると思うが、テクニック重視になり、ヴォーカルが聞き取れないくらいバックが音量上げがちなメタル界にしては、ヴォーカルをキチンと聞かせてくれるバンドだと思うのだ。
事実、曲が盛り上がるサビには、必ずBrandonの伸びやかなヴォーカルを持って来る。
ずっとラップでは通さない。
それが初期から中期までラップ・メタルが主だった彼らの定番だった。
静と動の使い分けは、まるでGrunge Rockのそれだ。
やはり同じ時期に活動していたのもあるのかもね。
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【New Skin】が収録されている2ndアルバムでたる『S.C.I.E.N.C.E』は、ゴールドディスクを獲得している大ヒットアルバムだ。前作の自主制作アルバムであるデビューアルバムがヒットしたのもあり、順調なバンド活動だったのがセールス的にも分かる。因みに、DJ Lyfe がフィーチャーされている最初で最後のアルバムでもある。
多分この2ndと3rdが音の変わり目だったのかなあ〜とLyraは思っている。
何故ならば3rdから一気にメロディアスなサウンドが多くなり、オルタナティブ・ロックの良さが前面に出ている仕上がりになっているからだ。
ある意味メタル、メタルしているのは、この2ndまでだったと言っていい。
メンバーも説明していたが、この2ndのタイトルは、頭文字の集まりでScience (自然科学)と表している。
実際は、Sailing Catamarans Is Every Nautical Captain’s Ecstasyの略というわけだ。(長過ぎ!(笑))
直訳したら「カタマランの航海はすべての航海船長のエクスタシーだ」と言う意味だ。
海に関係してるってのは当たりでしょ?
いつも海がそこにあるのだ、Incubusのサウンドには、、。
そこがLyraの好きな所。
日本の某バンドみたいに夏限定ではなく、商業的な利益だけじゃない、自分達の好きなものであり、生活に密接した環境であり、自分達の生きている海のことを書いているのである。
「時々、俺たちは無駄に動き回るし、笑いのためにこういうことを考え出すんだ。言い換えれば、たった一つの意味だけじゃないのさ。思考のための食べ物みたいなんだよ。」とBrandon Boydは語っている。
アイディアを生み出すことも生きる上で必要不可欠なこと、だと言いたいのだと思う。
このライブも素敵。
彼らの2001年リリースの4th アルバム『Morning View』のプロモーションを兼ねてのゲストライブだろう。
演奏のクオリティの高さにも目をうばわれるし、何よりも楽しそうにプレイしている彼らの姿が見れるのが、Lyraは嬉しくて堪らない。
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「このアルバムは、サンタモニカの非常に小さいけど、魅力的なスタジオで6週間で作ったものなんだよ。 今迄とは全く異なる経験だけど、このバンドの存在にとって非常に重要だったんだ。」
とBrandon が語るように、確かにこのアルバムはアットホームな雰囲気をもっているし、今まで通りのHeavy Metalっぽさもありつつ、音が変わって行く、ターニングポイントでもあったのは確かだ。
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そしてメンバーの名前がCorneliusなど変えてクレジットされてるのも面白い。
名前は最後の方に書いておきますが、それぞれSF映画などのキャラクターの名前なんだと思う。先程のBrandonのは、【猿の惑星】だしアルバム・タイトルの『S.C.I.E.N.C.E』とかけているのだろう。
トータルで考えて作られたアルバムの一つ。
いつ聞いても新鮮なサウンドのコンセプトアルバムだが、【New Skin】は、1997年リリースと、随分昔のことなのだ。
それなのに、世界中の今の状況を表していると思う。
「汚染された開かれた傷口を見る」って、正に今の私たちを表しているみたいだからだ。
歌詞は、傷を負った主人公が、治癒して行く自分の体を書いている歌詞だ。
だがLyraには、それだけではなく、その傷を克服しなければならない人類の話に思えてならない。
New Skin=新しい皮膚は、「新しい私たちの考え方」や「新しい私たちのあり方」を意味してると思う。
20世紀まで
現実とは
実際触れられるもの全てだったら
触れたり
嗅いだり
見たり
聞いたりすることだ
電磁残像のチャートの初版から
人類は学んで来た
触れたり
嗅いだり
見たり
聞いたりできるものは
現実の100万分の1未満であると」
の箇所も、私たち地球人への警告に感じてしまう。
「適切な部分を除いて
全部保存されたよ
いつ俺たちは新しい皮膚になるんだ?
皮膚に」
など、新薬が作られて、適切なもの(人間)を保存する。
そして新しい人間になることを余儀なくされるのではないか?
ついつい、現代のコロナ・ウィルスと照らし合わせてしまうのだ。
少なくとも、この感染で、人類は、生き方を問われているのは確かなのだから。
そしてLyraには、この「触れたり、嗅いだり、見たり、聞いたりできる」ことが、私たちにとって当たり前に『今は』思えても、もしかしたら、「貴重なことで、物凄く幸せなことなんじゃないか?」って思えて来るの。
時間を共有すること
共に、この澄んだ青い空の下にいることが、
共に、この夜空に浮かぶ大きな月を眺めていられることが、
貴重で幸せなのだと思うから。
貴方に触れたい。
感じられることが幸せなんだ。
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“S.C.I.E.N.C.E.” is the second album by the American rock band Incubus, released on September 9, 1997 by Epic Records. The album has been certified Gold by the RIAA. It has been mentioned by various band members that the acronym S.C.I.E.N.C.E. stands for Sailing Catamarans Is Every Nautical Captain’s Ecstasy. “Sometimes we just sit around and come up with these for laughs. In other words, there’s not just one meaning, it’s just food for thought,” says singer Brandon Boyd. This is the first and only studio album to feature DJ Lyfe.
After releasing their independent debut album Fungus Amongus, Incubus signed a seven-record deal with Sony-affiliated Immortal Records. Their first full-length major label effort S.C.I.E.N.C.E. was recorded during May–June 1997. Singer Brandon Boyd said “S.C.I.E.N.C.E. was done in six weeks in a very small, charming studio in Santa Monica. Very different experience, but very important on this band’s existence.”
S.C.I.E.N.C.E. is influenced by several genres, including heavy metal, electro,funk, jazz,hip hop and techno. According to Rolling Stone writer Rob Kemp, S.C.I.E.N.C.E. “links funk metal to the rap metal”. “Magic Medicine” incorporates elements of trip hop, sampling a recorded reading of a children’s book.
Personnel
- Incubus
- Cornelius – lead vocals, percussion (Brandon Boyd)
- Jawa – guitar, backing vocals (Mike Einziger)
- Dirk Lance – bass (Ben Kenney)
- DJ Lyfe – turntables, keyboards
- Badmammajamma – drums (Jose Pasillas)
- Additional
- Charles Waltz – violin
- Jeremy Wasser – saxophone on “Summer Romance (Anti-Gravity Love Song)”
- Jim Wirt – producer
- Ulrich Wild – engineer
- CJ Eiriksson – engineer
- Donat Kazarinoff – engineer
- Matthew Kallen – assistant engineer
- Terry Date – mixing
- Stephen Marcussen – mastering, remastering
- Frank Harkins – art direction
- Chris McCann – photography
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