【Downfalls High】マシン・ガン・ケリーの映画ネタバレ・エモい感想 ツッコミポイント(映像有り) あらすじMachine Gun Kelly’s Grease

「エモい」って言葉。やたら連発する人いるでしょ?

あれ聴いてると「俺、アッホで〜す」と言ってるみたいで、かなり残念。まあ、言葉なんて好きに喋りゃいいから、非難はしませんが…  本来の意味、EmoやEmo Bandが好きで、その意味を知っている人間からすると、Emoが好きな皆んな (好きなBand & それを支えに生きているロック好きの人々)を思い出してしまい、そんな何でもエモいというのは、見ていて悲しいものがあるのです。

日本語に変換された時に、何かの作用で意味だけ消化されて本国に価値が留まり、ウンコだけが日本に送られて来たの?

今日Lyraが紹介する【Downfalls High】は、Machin Gun Kellyが新しい挑戦をした結果、生まれたショート・ムービーであり、Emoの宝庫だ。

「ああ、この人はTeenagerのまま何も変わっていないのね。」

そんな気がしてしまう。

痛々しくて悲しくて、切なくて、夜も眠れない恋…

えもしれない怒りや、知りもしない奴らからの罵倒や虐めに対する憤り…

悪びれても内心は傷つきやすい少年少女達の物語が始まる。

ラストは閲覧注意だ。

だから、今日はLyraがレビュー&解説をして、どんな感じか皆さんにお伝えしましょう。

それから見るか、見ないか判断してね。

または、見た貴方と感想を分かち合う。

映像もラストに載せたから、あらすじ感想、LyraのツッコミPointを読んで興味が湧いたら、そのまま見てください。

そんな時間になれたら嬉しい。

Emoを味わいましょう♪

(悲しみを味わうってことだが)

 

今日、Lyraが感想&解説を書くのは、アメリカ合衆国で製作された、ムービー【Downfalls High】です。

Machine Gun Kellyのインスピレーションから生まれた刹那いショート・ムービー。

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Contents

1.【Downfalls High】とは?

 

Machine Gun Kelly マシン・ガン・ケリーが昨日(2021年1月15日)リリースした、ハイスクール・ロック・ムービーです。

*マシン・ガン・ケリーについては、こちらなど→和訳【I Think I’m Okay / Machine Gun Kelly – YUNGBLUD- Travis Barker】マシンガンケリーとは? We can fly into the night

 

ミュージカル映画と評している人もいるみたいですが、普通のミュージカルみたいに演者(俳優)達が歌い、踊るシーンは、全くありません。

その代わり、制作しているMGKが自分の最新アルバム『Tickets To My Downfal』の曲を歌い、プレイし、映画を盛り上げています。

だからLyraは、純正ロックンロール・ムービーだと思います。

だから「突然歌い出すミュージカルが嫌い」と言うミュージカルヘイトの人でも、安心して(笑)見れる映画です。

この映画は、Machine Gun Kelly(又はMGK)こと、Colson Baker コルソン・ベイカー名義で、彼とモッドサンによって書かれ、監督され、ライブパフォーマンスを主体にした映画であり、ティーンエイジャー達の心の闇を描いた青春映画だと思います。

ストーリーラインは完全にMGKの最新のチャートトップアルバム、『Ticket To My Downfall』の歌詞の内容に沿っています。

去年リリースされたアルバムが、そのまんまサウンドトラックになったのです。

このショートムービーには、彼のアルバムの14曲すべてが含まれていて、「初めてのミュージカル映画体験」と呼ばれる1つのビジュアルアルバムにも成長したことになりますね。

 

Machine Gun Kelly released his much-anticipated musical film, Downfalls High,earlier this month.

The film was written and directed by Colson Baker and Mod Sun, and featured a full storyline alongside live performance clips and was soundtracked by Machine Gun Kelly’s latest chart-topping album, Tickets To My Downfall. The clip encompassed all 14-songs from his album into 1 visual album which was dubbed a “first of it’s kind musical film experience.”

 

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ポップパンク版スクールミュージカルの【Downfalls High】。

昨年末に発表されたDownfallsHighは、 MGKのかねてからの夢であった、「下火になりつつあるロックを、またメインストリームに取り戻してやる!」という願いを実現させたアルバムだと思います。

特に、pop punk ポップパンクを見事にチャートインさせた功績は讃えるべきでしょう。

そのMGKの世界感を音楽的変遷したアルバムを、今度は視覚的に表現したものが、この【Downfalls High】と言うショートムービーなのです。

これは昨年9月に『Tickets To My Downfall』がリリースされた時に、ちらっとMGKか匂わせていたの。

このアルバムは、このコロナウィルスの時期の恐怖の日々てあり、退屈な日々を救済するかのように世界中で人気が大爆発!

アルバムチャートインNo.1に輝き、数々の賞を受賞。

このブログで和訳解説したシングル曲たちは全て上位にランクインしました。

【Machine Gun Kelly ft. blackbear/ My Ex’s Best Friend】和訳 ヤバイ奴に恋しちまった! Stolen Love

 

*和訳【Machine Gun Kelly/ Bloody Valentine】MVマシン・ガン・ケリーの魅力とギャップ萌え〜 Be my Valentine massacre tonight

 

【Machine Gun Kelly ft. Halsey/ forget me too】和訳 観念!ホールジーとMGK 密過ぎ! Accept It For Loving Each Other

 

この大ヒット曲を含むアルバムの14曲に、プラスしてMGKが仲良しのアーティスト達とコラボレーションした曲なども含み、悲しみのハイスクールライフを彩っています。

だから、映画好きも、MGKが大好きなコアなファンにも楽しめる映画ですね。

2.簡単: 1分【あらすじ】

 

控えめで孤独なティーンエイジャーのフェニックス(チェイス・ハドソン)が、学園で人気のある女子高生スカーレット(シドニー・スウィーニー)と出会う。

2人は彼の残りの人生を形作る絆を形成して行った。

だが、ある問題が起きてから…。

マシンガンケリーの音楽をフィーチャーしたミュージカルドラマ。

 

When reserved and lonely teenager Fenix (Chase Hudson) meets popular high school girl Scarlett (Sydney Sweeney), the two form a bond that shapes the rest of his life. A musical drama featuring the music of Machine Gun Kelly.

 

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3.【あらすじ】前編(ネタバレなし)

 

MGK、Travis Barker、友人でミュージシャンのMod Sun モッド・サンがナレーションと監督を務めるダウンフォールズ・ハイ。

 

ここは精神病院。

主人公のFenix James フェニックス・ジェームス(Chase Hudson チェイス・ハドソン)が、病棟で包帯を巻いて車椅子に座っている。

両腕は使えないように拘束されている。

彼は物憂げで、悲しみに打ちひしがれていた。

そして、数か月前に自分に起きたことから逃れられないでもいる。

彼は、他の患者達がいる中、動かずに何かを考えている。

そして看護婦が来て車椅子を押して行き、受付に連れて行かれると、着てきた服を渡された。

退院出来るようだ。

ただ奇妙なのは、TV局の報道陣が来ていること、、、

リポーターの女が言う、、、

「今日あの事件の少年、Fenix Jamesが退院します。Downfalls 高校の卒業式で〇〇の事件を起こした少年です。しかし今、彼の曲は急上昇中、レコード店らで大ヒット中です。」

最悪な事態。

Fenixは、8ヶ月前の自分を思い出す。

 

パンクの格好をしているFenixだが、根はおとなしい性格。

だが何故かいじめられていた。

意味なく「くたばれ」と廊下で嫌がらせされたり、街中を歩いてると「腑抜け!」と罵声を浴びせられるのは、日常茶飯事のこと。

酷いと殴られたりしていたが、Fenixはやり返したりせずにただ無視するだけだった。

学校では、仲良しはいない。だって一番仲良し(で、たっ他1人の友人Jimmyは、いきなり退学しちゃったから)。

だからサッカースタンドに座って、学校の休み時間を過ごし、自分以外のすべての人とは関わらないようにしている、、、ハイスクールのクラスに1人は居るような、典型的なエモの男子だった。

社会を遮断するかのようにイヤホンでpunk rockを聞くんだ。

だが、それはあの子と知り合う迄の話だが…。

Scarlett スカーレット(Sydney Sweeney シドニースウィーニーが演じる)という名前のかわいいブロンドの女の子。

Scarletteは、ハイスクールの人気者。カーストで言えば、topに位置する。

人気オーラが漂っている。

2人の取り巻き女子高生の友達が始終ついてくる感じ。

ある日、取り巻き達と一緒にSpin the Bottle(またはSpin the Penこの日はナイフ )を遊んでいると、たまたまボトル(代わりのナイフ)が、誰もいない方を指した。

Scarlettが、その方向を何気なく見ると、黒髪の知らない男子が座っていた。

「ねぇ!そこで何してんの?」とScarlettは話しかけた。

気づいた男子が階段の隙間から、下方にいる3人の女子達を見つめた。

Fenixだ。

「分からないな。座ってる…」

目があった瞬間、Scarletteはピンと来た。勿論、Fenixも。

いつもは喋らないFenixが「君は何してんの?」と聞き返す。

取り巻きの2人は、話しかけるな、と目配せ、1人はやめろと止めまでした…が、何故だろう!

Scarlettは、不思議で独りぼっちのFenixに興味を持ち話しかけて行く。

 

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友人達はFenixに対して嫌悪感を表しにするが、Scarlette は間違いなく黒髪のFenixに何かを感じ、観覧席で話しかけ続ける。

「だって彼、可愛いじゃない?」

Fenixは早速、Jimmyに電話報告。Scarletteに話しかけられたといったら「はあ?Scarletteがお前に?嘘だろ、彼女ハイだったんじゃねぇの?」と取り合わない。

普段、学校では全く誰とも喋らないFenixだが、馴れ馴れしいけど明るくてハキハキした活発なScarlettに釣られて話をして行く。

その2人の出会いから、惹かれあって行く心理状態を、10代のラブストーリーとして、Machine Gun Kelly のアルバムの曲が物語り、盛り上げて行く。

Travisの激しいドラムと、荒々しく、時には優しく歌うMGKの歌詞の通りに2人は、恋に落ち、信じ合い、いつも2人だけでいるようになった。

Travisの象徴的なドラムと一緒に、MGKがプレイしながら、2人の冒険が行き来していく。

Fenixは仲良しで唯一の有事= ドロップアウトしたJimmyに、Scarletteを紹介。お金持ちのお嬢さんは、バンクス・カップルともダブルデート。

いつも2人一緒。

離れられなくなった2人…。

*次の【あらすじ:後編】は、ネタバレしています!

 

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4.あらすじ:後編(*ネタバレ有り)

 

だが、ある日、Scarlettは、気になって試した妊娠検査薬が陽性反応だった為に、悩む。

「いつFenixに話そう?」

何となくよそよそしくなり彼を避けてしまうScarlett。

Fenixは、鈍感だからサッパリ分からないでいる。「何故、Scarlettは最近、俺を避けてるんだ?」と愚痴る。

だが何時迄も避けていても好きな人と一緒に居られないのが辛いScarlettは、決心する。

避けていたお詫びにScarlettは、2人でデートした時に店に飾ってあったギター(中古ギター)を買い、うちに持って帰ると、ビニールテープを全てのボディに貼ってカスタマイズ。Fenixが大好きな色= ショッキングピンクのギターにした。

それを持っていつものようにFenixの家に行く。

久しぶりに話すFenixに「私のことまだ好き?」と尋ねるScarlett。

「大好きだよ」とニコニコするFenix。

「これあげる」と言ってギターを渡すと

「え、俺に?最高だよ」と驚くFenix。

とても嬉しそうにしてギターを弾き出した。

Scarlett「ずっと未来も一緒にいたい?悪い時であっても」と尋ねると「来世もね」と永遠を約束するFenix。

案した顔をするScarlettは、「ねぇ、今夜、話できる?大切な話があるの」と言うと、心配そうな顔をして「良いよ」と言うFenix。

Scarlett「良かった、じゃ、後でね」そう言って部屋から出て行ったScarlett。

それが彼女の最後の言葉だった。

 

Scarlettからプレゼントされたギターをずっと弾いているFenix。

あっという間に時間が経っていた。

するとスマホに電話が入り、出るとScarletteの仲良しの取り巻きの1人の女子 (Maggie Linderman) からの電話で、Scarlettが交通事故にあったと言う、、、。

電話の向こうで泣いているScarlettの友人。

Fenixは訳が分からない。

何も分からないまま、皆てScarlettの葬式に行き、皆で彼女を送った。

だが、Fenixは呆然としたまま。

また笑わなくなり、無気力に過ごす日々。

 

 

ある日、いつものように廊下でわざとぶつかって嫌がらせをして来た男子。

普通ならされたままだが、Fenixは、初めてその嫌がらせ野郎に殴りかかった。

喧嘩になり警察が来て、ハイスクールけらパトカーで、警察署に連れて行かれるFenix。

出待ちならぬ、出所待ちしてくれていたJimmyに、警察署から出てくるなり、「彼女が俺にギターをプレゼントしてくれたのは、音楽をやれと言うことか?」と言い、バンドをやる、と宣言した。

Fenixは、大切な彼女を失った傷を癒す為、使命感にも似た気持ちも湧いて来て、Jimmyと2人でバンドを始めることにした。

Jimmyが「良いドラマー知っとるぜ!」と連れてきたのは、Randon Barker(Travis Barkerの息子)。

「俺はTravis Barkerよりドラムが上手いんだぜ!」とやる気満々。

練習して、いきなりライブも決めた。

チラシを配り、準備万端、ライブ当日。

Scarlettのお高くとまった取り巻き連中& Girlsも見に来た。

「アイツの顔嫌いだ」

「私はあのシャツが嫌だわ」と初めはFenix達を馬鹿にしていた客の若者達。

だが、ライブが始まったらノリノリ。

【Rollercoaster】をプレイし、ライブハウスの客達に大ウケ。

ライブは大成功。Scarlettの友達の女子達が出待ちしてる。

特に1人( Maggie Linderman)は最高だったと、キスしようとして来たが、Fenixはやめろと逃げる。

Maggie Lindermann【Friends Go feat.Travis Barker】和訳 マギー・リンデマンとは? Here’s to Pretty Myself! 素敵な私に乾杯

 

結局打ち上げには出て楽しんだが、Fenixのハートは、ライブがうまくいった喜びより、孤独感が増していくばかり。

Jimmyは、スキンヘッドの彼女にそそのかされて、Fenixの作ったオリジナル曲(【rollercoaster】か?)をFenixには内緒でデジタル配信してしまう。

寂しさと空虚感が収まらないFenixは、右の背中にScarlettの名前を入れたハートのTattooを入れた。(彫ったのはJimmyのスキンヘッド彼女w) 。

 

 

あれから数日しかたっていないのに、配信した曲は、大好評。

それをRandonとJimmyが喜んでいた為、何も知らなかったFenixがリリースしたことを知ってしまい、怒ってしまう。

頭に来て、1人ムカついているFenix。だが背中のScarlettのTattooをずっと眺めていて、気持ちが変わった。

 

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「おい、Jimmy!」とJimmyんちのガレージのシャッターを叩く。

中にいるJimmyとRandonと仲直りして、新曲を作り、PCで配信した。

曲が出来上がり、落ち着いたFenixは、毛布を持って墓地に行く。

Scarlettの墓の隣で添い寝するように、寝るのだ。

ある日、いつものバーガーショップにJimmyといると、いつも”クソ野郎”と虐めて来る奴らの1人が、「悪かったな」と言って来て写真を一緒に撮ってくれと言う。

 

 

その嫌な奴と一緒に写真に収ってやるが、「こいつが嫌い」で、今までのFenixの怒りは変わらない。

写真を撮るとさっさと自分達のテーブルへ行く嫌な男子。

Jimmy「アイツ、マジで嫌な奴だな」とFenixにヒソヒソ小声で話しかける。

2人でそいつが座っているのを見返すと、Scarletteの取り巻きの女子が一緒にいて(Maggie Linderman)、 いつもScarlettが持っていたバッグを肩にかけて、持っていた。

「なぜこれをもってる?」と聞きに行くFenix。

「えー、だって友人のものは、私のもんじゃん?」

頭に来たFenixは、「最低な奴だな」と言うと、Scarlettのバッグを取り上げて持って行く。

そして外へ出ると、彼女のバッグの中身を見た。

中には色々な私物と一緒に、一冊のノートが入っていた。

中を開けると、Scarlettの日記のようで(中の文字は、よく見えない)、彼女の思いが書いてあったため、顔色が変わるFenix。

妊娠検査薬が入ってあるのも日記に書いてあったようで、知ってしまう。

Scarlettが悩んでいた理由や、あの夜に話し合いたいと言っていたことが、この事だったと分かったFenix。

そして卒業式の日。

卒業生たちは、お揃いの卒業式のケープを着てハットを被り、座っている。

「Fenix James」と名前が呼ばれた。

「卒業証書取りにきなさい」と出てこないFenixを、校長が呼ぶ。

Fenixがゆっくりと壇上に上がって来た。

ケープもハットも被っていない、、、いつもと同じ普段着のFenix。

校長が渡そうと証書を差し出すが、Fenixはスルー。

そしてステージ中央へ歩み、前へ出ると、いきなりポケットからナイフを取り出して自分の左耳を切り落とした。

左耳を皆に見せてから、放り捨てるFenix。

左耳からは血が吹き出している。

床には血だらけのナイフと左耳…

綺麗に並んで落ちていた。

5.Lyraの感想 Review

 

結構ショッキングなラストだったでしょう?

Lyraの大好きな【American Horror Story】のシーズン9といい、「アレを切り落とすのが流行っているのか?」と思うくらい、あのドラマとの類似性を感じてしまいましたわ。

アメリカン・ホラー・ストーリー9【1984】第1話ネタバレ”ハイレグ祭りとシリアルキラー” 感想 ツッコミポイント あらすじ

 

ファッションも今流行りの1980’s テイストだしね。

MGKのファッションっで、ショッキングピンクだったり、ネオンカラーを多用してるところが、完璧なるGo back 1980’sだと思う。

だからこのショートムービーにも彼のファッションが投影されていて、昔の”Back To The Future”や “Glease”や、”First Time at Redgemont High”の雰囲気がぷんぷんしていたよ。

Lyraの個人的なイメージだと、この映画をMGK自身が「映画Glease2のオマージュ」と言っているが、それよりもRamonsの『Rock’n’Roll Highschool』に似ていると思うのよ。

ストーリーの俳優達は歌っていないし、ストーリーに合うような曲をバンドメンバー自身が歌う所が、そっくりだ。

まあ、まだ見ていない客達には、”R&R Highschool”と言うより、”Glease 2″と言った方が客寄せ出来るから、そう言ってるのかもしれない。

Gleaseは、メジャーな映画だから、音楽好きじゃない人でも、あれならば知っているからね。

戦略も考えながら、撮影したのがわかる作りだと思う。

 

 

先程Lyraが話したけど、ファッションやビジュアルアートが今、大流行の1980’sテイストだから、パンク好きでなくても音楽が好きな人や、今流行りの物好きの人ならば見てくれるだろう。

それにターゲットは、MGKのファンに多いティーンエイジャーだ。

大人でもEmo好きは多いけど、やはり実際に虐げられたり、人間関係がうまくいなかいことからの疎外感や、甘えのある生き方や、将来の不安を抱えているティーンに向けて、描かれているのは間違いない。

だから「青臭い」と言う大人が多いと思う。

中には三文小説並みな安っぽさと言う人もいるだろう。

でも皆がこの時期のモヤモヤした不安感や、初めてのトキメキを通過した筈だ。

ならば、この不器用な主人公達を見ていて一つ二つは、キュンとするに違いない。

アメリカン・スクールに在りがちなカーストの違いから来る、身の振り方もチラと出ていてリアリティさもあり、Fenixが怒りを表に出せない性格になったのも、身分の違いから来ていると言うのが、わかる人には分かる仕組みになっている。実際は身分のちがいなんてないのにね…。

ただ欲を言えば、「収入の格差を出すならトレーラーハウスに住む設定にすれば、よりダーティーな話になるのに」と思ったけど、そこは、50分程度の短い話だから端折ったか?又は、結末がグロいだけに、ドン底にはしたくなかったのかもね。

VHSの$20 のカメラで撮影したとは思えない仕上がりにはビックリ!

味がある。

そう、味がある映画になっているのよ!

最悪なエンディングだけどね。

でも、美しいとすらLyraには思える。

嘘偽りが、全くない2人の愛があるからだ。

「ただ好きだから一緒にいる」と言う感じ。

カーストのTopにいる奴らが、非常識な悪者みたいに描かれているのが、MGKらしい。

嘘や欺瞞だらけの世界。

その世界に、2人だけが真実だったのだろう。

「来世も一緒」

Fenixは、これからも背中のScarlettのハートを背負って、来世まで生きていくだろう…と言うか、生きてほしい。

 

6.LyraのツッコミPoint

①低予算の良さ

 

映画のVHS映像は20ドルのカメラで撮影された。

「これが俺にとって【Downfalls High ダウンフォールズハイ】の最もクレイジーな部分さ…映画全体のすべてのVHS映像は、俺の友人が20ドルでガレージセールで持ってきたカメラで撮影されたんだから!」と撮影した Mod Sunは語っている。

「あとは、まあ、そこに行くだけさ…ビジョンと君の親友がいれば、あとは何でも可能なんだよ」と撮影がスムーズに行ったのが分かる。

和やかな雰囲気、ホームメイド感を感じたのはこのせいだったのね。

B級映画の良さが味わえたな。

②服はMGKとMod Sunのクローゼットから!

先程、Lyraは感想で1980’sテイスト全開で、「まるでMGKにファッションそのまま」と書いたけど、ワードローブはModSunとマシンガンケリーのクローゼットから直行でスタジオに持っていかれたようだ。

「DownfallsHighのワードローブは、合法的に俺のものと、ケルズのクローゼットからまっすぐ行ったんだよ」とModSunは言いました。 「シーン間のカラーパレットと、どのような感情が表現されているかは、俺たちにとって非常に重要だったんだ」

色彩にまでこだわりが見えたのは、彼らの趣味を完全に表現したからだったのです。

 

④わずか4日で撮影

「ModSunは、これを4日で撮影したんだ」とMGK。

これが彼の初監督になる。

「監督は初めてだったよ。まるで14本のミュージックビデオを連続して撮影するようなものだったけど、俺の個人的なライフストーリーの外にある物語があったからね」とMGKはNMEに明かした。

つまり私生活でも色々あると言うこと。Megan Foxとデートしたいから?w

*和訳【Machine Gun Kelly/ Bloody Valentine】MVマシン・ガン・ケリーの魅力とギャップ萌え〜 Be my Valentine massacre tonight

 

⑤MGKとTravis Barkerのナレーション

意外と淡々と話している感じが、余計にリアルに感じましたね。

しかし、2人共、声が似てるなあ。仲良しだから似ちゃうのかしら?

⑥映画グリース2にインスパイアされたものと言うが…Ramonesだろ?

 

MGK本人が、【Downfalls High】は、【Grease2】に触発された「ポップパンクグリース」ミュージカルだと言っている、、、だが、形式はRamonesよね。

ストーリーを演じる役者の、横で歌ったりが、まるっきり同じ。

ただ【R&R Highschool】は、Joey Ramonと絡みがあったが、こちらはそれはなし。

全く別次元でやってる感じが、【サイレントヒル】かな?、なんてね。

*サイレントヒルはこちらから→【Silent Hill】ママの言うことを聞かないとSilent Hillから出れないよ! ネタバレ

 

ただ男女の恋愛は、【Grease2】だ。

だから2つの作品のいい所取りしたのが、この【Downfalls High】なのでは?

 

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⑦Travis Barkerの息子Randon が登場- 最高な内輪ノリ

 

Randon Barker は、映画登場した多くの特別ゲストの1人。

シドニー・スウィーニー、チェイス・ハドソン、マギー・リンデマン、トリッピー・レッド、ブラックベア、イアン・ディオール、シイックブレイン、リル・アーロン、フェム、オーマー・フェンディも映画に登場しているから、凄い内輪ノリ!

日本だとイマイチ、マイナーなメンツかもしれませんが、本国アメリカでは、どえりゃ〜豪華な映画になっているのです!

個人的には、取り巻きの友人を演じたMaggie Lindermanが好きなの。嫌な女役だったけど可愛かったなあ。 ↓↓

Maggie Lindermann【Friends Go feat.Travis Barker】和訳 マギー・リンデマンとは? Here’s to Pretty Myself! 素敵な私に乾杯

 

⑧アルバムを、丸っと楽しめる!

 

MGKの最新アルバム曲14曲が、ほぼ、順番通りに流れているサウンドトラックみたいな映画だと思った。

特に出会いから、喧嘩っぽい所あたりは、大ヒットした曲を持って来てるから、かなり盛り上がるよ。

Travis Barkerらしいドラムが炸裂する【Bloody Valentine】のシーンが良かったな。

あのTravisのドラミングは、素敵過ぎる!

和訳【Machine Gun Kelly/ Bloody Valentine】MVマシン・ガン・ケリーの魅力とギャップ萌え〜 Be my Valentine massacre tonight

 

 

そして、ワイルドなTravisと一緒に、MGKが歌う姿が、格好良い。

ラッパーなのに、もうちゃんとしたPunksだよね。

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Tattooだらけの人は、個人的にはタイプではないのだけど、この2人は素直に格好良いと思えるわ〜(と、言っても『付き合いますか?』いわれたら付き合わんが…って誰も聞いていませんね…。だって最近誤解してる人が多くて、良く聞かれるので、この機会に公表しておかないとね)。

 

2人が、歌っている姿が、語り部なんだと思う、、、けど、可愛い気がして来て不思議。

勿論、彼らが出てくると、悲しいストーリーが華やぐの。

で、中でもBlackbearがゲスト出演してるのが、最高か?

持ち歌だし、MV思い出して2倍楽しめた。

【Machine Gun Kelly ft. blackbear/ My Ex’s Best Friend】和訳 ヤバイ奴に恋しちまった! Stolen Love

 

ただ一番がっかりは、一番盛り上がりそうなHarlseyとのデュエット曲で、彼女がゲスト出演していないこと!

あれはかなりガッカリだった。

それにHarlseyが出ていないと、こんなに寂しい曲になるとは!

彼女の存在感が改めで分かった瞬間でしたね。

【Machine Gun Kelly ft. Halsey/ forget me too】和訳 観念!ホールジーとMGK 密過ぎ! Accept It For Loving Each Other

 

この曲が好きってのもあるが、FenixとScarlettの関係を盛り上げる(と言うか、モメてる感が出る)曲だから、Halseyを出してほしかったな。多分大人の事情で映画出演出来なかったのよ〜!

でも全体を通して、1980年代ていすとがある、1990年代のPop Punk ビデオを見てるみたい。

レトロ感満載だ!

これは本当にユニークな音楽体験の1つになる映画だと思う。

映画のサウンドトラックは、間違いなくハイライト。

ついついLyraは、見ながら一緒に歌っでしまって、悲しいシーンなのにノリノリになっちゃった。

ハイライトが、歌うシーンだから、最高なロック映画と言って良いでしょう。

内容がヤバくても。

 

⑨Emo’s ! エモいセリフと空気感

 

たくさんのミュージシャンやMGKの友人達(有名人多数)が集まって、映画を盛り上げて、ストーリーに彩りを与えている【Downfalls High】。

だがストーリーは、わかりすぎるベタな展開になっていく。

先程から、1980’sぽい映画だと言って来たが、偶然出会い、すぐにfallin’Loveして、2人の世界へ、ってのがベタだし、2人の住む世界が違うってのも昔の青春映画ぽい。

途中、妊娠したみたいだからとScarlettが悩んでFenixを避けるのも昔らしいベタな展開。

今だとハッキリ聞いちゃいそうなのにね。「産んだ方が良い?どうする?」って。まあ、それをScarlettは「夜に話すね」と言ってたし、話すつもりだんだろうけれど…ね。

仲直りしてまた愛を確かめ合う、、、て、ところまでがベタな展開なんだけど、ラストだけ急に2010年代くらいになるからビックリする。

ていうか、今風かな。

ああ、あとSexする前に錠剤はヤバいっしょってツッコミ入れとくわ(笑)。

 

 

Lyra的には、FenixがScarlettの名前を体に刻んだのが好き〜、また、こう言うこと言うから「Lyraは、ギャルだったんじゃないか説」が浮上するんだよね。

でも「Lyra」ってTattoo入れてくれたら、それだけで惚れるわ。(ああ、また変人って言われんな ww)。

好きなんだもん。仕方ない。

好き過ぎて、忘れられないFenixは、一生、Scarlettと一緒にいたかった願いを叶える為に、背中にScarlettの名前を刻んだんだ。

それを狂気と取るか、純情と取るかは、貴方次第ってところだろう。

耳を切り落としたあと、精神病院にいれられていたシーンに、時系列は戻るわけだけど、彼が素直に人生を真っ当出来るかは、、、疑問。悲しいけど。

そのシーンが描かれていないから残念だ。先を匂わせるくらいはしてほしかった。

かなり気になるまま、終わったから。

血だらけの耳だからね〜ラストシーンが。

凄く心配性のLyraだから、見たあと暫くは Fenixがどうなるか、考え込んでしまった。

Fenixは、あのままだと暗い人生になりそう。

もしかしたら、Scarlettが、音楽が好きで彼にやって欲しいからギターをプレゼントしたと、また考え直せれば、ロックが彼を救うかもしれない。

それを、考えながら、ナレーターのセリフを思い出すと胸が痛くなる。

「人は、誰かや何かを愛することができるけれど、それは時々、人々をクレイジーにする」とは、真実だ。

愛は時々、人を狂わせるもの…。

この物語は、MGKの最悪な時期を歌ったアルバム『Ticket to Downfall』の歌詞の内容に沿う形で、できあがっているが、その内容に純愛と狂気を入れ込んだと思う。

「誰もが数百万ドルを欲しがり、インターネットが好きな世界で、彼が望んでいたのは彼女だけだった。だから、全てをあきらめた少年がいました。」と言うのが、この映画の全てを表している言葉だと思う。

Fenixには何もいらないのだ。

Scarlettさえ居れば良いの。

彼は幻影を求めて生きていくのかもしれない、Scarlettの姿を求めて。

Scarlett:私たちの未来って一緒だと思う?

Fenix:この人生も。そして来世もだよ。

映画本編を載せていますが、その前に、予告2本を紹介しますね。 ↓ ↓

 

*映画公開前に、最初に公開された予告がこちら ↓↓

 

ラストのトレーラーは、これ!

 

 

*本編の映画【Downfalls High】は、こちら! ↓ ↓

Watch this movie【Downfalls】below!

 

 

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Taking its cues from Grease, the film follows two teen lovers as they navigate an early relationship. There’s Fenix (Chase Hudson), a moody outsider who’s not great at expressing himself – and uncertain rebel Scarlett (Euphoria‘s Sydney Sweeney). The characters are compelling, but Downfalls High is more a visual album than a full-blown musical. Much of the movie sees Kelly and special guest Travis Barker (Blink-182) performing ‘Tickets To My Downfall’ in its near-entirety while embracing choreographed theatrics. The chunks of live music will have you desperate for the crush of the mosh-pit while the more outlandish Broadway-ready moments (MGK finds himself surrounded by suits giving him the finger for ‘All I Know’ while ‘Nothing Inside’ sees him as a life-size version of classic board game Operation) are brilliant but all too fleeting.

Away from the music videos, a cast made up of friends and family give the film a sense of community spirit. Musician pals Iann Dior, Trippie Redd, JXDN, Maggie Lindemann and Phem all make an appearance – as does Barker’s son Landon who plays fictional band Pink Switchblades’ drummer). Plot-wise, Fenix and Scarlett fall head over heels for each other within minutes of meeting, have awkward conversations about hating aeroplanes and flirt with nihilism (“What do you want to be when you grow up” asks Scarlett. “Dead” is Fenix’s deadpan response). Their’s is a typical Hollywood teen romance.

Speaking to NME last year, Baker explained that his goal for ‘Tickets To My Downfall’ was to inspire. “I want young kids to be comfortable enough to pick up a guitar and try because that was an important thing with me. It wasn’t like I was on some Prince shit where the first time the world saw me, I was nailing it. I had to struggle to get here.”

Machine Gun Kelly performs his latest album throughout the new film. Credit: Press

That struggle is what MGK focuses on in Downfalls High, with Fenix starting a band to try and express his conflicted emotions. Kelly, meanwhile, uses the narrative framework to celebrate punk rock in all its comforting, understanding glory. In a world of content for content’s sake – films have often 

 

 

The VHS footage In The Film Was Shot On A $20 Camera

“Here’s the craziest part of Downfalls High to me… All of the VHS footage in the entire movie was shot on my camera that my friend brought at a garage sale for $20,” Mod Sun explained. “So there ya go… anything is possible with a vision and your best friends.”

•The Wardrobe Is Straight From Mod Sun And Machine Gun Kelly’s Closets

“The wardrobe on Downfalls High is legitimately straight out of mine and Kells closets…” Mod Sun said. “The color palettes between scenes and what emotion is being portrayed was so important to us.”

•The Film Was Shot In Just 4 Days

“I just shot it in four days with Mod Sun,” Kelly told NME.

•Downfalls High Marks Machine Gun Kelly’s Directorial Debut

“It was my first time directing. It was almost like shooting 14 music videos back-to-back, but with a narrative that’s outside of my personal life stories,” MGK also revealed to NME.

•MGK And Travis Barker Narrated The Film

•The Movie Was Inspired By Grease 2

Machine Gun Kelly Says Upcoming ‘Downfalls High’ Film Is A “Pop Punk Grease” Musical, Inspired By ‘Grease 2’

•Travis Barker’s Son Landon Barker Appears In The Film

Landon Barker was one of the many special guests that appeared in the clip. Sydney Sweeney, Chase Hudson, Maggie Lindemann, Trippie Redd, Blackbear, Iann Dior, Siiickbrain, Lil Aaron, phem, Omer Fedi were also featured in the movie.

●Machine Gun Kelly Favorite Scene Was “The Choreographed Puke Scene”

●Mod Sun Assisted In Creating The Visuals

“Grateful as f-ck for the team involved with Downfalls High,” Mod Sun said in a tweet. “I legitimately got to design sets I’ve been seeing in my head since I was 16 but never had the ability to opportunity to pull off…..getting to finally witness these visions in real life is really heavy for me….”

Downfalls High Was Written And Directed By Mod Sun And Machine Gun Kelly

● quartz

Narrator: Sometimes, you can love somebody, or something, so much that people will think you’re crazy.

Narrator: The thing is, most people love the wrong things.

Narrator: In a world where everybody wants millions of dollars, and likes on the internet, There was a boy who gave up everything, because he all he wanted was her.

Scarlett: Do you see us having a future together?

Fenix: In this life, and the next.

 

High School Musical meets Pop Punk School Musical.

That’s how I’d sum up the latest venture by Colson Baker AKA Machine Gun Kelly. Announced towards the end of last year, Downfalls High presents to us a visual representation of Kelly’s musical transition into pop punk world, which was introduced to us last September with Tickets To My Downfall The album cured us of boredom from COVID-19 and gave us some of the best musical collabs of the year, from ‘My Ex’s Best Friend’ to ‘Forget Me Too’, but does its visual counterpart live up to the hype? To be honest, you’ll have to find out for yourself, but without completely spoiling it, here’s a quick lowdown…

Narrated and directed by MGK, Travis Barkeralongside friend and fellow musician Mod Sun,Downfalls High opens with the main protagonist, Fenix James (played by Chase Hudson) in a hospital ward with a bandage wrapped around his head. Immediately, you’re going to think, “Oh shit, it’s about to get dark…” Well, I’m not here to give you a play-by-play, but I can give you the general premise. The cameras cut to Fenix several months earlier, where we’re introduced to him as your typical high school emo kid who spends his time at school sitting on the football stands, minding everyone’s business but his own. Until one day, a cute blonde girl by the name of Scarlett (played by Sydney Sweeney) is playing Spin the Bottle (or Spin the Pen — is that what today’s highschoolers do these days?) with her two cliche schoolgirl friends, looks at Fenix and asks, “Hey! What are you doing up there?” to which he mundanely replies, “I don’t know…sitting.” 

Much to her friends’ disgust, Scarlett is definitely perplexed by Fenix and continues to pursue this black-haired, strange kid on the bleachers. Their teenage love story is soundtracked by songs off of the album, no surprises there, with the pair’s adventures going back-and-forth with MGK performing alongside Travis Barker’s iconic drumming. Like an early 2000s pop punk music video, if you ask me.

Following the scene featuring the now infamous pop punk anthem ‘Forget Me Too’ — and much to everyone’s disappointment, Halsey does not actually appear in the film — things turn a little dark and intense for a cheesy teen flick (Disneydefinitely would not have approved this storyline!). In an attempt to fix his heartbreak, Fenix decides to start a band with his friends, with the drummer being played by — you guessed it, Barker’s own flesh and spawn, Landon Barker, who in the film “drums better than Travis Barker.” LOL.

But yes — Travis appears everywhere here as he does. And the MGK posse doesn’t end there. The film also features a star-studded lineup of MGK’s closest friends, including Iann Dior, Trippie Redd, Blackbear, and our latest favourite rock star, Mod Sun. This really is a one of a kind musical experience, where a bunch of musicians and friends came together to lead the incredibly cliche, cheesy storyline. With very minimal acting involved in Downfalls High, the film’s soundtrack definitely was the highlight, and I was somewhat surprised to hear some of the deluxe tracks making an appearance. I fully appreciate that the songs did not appear in order of the album tracklisting either. Kinda made it way more fun to watch and sing along to.

While the premise of the film is cheesy as fuck, it does do what no teenage high school film has done since the early 2000s, and that’s give us a crackin’ movie soundtrack to bop along to. So does Downfalls High live up to the hype? Well, why don’t you give it a go and see for yourself?

Taking its cues from Grease, the film follows two teen lovers as they navigate an early relationship. There’s Fenix (Chase Hudson), a moody outsider who’s not great at expressing himself – and uncertain rebel Scarlett (Euphoria‘s Sydney Sweeney). The characters are compelling, but Downfalls High is more a visual album than a full-blown musical. Much of the movie sees Kelly and special guest Travis Barker (Blink-182) performing ‘Tickets To My Downfall’ in its near-entirety while embracing choreographed theatrics. The chunks of live music will have you desperate for the crush of the mosh-pit while the more outlandish Broadway-ready moments (MGK finds himself surrounded by suits giving him the finger for ‘All I Know’ while ‘Nothing Inside’ sees him as a life-size version of classic board game Operation) are brilliant but all too fleeting.

Away from the music videos, a cast made up of friends and family give the film a sense of community spirit. Musician pals Iann Dior, Trippie Redd, JXDN, Maggie Lindemann and Phem all make an appearance – as does Barker’s son Landon who plays fictional band Pink Switchblades’ drummer). Plot-wise, Fenix and Scarlett fall head over heels for each other within minutes of meeting, have awkward conversations about hating aeroplanes and flirt with nihilism (“What do you want to be when you grow up” asks Scarlett. “Dead” is Fenix’s deadpan response). Their’s is a typical Hollywood teen romance.

Speaking to NME last year, Baker explained that his goal for ‘Tickets To My Downfall’ was to inspire. “I want young kids to be comfortable enough to pick up a guitar and try because that was an important thing with me. It wasn’t like I was on some Prince shit where the first time the world saw me, I was nailing it. I had to struggle to get here.”

Machine Gun Kelly performs his latest album throughout the new film. Credit: Press

That struggle is what MGK focuses on in Downfalls High, with Fenix starting a band to try and express his conflicted emotions. Kelly, meanwhile, uses the narrative framework to celebrate punk rock in all its comforting, understanding glory. In a world of content for content’s sake – films have often been used by artists try and extend the lifespan of an album – Downfalls High feels driven by purpose.

Details

  • Director: Machine Gun Kelly, Mod Sun
  • Starring: Sydney Sweeney, Chase Hudson, Travis Barker
  • Release date: January 15 (Digital)

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