メンバーがほぼ固定された状態で、解散せずに、皆が全員、生きていてくれて、メインストリームで活躍しているGrunge Bandと言ったら、このバンドだけかもしれない。
彼らのNew Albumが3月にリリースされる。👏
前作から7年ぶりだなんて信じられない。
日本ではGrunge ブームの時の凄い人気はないのが寂しい気もするが、それで良い。
「Billie が巷で流行ってるから〜、抑えてとく?チケット買っとく?」と言う、ファンでも無いくせにチケット取ろうとしたり、人集めだけの為に便乗、呟いたりするアホが増殖しないで済む。
本当にPearl Jamが好きな人、本当にRockが好きな人にだけ聴いて欲しいシリアスさが、Pearl Jamにはあるからよ。
今年2020年は、このPearl Jamを始め、大好きなバンドの再結成や、再始動、出戻り(Love John Frusciante!!)がてんこもりで、一体全体どうしたんだあ〜!
「嬉しいじゃないかあ〜!」と叫んでいたら、Pearl Jamの最新シングルが、先行リリースされたの。
今夜は「トランスフォームした⁈ 」な感じの Pearl Jamを和訳&紹介するよん。
心して聴け!…じゃなくて、一緒に聴こうよぅ〜。
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今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身のオルタナティヴ・ロック・バンド、Pearl Jam パール・ジャム。
Grunge Rock好きなLyraな為、Pearl Jamの曲を解説する時は勿論のこと、他のGrunge バンドを言及する時にも取り上げていたPearl Jam。
Grunge ブームを牽引していたバンドの1つでるだけでなく、グラミー賞受賞、アルバム4枚がビルボード誌に初登場1位、CDセールス最速記録がギネスに認定されるなど、社会的・商業的成功をおさめているビックバンドである。
*【State Of Love And Trust / Pearl Jam】和訳 解説 Eddie Vedder & A Star Is Born スター誕生のモデル
今日Lyraが和訳する曲は、2020年3月27日リリース予定のスタジオ・アルバム『Gigaton』にも収録予定の先行シングル【Dance Of the Clairvoyants】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!
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“Dance of the Clairvoyants” is a song by the American alternative rock band Pearl Jam. The song was released on January 22, 2020, as the lead single from their upcoming album, Gigaton. An accompanying music video was released on the same day. The lyrics were written by Eddie Vedder and the music was written by all five members of the band.
“Dance of the Clairvoyants” has been noted as being an evolution of the band’s sound, as there is more of an electronic influence in the song than previous Pearl Jam songs.
=Dance Of the Clairvoyants=
[Verse 1]
Confusion is to commotion
What love is to our devotion
Deceptively big
As big as the ocean
And equally hard to control
So save your predictions
And burn your assumptions
Love is friction
Ripe for comfort
Endless equations
And tugging persuasions
Doors open up
To interpretation
[Chorus]
Expecting perfection
Leaves a lot to ignore
When the past is the present
And the future’s no more
When every tomorrow
Is the same as before
[Verse 2]
The looser things get
The tighter you become
The looser things get
Tighter
Not one man
Can be greater than the sum
It’s not a negative thought
I’m positive, positive, positive
Falling down, not staying down
Could’a held me up, rather than tearing me down
Drown in the river
[Chorus]
Expecting perfection
Leaves a lot to ignore
When the past is the present
And the future’s no more
When every tomorrow
Is the same as before
[Verse 3]
Numbers keep falling off the calendar’s floor
We’re stuck in our boxes
Windows open no more
Couldn’t lift up the forget-me-nots
Not recalling what they’re for
I’m in love with clairvoyants
‘Cause they’re out of this world
[Bridge]
I know the girls wanna dance
Fall away their circumstance
I know the boys wanna grow
Their dicks and fix and file things
I know the girls wanna dance
Clairvoyants in a trance
I know the boys wanna grow
Their dicks and fix and file things
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
Stand back
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
Stand back
(I know the girls wanna dance away their circumstance)
(I know the boys wanna grow, their dicks and fix and file things)
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
Stand back
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
Stand back when the spirit comes
混乱とは
暴徒の如く興奮すること
愛とは
俺たちの献身的なものさ
見かけによらない
大海原くらいの大きさと
比例する扱い難さと来てる
だから君の予言を指示してやるのさ
そんな決めつけなんて燃やしてしまえ
愛とは衝突さ
快適に熟した
終わらない方程式さ
そして信念を牽引するものだ
扉を開けろ!
判断するためにさ
完璧を期待するのは
沢山の無視を置き去りにして行くようなもの
過去が現在になる時
未来は動かなくなるのさ
やってくるはずの無数の未来は
全て過去の繰り返しになってしまうんだ
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より緩いものを手に入れ
より厳しく君はなって行く
より緩いものを手に入れ
より厳しくなる
1人の人間は大多数にはなれないんだ
これはネガティブな思想じゃないぜ
俺は楽観主義さ
楽観主義
楽観主義さ
散り行き
だからって座り込まないぜ
俺を抱きしめてくれないか
俺を切り裂くよりはマシだろう
川で溺れるよりは
完璧を期待するのは
沢山の無視を置き去りにして行くようなもの
過去が現在になる時
未来は動かなくなるのさ
やってくるはずの無数の未来は
全て過去の繰り返しになってしまうんだ
大多数はカレンダーの床へと落ちて行く
俺たちは箱の中に入れられ
身動きが取れない
窓はこれ以上開かないし
俺は自分がいる意味を忘れられない
忘れな草を摘むことも出来ない
俺は預言者と恋に落ちたのさ
何故って彼女たちは、この世界の外にいるからさ
俺には彼女達が
自分達の境遇から逃れるために
ダンスをしたがっているのは
分かっているよ
俺には若僧たちが
大人になりたがっているのを知ってるよ
アイツらのナニを
固定して
収めるものが欲しいってことさ
俺には彼女達が
自分達の境遇から逃れるために
ダンスをしたがっているのは
分かっているよ
俺には若僧たちが
大人になりたがっているのを知ってるよ
アイツらのナニを
固定して
収めるものが欲しいってことさ
悪霊がやって来たら
尻込みしとけよ
魔物がやって来たら
尻込みしとけって
悪霊がやって来たら
尻込みしとけよ
悪霊がやって来たら
尻込みしとけよ
離れとけよ
悪霊がやって来たら
尻込みしとけよ
魔物がやって来たら
尻込みしとけって
悪霊がやって来たら
尻込みしとけよ
悪霊がやって来たら
尻込みしとけよ
Songwriters: Matt Cameron, Stone Gossard, Jeff Ament, Mike McCready, Eddie Vedder
Translator: Lyra Sky 和訳
Music Videoが、めちゃくちゃSoundardenのアルバム『Superunknown』のBox セットに入っていたDVDや、バンドのベスト的なコンピレーションアルバムのblu-rayに激似だ!
どちらのPVも、自然や宇宙をテーマにしたビデオで、今回の【Dance Of the Clairvoyants】の海の映像にイメージが繋がってしまう。
*Soundardenについては、こちら等等!→ 和訳【Black Hole Sun/ Soundgarden】解説 Verbal Pioneer of Grunge グランジの先駆者
Lyraは、未だに Chris Cornell クリス・コーネル (→ 【Like A Stone】 和訳 解説 Good Eyesight& Perfectly Death 目力と理想的死)の死から立ち直れていなくて、辛くて堪らない。
まさか死ぬとは思っていなかったと言う突然の出来事と言うのもある。
Drugから立ち直り「クリーンになった」と本人が言っていたし、精力的にあれだけのライブや音楽活動をしているのを見ていたからだ。
そして大好きな声の持ち主だったからだ、、、。いつまでも居てくれると過信していたのだろう。
直接的知人でもないLyraがこんな落ち込みようならば、一緒に苦楽を共にし、Temple Of The Dogでは、亡くなった友のためにChrisの一声で集まりバンドを一緒に結成しステージに立ち、互いのバンドがデビューすると、変わらず一緒にライブをしたり、Grunge の時代を築き、ブームが去っても互いに生き残り、プライベートでも仲良しだった、シアトル勢のEddie 達は、一体どうなってしまうのだろうか?
昨年のインタビューでも言っていたが、Pearl Jamメンバー全員が「Chrisの死から立ち直れていない」と言う。
「この事が、新しい作品に影響を与えるだろう。」とも言っていたのが、Lyraは聞いていて辛かった。
愛する者を失うつらさが痛いほど解るために、Pearl Jamがどうなってしまうのか心配で仕方がなかった。
あれから1年近くたち、リリースされたシングル。
このシングルは、今迄の Pearl Jamとは丸っ切り違う。
トータルで聞いていないため、このNew アルバム全体の考察は、リリースまで出来ないが、この曲は明らかに『新生Pearl Jam』だ。
生まれ変わったと言うか、「新しい試みをしよう、しなければならない!」と言う気迫を感じてしまう。
痛々しい程の気迫だっ。
デジタルサウンドを全面に使うなんて、「American Rockの顔」としての地位を築いた彼らには、今迄に無かった試みだ。
もがいている。
抜け出そうとしている、
光を見ようとしている、
Pearl Jamの姿だ。
それは、Chrisの悲しみからの生還。
だから、この歌詞になったのだ。
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前作Pearl Jamの10枚目のスタジオアルバム『Lightning Bolt』から、何と10年が経過していようとは、、、。
常にラジオから聴こえてくるPearl Jamのヒットソングのお陰か、そんなに月日が経っていたとは思っていなかった。
個人的にLyraがGrunge Bandをへビロテで、聴いているのもあるからだろう。
彼らは常に私の生活の中に生きているのだ。
新しいアルバムは、Josh EvansとPearl Jamとのプロデュースで、作詞は、いつも通りvocalの Eddie Vedderで、作曲はメンバー全員。これもいつも通り。
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GuitarのMike McCreadyは、「ここまで長い旅で、感情的な意味でも暗闇の中で混乱した時もあったんだ。でも、それは音楽的救済に向かうエキサイティングで、実験的道のりでもあったんだ。『Gigaton』を作る為、メンバーとコラボレーションする過程で、究極的、壮大な愛と認識、今の時代にいかに人間的な繋がりが必要なのかという認識を得る事ができた」と語るだけあって、人との繋がりや、愛を歌っているのが、この【Dance Of the Clairvoyants】なのだ。
愛とはいったい何なのだ?
形のない目に見えないもの?
手にとって確かめられないもの?
嫌、それは違う。
愛は、目にも見える時もあるし、形は一定に決まってはいなくとも、手にとって確かめられるのではないだろうか?
だって愛は私たちから生まれるのよ?
この地球に居る、私たち人間や動物や植物、全てに内包されている感情でしょう?
そして、音楽も私たちが生み出したエモーショナルな生命体だと思う。
誰かに伝えたい、
自分の思いを吐き出したい、
ただ鼻歌でメロディをなぞるだけでも、
そこには音楽を楽しむ心があるのだから、それを愛と呼ばないのはおかしくない?
感じると言うことは、生きていることの証だ。
その中でも最も強い感情であり、人を動かす力があるのが愛なのだ。
貴方のその手に触れられれば、それは、Lyraが愛する貴方= 愛に触れた事になるんじゃない?
愛って貴方、そのものなのよ。
そして、Lyraそのものよ、Honey。
私たちを繋ぐ愛は、触れようと思えば触れられる。
そして、私達を繋ぐものは、、、
信頼であり、愛、
そして、ROCKでしょう?
3月に入るとPearl Jamは、忙しくなる。
3月27日のNew Album リリースを待たずに、18日からツアーが始まる。
アメリカ全土は勿論のこと、ヨーロッパツアーも既にスケジュールにあり、4月にはパリ公演が決まっている。
もう動き出しているのだ。
因みにNew Albumのカバーは、カナダのカメラマン、映画監督であり、海洋学者でもある Paul Nicklenの写真”Ice Waterfall” だ。
地球温暖化の危機を訴えるものであり、常に平和や社会に対して深い関心と、ひどい時は悪い政治家に罵倒を浴びせて来たEddieらしい選択な気がするよ。
今回は世相から、地球規模へのメッセージが、強いのかもしれない。
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Lyraは、サウンドは実験的だと思ったが、歌詞は The Doors みたいだと思った。
Doors open up
To interpretation
の歌詞があるのもその理由。
そして、愛と欲望にも言及しているところが、まさにThe Doors なのだ。
よくヴォーカルのEddie のバリトン・ヴォイスが、Jim Morrison (The Doorsのヴォーカル)にソックリと言われて来たが、それを退けて考えて、歌詞だけで似ていると思う。
ダンスに誘う感じもそうだし、カソリック的なワードのチョイスもね。
ベースのJeff も、「【Dance Of the Clairvoyants】は、実験的嵐であり、コラボレーションがなされた作品だよ。楽器法と素晴らしい曲を構築することを合体させたものだ。エドは、俺が好きな言葉を使っているしね。マットは殺人的なパワフルなドラムを叩いているしね。マイクは狂ったギターを弾きまくってるって言ったっけ?ストーンはこれに乗って行くんだからな。俺たちは、創造的に新しい扉を開いたんだ。それってワクワクするだろう?」
と、新しい扉を開いた事を語っているのだから、Lyraの新生Pearl Jam説は正しいと思うよ。
歌詞の中のSpiritは、霊的なもの精神的なものだが、この歌詞の中では、現実逃避をするための誘惑に取れる為、Lyraには「誘惑に負けるな」と暗喩してるのがマッチしたので「悪霊や魔物」にしてみました。
愛を貫くには、誘惑には負けないようにね。
大切なものを失うよ。
それは、大きな意味なら、誘惑に負けてやりたい放題やれば、地球は破壊され破滅するし、
小さい意味ならば、誘惑に負けて大切な人の信頼を失い、愛をなくし破滅の一途を辿るかもしれない。
その為には、Eddieの言うように「尻込みしとけ」って事ね。
忠告してくれてる Eddie が若干、元気がないような気がするが、でも、サビになると怒りまくってるのよね。
愛のためにか?
愛する人を失った悲しみから抜け出す為に、もがいているからか?
痛くもある想いが迫って来る。
でも、この叫びを感じられるならば安心だ。
まだ生きていられるよ。
感じると言うことは、生きていることの証だ。
そして、感じる事は、愛なのだ。
この愛の歌を感じられて、貴方のその手に触れられてたら、 愛に触れた事になるでしょ?
私たちを繋ぐ愛は、触れようと思えば触れられる。
そして、私達を繋ぐものは、、、
信頼であり、
愛、
そして、ROCKなの。
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The band’s bassist, Jeff Ament, said of the song:
‘Dance’ was a perfect storm of experimentation and real collaboration, mixing up the instrumentation and building a great song, and Ed writing some of my favorite words yet, around Matt’s killer drum pattern. Did I mention Mike’s insane guitar part and that Stone is playing bass on this one? We’ve opened some new doors creatively and that’s exciting.”
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Personnel
- Jeff Ament – guitar, keyboard
- Matt Cameron – drums, percussion, drum programming
- Stone Gossard – guitar, bass guitar
- Mike McCready – guitar, percussion
- Eddie Vedder – vocals
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