アドラブル/Vendetta 和訳 シューゲイザーとブリットポップの狭間に生かされて。 Adorable Lyrics

 

Adorableはシューゲイザーとブリットポップの狭間にいた特異なバンド。

シューゲイザーの特徴はありつつも耽美的な要素も併せ持つ。

今日は、ノイズギターが美しい、彼らの曲の中でLyraの1番のオススメ曲を紹介したい。

和訳とPVもね!

スポンサーリンク

Lyraのオススメ曲の和訳をしたので、その前に、Adorableがどんなバンドだったかを知って欲しい。

アドラブル Adorable

アドラブル(Adorable)はイギリス・コヴェントリー出身の同じ大学時代の同級生で結成されたロックバンド。

 

前身のバンドThe Candy Thievesのギタリストの交代を受けバンド名を『アドラブル』”Adorable”に変更し、活動を開始。

地道なライブ活動後、1992年にあのクリエイションと契約。カーヴのツアーサポートを務めた後、同年1992年5月に1stシングル「Sunshine Smile」をリリースし、UKインディーズ・チャートのトップを飾る。

その後にリリースされた3枚のシングルも全てインディーズチャートのトップ5にランクインさせるなど、当時のイギリスでは人気もある期待の新人と言われていたのだ。

スポンサーリンク

“Vendetta”

Well, I’m upside down and back to front
I really don’t know where I’m coming from
I feel love has got the better of me
I’ve got stars in my eyes, scars in my mind
Sometimes, well, I’m star-blind
Okay, maybe all the time

そう、僕は、メチャクチャであべこべみたいな奴。

本当に自分のルーツが何処にあるか分からないんだ。

でも、僕をマシな人間にしてくれた愛を感じる。

僕の瞳の中に星があるだろ

精神には恐怖を抱えているんだ

時々、そう、半盲なんだよ

大丈夫だよ、多分ね、いつもそんなもんだから

I’m gonna come back soon in another life
I’m gonna cut up your words with my butter knife
So casually
And then we’ll be free
I’m gonna come back soon in another life
I’m gonna cut up your words with my butter knife
So casually
And then we’ll be free
For the next time

僕は、別の人生に今直ぐ戻るつもりだ

君の言葉なんて僕のバターナイフで切り取ってやるよ

そう、平静な顔を装ってさ

そうしたら僕らは自由になるだろう僕は、もう1つの人生に今直ぐ戻るんだ

君の言葉なんて僕のバターナイフで切り刻んでやる

そう偶然なふりしてさ

そうしたら僕らは自由になるだろう来世のために

I’m wrong way around and split right through
I really don’t know where I’m going to
I want to go down in history
I’m uncertain but one thing’s for certainty
You’re going to use these words against me
You may put it down to your vanity

僕は、向きが逆で、ずうっと生きてる奴さ

これからどこへ自分が行くかなんて本当に分からないんだ

英雄として歴史に刻まれたい

分からないことだらけだけど、でも確かなものは1つ

君は、このセリフを僕に使うんだろう

自分の虚栄心をこき下ろすかもしれないな

I’m gonna come back soon in another life
I’m gonna cut up your words with my butter knife
So casually
And then we’ll be free
I’m gonna come back soon in another life
I’m gonna cut up your words with my butter knife
So casually
And then we’ll be free
For the next time

僕は、別の人生に今直ぐ戻るつもりだ

君の言葉なんて僕のバターナイフで切り取ってやるよ

そう、平静な顔を装ってさ

そうしたら僕らは自由になるだろう僕は、もう1つの人生に今直ぐ戻るんだ

君の言葉なんて僕のバターナイフで切り刻んでやる

そう、偶然なふりしてさ

そうしたら僕らは自由になるだろう来世のために

I’m gonna come back soon in another life
I’m gonna cut up your words with my butter knife
So casually
And then we’ll be free
I’m gonna come back soon in another life
I’m gonna cut up your words with my butter knife
So casually
And then we’ll be free
For the next time

僕は、別の人生に今直ぐ戻るつもりだ

君の言葉なんて僕のバターナイフで切り取ってやるよ

そう、平静な顔を装ってさ

そうしたら僕らは自由になるだろう僕は、もう1つの人生に今直ぐ戻るんだ

君の言葉なんて僕のバターナイフで切り刻んでやる

そう、偶然なふりしてさ

そうしたら僕らは自由になるだろう来世のために

 

このVendettaのノイズギターと、イキナリ展開すると急にクリアーになる音を聴いているとLyraは心地よくて、このままずっと流れていてくれないかな〜と願ってしまう。

歌詞は、好きな子への別れの歌なんだけど、どこか、今の次元とおさらばして来世に期待している自殺願望がある男性の歌にも取れるから、この後ろ向きなポジティブさ(来世に期待しちゃってる所)は、完全なるシューゲイザーだ。

彼らは嫌がるけど。

(PVは探したのに抹消されたのか?どこにもなかったので曲だけです。ごめんなさい。見つかったらUPしますね。多分クリエイションが廃棄したのかも)

ボーカルのPiotr(ピョートル)は、エコー&ザ・バニーメンに多大な影響を受けており、プレスでバニーメンをリスペクトしてると発言をしている。

この低い声の歌い方は、確かにエコバニのタラコ唇さんイアンにソックリ。

ただ、あちらはダークなメロディもあるが、こちらはポップな曲が多い。

そして、シューゲイザーのバンドに多いノイズギターやフィードバックが使われているのは、Adorableであってエコバニにはない。

でも、Adorableのメンバーは、シューゲイザーバンド群に対し嫌悪感を表明していて、カテゴライズされるのを嫌がっていた。

ちょうどシューゲイザーの過渡期であった1992年にデビューしたと言うのも同じくくりにされたくなかった理由だろう。

誰も終わりが見えてるような流行に乗せられたくないもの、、、。

ちょうどその1992年は、SuedeやPulpなどをはじめとするネオ・グラムが台頭して来ていたから、音楽業界では、バンド名のAdorable(崇拝できる、愛らしい)というナルシスティックな所や、自信過剰とも取れる歌詞や言動から、ネオ・グラムの一派と決めていた。

まだ、ブリットポップが出てくる2年前のことだ。

分類したがる音楽業界のせいで彼らは、シューゲイザーだ、とか、ネオグラムだと言われ。結局、どちらからも距離をおいたかのように「ポツン」と置かれた存在に私には見えた。

まるで異端児のようだった。

シューゲイザームーブメント末期の1993年3月に1stアルバム『Against Perfection』を発表。

グランジやニュー・ウェーヴからの影響を匂わせる内容だったが、全英70位という不本意な結果に終わったせいで、今迄チヤホヤしていたファンや関係者の態度が変わる。

「イアン・マッカロク(エコー&ザ・バニーメンのボーカル)が歌うハウス・オブ・ラヴ」などと冷たくあしらわれ、加えてブリットポップムーブメントの台頭(同時期にスウェードも1stアルバムをリリースしている)によりバンドへの向かい風は厳しくなって行く。

その後バンドはツアーでアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、日本をツアーした。

彼らの追っ掛けもいたのだよ。

Lyraは、追っ掛けしてた友人にVoのピョートルの写真を貰った。

白い上下の服が爽やかで、にっこり笑う彼は、暗い男性には見えない。むしろひょうきんな男子だった。

1994年9月に2ndアルバム『Fake』を発表。1stアルバムでの周囲の反応をものともせず、前作と同じ作風を貫いた結果全英チャート入りを逃す。

次第にメンバーの仲とクリエイションとの関係も険悪に、、、同年暮れにブリュッセルのステージ上で解散を発表。4年に満たない短い活動期間に幕を閉じた。(1994年はオアシスのデビューした年。新しい流れがやって来たのだ。)

Adorable自体は、美しいメロディと聴きやすく覚えやすいリフが魅力的で才能もあったのに、取り扱い不注意みたいな扱われ方をしたと思う。

①シューゲイザーブームに対する反動としてデビューしたのに、シューゲイザーのくくりにされてしまったこと、

②デビュー前はクリエイションの大型新人として期待されていたのに、解散後はレーベル自身からバンドの存在自体が無かったかのように扱われる、、、

③そして、シューゲイザーとブリットポップの狭間に飲み込まれたのも残念なバンドだ。

もっと評価されて良いバンドなのに!

2008年、シューゲイザーを再評価する動きが高まる中、アルバム曲とアルバム未収録のシングル曲、B面曲を収録したベストアルバム『Footnotes: Best of 92-94』がリリースされた。

日本ではバンドのキャラクターも含め、現在に至るまで一部のシューゲイザーファンからカルト的な支持を得ている。

まさに知る人ぞ知るって奴よ。

彼らの曲の素晴らしさは、皮肉れながらもその奥に純粋さを併せ持っている歌詞と、聴いていて心地よいサウンドだ。

Lyraはこの曲を、私を愛してくれた人からプレゼントされた手作りCD(自分が作った曲とお気に入りのイギリスの曲が入れてあった)で、知った。

Adorableの他の曲はPVでよく見かけていたから彼らの良さは知っていたけれど、じっくり聴いたことがなかったから、このVendettaを聴いた時は、ギターの音が凄く良くて一発で好きになってしまった。

何の興味もなかった人から貰ってこの曲のせいで彼の事が気になり始めた。

それは、私には間違った恋愛だったし、恐ろしく酷く彼を傷つけてしまった。

彼の後の人生を狂わしてしまって申し訳ない気持ちで一杯だ。

今でも後悔している。もっと優しくしてあげれば良かったのにと。

でも、不思議とこの曲を聴くと傷つけてしまった、取り返しのつかない苦い思い出が浄化されていく錯覚に陥いる。

歌詞がまるで先を見据えたようだからか?

ノイズギターが優しいからか?

時は戻せないし、壊してしまった人の人生を取り戻してあげることも出来ない。

ただ、あの時の燃えるような炎はのしかかる様に燃え盛っていたし、絶え間ない甘酸っぱい想いは私に伝わって来た。

あの炎の世界は、生きていく上で通るべき道だったのだ。

そう、思わないとやって行けない。

後ろ向きなだけでは、人は生きて行けないからだ。

Vendettaのように、もし別の人生があるならば、別の世界で幸せになって欲しい。

でも、そんな世界はあるのだろうか?

夢見がちな青年が現実にぶち当たった時に、夢想する世界がVendettaなのかもしれない。

だから、この曲は激しく優しく頭の中にこだまするのかもしれない。

ずっと。

スポンサーリンク

アドラブル  Adorable

出身地 イングランド コヴェントリー
ジャンル オルタナティヴ・ロック
シューゲイザー
ネオ・グラム
活動期間 1990年 – 1994年
レーベル クリエイション

メンバー

Piotr Fijalkowski – ボーカル、ギター
Robert Dillam – ギター
Stephen ‘Wil’ Williams – ベース
Kevin Gritton – ドラム

作品

アルバム
Against Perfection (1993年)※廃盤
Fake (1994年)※廃盤
Footnotes: Best of 92-94 (2008年)
シングル
“Sunshine Smile” (1992年)
“I’ll Be Your Saint” (1992年)
“Homeboy” (1992年)
“Sistine Chapel Ceiling” (1993年)
“Favourite Fallen Idol” (1993年)
“Kangaroo Court” (1994年)
“Vendetta” (1994年)

スポンサーリンク

Please send me your message♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪