ザ・ジャム「 悪意という名の街」訳 The Jam “Town Called Malice”

ちょくちょく好きな男性のタイプの話でLyraがIGGY POPと   一緒に名前をあげてるミュージシャンが、このThe JamのVo&GだったPaul Wellerです。

Mod of Godなんて最近は言われてる。

今はノーザンソウルな歌が多いけれど、昔はバリバリのモッズで格好良かった!

今も勿論、素敵だよ。

Norman Reedusが今1番好きな芸能人だけどいちをベースやったりしてますが彼は、俳優さんが本業。

好きなRockerは?と聞かれたら、LiamやDregenとか色々いるけど、小さい時から変わらず長く好きでいて、おまけに現在、生きている(笑)Rockerは、彼とIGGYとJim Morrison だ。

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良く映画やドラマでThe Jamの曲は使われているので、イギリス音楽を知らない人でも、どこかで耳にした人もいるのでは?

The Walking DeadやCalled Caseなんかで使われたしね。

ザ・ジャム (The Jam) は、ポール・ウェラーを中心にロンドンで1977年デビューし、1982年10月に解散したバンド。

で、今日紹介する曲が、LyraがThe Jamの中で1番好きな曲 【Town Called Malice】です。

小さい時に見たミュージックビデオがあまりにも格好良くて、、、その衝撃が忘れられない。

ベースラインが強烈なイントロの音にやられたの。

それに加えて、ボールウェラーのModな黒の三つボタンのスリムスーツに身を包んだ姿や、ルパン三世好きだったLyraには、あのもみ上げあり〜ののモンチッチヘアーが可愛くて、こんなお兄さん素敵だな〜と憧れたのだ。

だから、今日は、1番好きな曲であり、彼らの中で1番キャッチーな【Town Called Malice】で行くぜ!

邦題は、「悪意という名の街」。ちょいダサ、、、

いつもLyraは、マイナーな曲を紹介しているので、たまには、メジャーな曲も良いんじゃない?

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“Town Called Malice” The Jam

Better stop dreaming of the quiet life, ‘cause it’s the one we’ll never know
And quit running for that runaway bus ‘cause those rosy days are few
And stop apologizing for the things you’ve never done
‘Cause time is short and life is cruel but it’s up to us to change
This town called malice

平穏な人生を夢見るのはやめたほうが身のためさ、

だって、それが俺らが知ってる最善策だから

それに走り去っていくバスを追っかけるのもやめなよ、

薔薇色の日々なんて、選ばれし者の特権なだけ

それに、自分がしてもいない事に対して謝るのもやめな、

時は短くて人生は残酷なものって言うじゃんか

でも、そんなの俺たち次第で変えられるんだぜ、

この悪意と呼ばれている街でさえ

Rows and rows of disused milk floats stand dying in the dairy yard
And a hundred lonely housewives clutch empty milk bottles to their hearts
Hanging out their old love letters on the line to dry
It’s enough to make you stop believing when tears come fast and furious
In a town called malice, yeah

新鮮な牛乳を求めて牛乳配達車の長蛇の列に並ぶ、日常の光景の中で瀕死の状態で立ってるみたいだよ

100人の孤独な主婦たちが、空の牛乳瓶をヒシと掴んでる、その心臓に注ぎ込む為に

昔貰ったラブレターを携えて、乾ききるまで瀕死の状態

信じることを止めるのに、これで充分だろ、涙が流れて荒れ狂う

悪意と呼ばれるこの街で 、そうだろ

Ba-ba-ba-ba-ba-ba-ba
Ba-ba-ba-ba-ba-ba-ba
Ba-ba-ba-ba-ba-ba-ba
Ba-ba-ba-ba-ba-ba-ba

バ-バ-バ-バ-バ-バ-バ × 4

Struggle after struggle, year after year
The atmosphere’s a fine blend of ice, I’m almost stone cold dead
In a town called malice, ooh yeah

もがいて、もがいて、ずっと何年も、氷が混ぜ合わさったようなヤバイ雰囲気になっちまって

今じゃ俺も石のように冷たく死んだみたいな気分だよ

この悪意と呼ばれてる街の中ではな、そうさ

A whole street’s belief in Sunday’s roast beef
Gets dashed against the Co-op
To either cut down on beer or the kid’s new gear
It’s a big decision in a town called malice, ooh yeah

どの通りも日曜日のローストビーフを信じている

生協を打ち砕けよ

ビールかガキの新しい服のどちらかをケチるか

そりゃ、大きな決断さ、この悪意と呼ばれる街では、そうさ、

The ghost of a steam train, echoes down my track
It’s at the moment bound for nowhere
Just going round and round, oh
Playground kids and creaking swings
Lost laughter in the breeze
I could go on for hours and I probably will
But I’d sooner put some joy back
In this town called malice, yeah

汽車の幽霊、響き渡る俺の靴音

直ぐにどことも知れぬ場所への境界線だが、グルグル同じところを回ってるだけさ、

遊び場で遊ぶ子供達、キーキー軋むブランコ、

嵐が吹いたら笑いも飛んでく

あと1時間はまだ居られるかな、多分出来るだろう

でも、いっそ喜びを置いていってやろうか、この悪意と呼ばれている街に

In this town called malice, yeah
In this town called malice, ooh yeah

この悪意と呼ばれている街でなら、そうさ、

この悪意と呼ばれている街でなら、ああ、そうさ

もう、この時のポール・ウェラーの格好良さと言ったらもうたまらん!

ザ・ジャム (The Jam) がイギリスでデビューした1977年は、Punks全盛期。

だから、彼らのModをリスペクトしたファッションやTHE WHOやSmall Faces ,The Boys ,Dr.Feelgood などのModにインスパイアされた曲調が、ロックを深く知らない人たちからはModとしてパンクと区別されている。

だけど、ロックが好きな人たちには解ると思うけれど、The Jamは、Modの意識とパンクの流れの両方の良いところをミックスさせたようなバンドなんだ。

Town Called Maliceの歌詞なんて当時の(今もあるけど)若者の、憤りのない怒りや労働者階級の怒り、公営住宅からどうにかして抜け出してやるぞ、という焦りなどを表している。

若者代表のバンドThe Jam。

Neo Modと言われて第2次Mods ブームを呼んだきっかけとなる。

彼らのメッセージは、音と同じくシンプルなものだった。

社会や体制に対する不満や怒りを、労働者階級の若者世代の代弁者として、歌い続けて行き、アッと言う間にイギリスのロック界に現れチャートを上がり、人気を博し、ロック界を席巻。

それに、彼らは、モッズ界の中で色々なジャンルの音に挑戦する冒険するバンドだったとLyraは思う。

そして、潔いメッセージと同じことをするPaul Weller。

彼は、若いうちにThe Jamでやりたい事はやり尽くした、といい、アッと言う間に(5年で)解散してしまう。

Paulがその後、モダンでブラックソウルの影響が強いポップな「スタイルカウンシル Style Council」へ転身したので、多分、彼の中でやりたいことが一気に変わったからやめちゃったんだろうけどね。

The Jamは短期間のMod Bandだけれど、後のロッカー達に多大な影響を今も与えている。

1994年に起きたイギリスのNeo Neo Modをリアルタイムで追っ掛けたLyraには、Neo Neo Modのバンドの Blurや Menswearなんかより、こっちのThe Jamの方が凄い演奏力& 影響力でした。

やはり、UndertonesやThe JamやSka のSpecialsとかの方へとわたしは気持ちが行ってしまう、これはthee michelle gun elephantの影響かもね。

それに、切羽詰まった真剣な思いがより強いからだ。

彼らの音楽がリアルなキッズ達の気持ちを表現している上に、演奏力もアグレッシブで衝動的な若い無軌道さ、、、

全部がRockなんだ!


何十年も前のバンドでも、リアルさがあれば、The Jamみたいに、いつの時代でも輝き続けるのだ。

The Jamは、本物の音を作り出した若者のバンド。

その全てがこの”Town Called Malice” に凝縮されている。

是非、彼らのメッセージを聞いてみて!

そして。

頭の固い奴らをやっつけろ!

 

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The ザ・ジャム

出身地 イングランド サリー
ウォキング

ジャンル パンク・ロック
ネオ・モッズ
パワー・ポップ
ポップ・パンク
ニュー・ウェイヴ
活動期間 1977年 – 1982年
レーベル ポリドール・レコード
共同作業者 ポール・ウェラー
スタイル・カウンシル
From The Jam
旧メンバー ポール・ウェラー
ブルース・フォクストン
リック・バックラー

メンバーは、

ポール・ウェラー (Paul Weller / Vo,G)、

ブルース・フォクストン (Bruce Foxton / Vo,B)、

リック・バックラー (Rick Buckler / Ds)の3人。

パンク・ムーブメントの全盛期にデビューしながら、モッズ・スタイルを貫き、R&B方面にもアプローチをすることでオリジナリティーを獲得し、イギリス国民の間で絶大な人気を獲得した。解散した現在でもなお、イギリスでは強く支持されている。

1977年、2月にポリドールと契約し、4月にシングル「イン・ザ・シティ」、ついで同タイトルのファーストアルバム『イン・ザ・シティ』が5月に発売された。

当時18歳のフロントマン、ポール・ウェラーの、精悍ながらも少年の面影を残すルックスとはあまりに対照的な激しいコードカットとボーカル、ブルース・フォクストンのヘビーかつタイトなベース、リック・バックラーの疾走感溢れるドラムスにより生み出されるジャムサウンドは、既にライブにおいて一部の熱狂的なファンに支持されていた。

2作目『ザ・モダン・ワールド』

翌1978年にリリースされた3作目『オール・モッド・コンズ』は、ザ・フー、スモール・フェイセスやモータウンサウンドの影響を受けたR&Bが取り入れられたサウンドを創り出し、モッズとしてのアイデンティティー、独自性を前面に打ち出した傑作。

モッズ・リヴァイヴァルの立役者ともなった『オール・モッド・コンズ』はファン、ジャーナリズムに高く支持されバンドの最初のピークとなり、これを機にジャムの快進撃が始まる。

同年の英音楽誌『ニュー・ミュージカル・エクスプレス』でのリーダーズポールでは、ベストバンド、ベストアルバム(『セッティング・サンズ』)、各プレイヤー等の主要部門を独占、英国での人気が絶大なものであることを世に知らしめた。以降、解散まで同誌でのベストバンドの座は譲らなかった。

1980年には待望の初来日公演を果たしている(来日は翌1981年、1982年の計3回)。同年発表された5thアルバム『サウンド・アフェクツ』、「ザッツ・エンターテインメント」はファンの人気も高く、ウェラー自身も後のソロキャリアでも取り上げる程の代表曲の一つとなった。この曲はザ・スミス解散後のモリッシー等にカバーされている。

1982年、結果的にスタジオ盤ではラストとなる『ザ・ギフト(The Gift)』を発表。ホーンセクションの導入、ファンク、カリプソ等の要素を取り入れ音楽性の振幅はさらに広くなり、モータウン調の「悪意という名の町(A Town Called Malice)」はシングルカットされ No.1 となる。

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しかし、音楽的には充実期を迎えていたものの、ウェラーは「ザ・ジャム」という枠組みの中での活動に終止符を打つことを選び、「自分たちの成し遂げたことに意味を持たせたい」というコメントと共に同年10月に突如、解散を宣言した。

間髪を容れず発表されたラストシングル「ビート・サレンダー(The Beat Surrender)」はまたも初登場 No.1を獲得した。英国では未だ絶大な支持を得ていたにも関わらず、同年暮れのブライトンでのラストギグを最後に、バンドは幕を降ろした。

解散後、ウェラーは元マートン・パーカスのミック・タルボット(Mick Talbot / Key)と新ユニット「スタイル・カウンシル(The Style Council)」を結成。そしてブルース・フォクストンは、元ビッグ・カントリーのマーク・ブレゼジッキーと元ザ・フーのピート・タウンゼントの弟、サイモン・タウンゼントとでカスバ・クラブを結成。新たな道を歩むことになった。

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