Oasis【Bring It On Down】和訳 労働者階級の叫び Working Class Shouts

 

Happy Birthday Liam Gallagher‼️

今日はLiam のバースデイなので、Liamの声が最高な曲を解説してお祝いしましょう。

ソロとoasisと迷いましたが、やはり初期の彼は神がかっているくらい素晴らしい声(と言うか、単にLyraの好み)だから1stの、それも初期の頃からライブの定番曲だったノリの良い曲を選びました。

歌詞は誕生日向きじゃ全くないけれど(笑)、夢を手に入れた彼らのエネルギーがビシビシ伝わって来るHotな曲だから、ライブ感があり上がる。

落ち着いた彼らとは全く違うギラギラした、デビュー前の彼らの心情が感じられる最高な一曲だよ。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、マンチェスター出身のロックバンド、 Oasis オアシス。

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1990年、ソングライターの兄Noel Gallagher ノエル・ギャラガーとボーカルの弟Liam Gallagher リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に結成され、2009年に解散するまで、全世界でトータルセールスは7,000万枚以上を記録しているイングランドを代表するバンド。

音楽メディアによって、労働者階級のOasisは、良く中流階級出身のブラーとは何年にもわたって比較され、初期のころは、彼らもその気でウィンドブレーカーなどファッションから言動まで、普段着の若者のままを貫いていた。

今日Lyraが和訳する曲は、Oasisのデビューアルバム『Definitely Maybe』や、シングル『Shaker Makers』にも収録されていた曲で1994年4月29日にリリースされた【Bring It Down】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又、お話ししましょう!

 

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“Bring It On Down” is a song recorded by Oasis. Written by Noel Gallagher and produced by Owen Morris, it is listed as the seventh track on their debut studio album Definitely Maybe.

=Bring It On Down=

[Verse 1]

What was that sound ringing around your brain?

Today was just a blur you’ve got a head like a ghost train

What was that sound ringing around your brain?

You’re here on your own who you gonna find to blame?

[Chorus]

You’re the outcast

You’re the underclass

But you don’t care, because you’re living fast

You’re the uninvited guest who stays ‘till the end

I know you’ve got a problem that the devil sends

You think they’re talking ‘bout you, but you don’t know who

I’ll be scraping their lives from the sole of my shoe tonight

[Instrumental break]

[Bridge]

Bring it on down, bring it down for me

Your head’s in a fish tank

Your body and your mind can’t breathe

[Bridge]

Bring it on down, bring it out of me

Your head’s in a fish tank

Your body and your mind can’t breathe

[Chorus]

You’re the outcast

You’re the underclass

But you don’t care, because you’re living fast

You’re the uninvited guest who stays ‘till the end

I know you’ve got a problem that the devil sends

You think they’re talking ‘bout you, but you don’t know who

I’ll be scraping their lives from the sole of my shoe tonight

 

 

お前の頭の周りで

鳴り響いてる音は何なんだ?

今日は幽霊列車のような頭を

持っているだけの霞みたいな一日

お前の頭の周りで

鳴り響く音は何なんだ?

お前は自分自身の責任を見つけるために

ここにいるんだろ?

 

お前は浮浪者

お前は下層階級

でもお前は気にしてない

だって生き急いでるからだ

お前は招かざる最後までいる客

分かってるぜ

お前は悪魔から貰ったトラブルを

抱えてる

皆んながお前について話してるって

思ってんだな

でもお前は誰だかも知らねぇなんてさ

今夜は俺様の靴底で

アイツらの命を奪ってやる

 

かかって来いよ

俺をその気にさせてみろ

お前の頭は生簀にドップリ使ってら

お前の身も心も息が出来ないだろ

かかって来いよ

俺をその気にさせてみろ

お前の頭は生簀にドップリ使ってら

お前の身も心も息が出来ないだろ

 

お前は浮浪者

お前は下層階級

でもお前は気にしてない

だって生き急いでるからだ

お前は招かざる最後までいる客

分かってるぜ

お前は悪魔から貰ったトラブルを

抱えてる

皆んながお前について話してるって

思ってんだな

でもお前は誰だかも知らねぇなんてさ

今夜は俺様の靴底から

アイツらの命を奪ってやる

 

Songwriter: Noel Gallagher

Translator: Lyra Sky 和訳

 

この曲かかると、Pogo ダンサーズ化してしまうよ。

会場が一体となる姿が目に浮かぶ。

今のLiamの声も好きだし、良い声だと思う。ずっと好きだし嫌いになることはない。

ある意味、安心して聴けるお気に入りヴォーカリストの一人。皆さんもそうだと思う。

中にはLyraと違って、ヴォーカリストとして神格化して崇めている人もいるだろう。

Lyraも同じ。ずっと好き。でも、Oasis時代の「この声」を聴いてしまうと、特に1stや2ndアルバムを聴いちゃうと良過ぎて腰砕け。別格なのだ。

プロデュースは、Owen Morrisと Oasis & Mark Coyle。

爆音好きな御三方。音割れしてるし、でけーし。ああ、音に抱かれてるようだ。

Live Video↓↓

リアルが詰まった曲

こうやってライブを見ると、初期の頃って見た目だけは、こざっぱりしてる。おぼっちゃまよ、リアルなジャージ着てるUKのあの男子たちより。あのまんま出したらメディアに嫌われるから、少し綺麗めにアレンジしたんだろう。

音楽メディアは、中流階級出身のblurと戦わせる為に、彼らを思いっきり労働者階級上がりにしたて上げ、何年にもわたって比較し、メンバーも面白がってそれに便乗。いつの間にか、ブリッドポップのメインイベントになった。

「反社会的」イメージを植え付けたかったのだろうけど、このシンプルなファッションは、汚くもなく、むしろ世界中のオシャレファッションになるのだから、悪ではないのだよ。ビッグマウスだったからワルっぽく言われたのだろう。損な役回り。本当は良い人なのに。

アルバム出す度に、彼らはヴァージョンUPして行き、2ndからは、BurberryやRalph Laurenへと移行。アルバム毎にGUCCIも着るようになるのだから、人間も変わるし歌詞も曲もデコラティブになって行った。

反逆精神や、当初の労働者階級の男子たちの代表的なアイコンの狙いは、1stが完成形だったと言える。

得に歌詞に関しては、労働者階級を狙った曲はOasisのアルバムには沢山あるが、リアルにドップリハマっていた時の彼らの心情がもろに出ているのは、この【Bring It On Down】や、1stの曲や2nd、また2ndに至るまでの宝物のようなBサイドを内包したシングルEPたちだ。

ここには、リアルがある。

 

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収録アルバムとEPについて

【Bring It Down】は、Oasisのデビュースタジオアルバム『DefinitelyMaybe』の7番目のトラックだ。

また【D’Yer Wanna Be a Spaceman?】など3つの作品とB面としてEPでリリースもされた。

この曲は、 Live Recordingsのデモテープに最初に登場した曲で、当初はNoel Gallagherが歌っていたの。

曲調が、アルバム『DefinitelyMaybe』に入っている【MarriedwithChildren】に使用楽器的にも似ており、ノスタルジックな歌詞と2部構成で、Liam のバックボーカルが特徴だった。

初期の大まかなデモである【Alive】と、【Bring ItonDown】のライブヴァージョンがEPに入っている。このライブヴァージョンも良く聴きまくったが、テンポが早くてこちらの方がロックぽいかも。

【Bring It On Down】について

 

【Bring It On Down】は、英国の労働者階級の公営住宅に住んでいるコミュニティの感覚を呼び起こす、Oasisの初期のいくつかの曲の1つだ。

ドキドキするドラムトラックと、Liamのヴォーカルが強力な印象を残す曲だ。

メガホンのように歪んでるサウンドが、アルバムのみの最強のトラックだ

歌詞は、排除され妄想的でありながら反抗的と感じられる人間に対しての歌だ。

Oasisは。アメリカの音楽、特にGrunge Rock が英国の若者たちに落ち着きと自信のなさを与えたと感じたため、あの時代には特に刺激的でストレートなサウンドとして登場したと言っていいだろう。

2014年に『DefinitelyMaybe』が再リリースされたとき、ノエルはこの曲を次のように説明していた。

 「The StoogesMC5、パンクロックへのオマージュだ」と言っている。

ヘヴィーなバックに、歪んだギターに、割れた荒削りなサウンドは、あの時代をイメージしたと言えば、確かに似ている。でもOasisがやるとPopに仕上がるから不思議だ。

 

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パーティーに現れて誰も好きではないが誰もが知っている、最後までとどまる招かれざる客の歌。 彼は後でその歌について説明した

「ライブで遊んでいたときにガツンとやったんだ。俺は、ギターソロと真ん中のドロップダウンが大好きだ。アラン・マッギーは下層階級であることについての歌詞に執着し、それが最初のシングルになることを望んでいたんだよ。俺としては、政治的な底流を持っている曲はすべて、心から書いていたので本物だ。だからと言って俺は座って、政治がこのたわごとの骨組みに取り掛かろうとは思わない。しかし、その時点で俺は失業していて、賃貸住宅で、ピザを買うのに十分なお金があるかどうかわからず、1週間から次の週までそんな風に生きてるような世界でそれを作ろうとしていたんだ。君はそれを知らなくても政治的な状況にある。それは戦場であり、それは政治の本質であり、宿泊施設、食事、そして生計を立てようとすることなんだ。」

ギリギリの生活の中で生まれた叫び。

それが、この【Bring It On Down】だ。

ヤル気のないようなドラック漬けで生き急いでる様な失業保険で食い繋いでる若者が下層階級には未だに多い。英国の闇だ。

超高層の団地から見る寒々とした空には、彼らの夢や希望はどんよりし過ぎていて、見つけることが出来ないだろう。

頭の中で鳴り響くのは、ただの耳鳴りか?

はたまた己の「このままじゃダメだ」と言うハッパをかける声か?又は、幻聴か?

それともやり過ぎて霞がかかったみたいな頭で、もう何も考えられないんだろ?

何もしないまま一日が終わる。

そのうち何となく付き合ってしまった女と、ダラダラ一緒にいるうちに孕んで俺の子じゃない子を産むかもな、だってあの子は【She’s Electric】だからな。( (→和訳 解説 Like A Monty Python 人生は喜劇)それは、それで幸せか?夢破れるけれどな。で直ぐ離婚するんだろ?惨め。

どっちみちお前は、夢め希望もなくて金もなくて、八方塞がりだろが?

そのまんまお前は、底辺で生きて行きな。気にもしてねぇ、もんな?

でも俺様は、この世界からオサラバさ。

そう言って、NoelもLiamもあの街から出たのだろう。ハッキリと見える。

27年前のイギリスの若者の戯言だろうけれど、LiamやNoelたちがどれだけ、下層階級の夢のない苦しい状況から這い上がって来たかが、わかる。

この【Bring It On Down】を始め、『definitely maybe』のアルバム全体に、当時の嘘偽りのない彼らが詰まっているのだ。

LiamやNoelたちの凄さが、久しぶりに思い出された。

セレブとなった彼らには、もう過去のことだ。

ただ前進あるのみ。

Bring It On Down !

 

 

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Bring It On Down” is one of several songs from Oasis’s early period that evoke the feeling of living in working class council estate communities in Britain. With a pounding drum track and Liam Gallagher’s vocals high in the mix, later distorting as if through a megaphone, it’s one of the strongest album-only tracks. The lyrics present someone who feels excluded, paranoid and yet defiant. Oasis were particularly petulant and forthright in the Definitely Maybe-period as they felt American music – mainly grunge – had encourage Britain’s young people to feel downhearted and unconfident.

When Definitely Maybe was re-issued in 2014, Noel described the song as:

It was a tribute to The Stooges, the MC5 and punk rock.

Noel has said that the song is about:

… the uninvited guest who turns up at parties and nobody likes but everybody knows, who stays till the end.

He has later described the song:

We smashed it when we used to play it live. I love the guitar solo and the drop down in the middle. Alan McGee obsessed over the line about being the underclass and wanted that to be the first single. For my part, all those songs that have a political undercurrent are real because I was just writing them from the heart. I don’t sit down and think politics let’s get to the bones of this shit. But at that point I was unemployed, in rented accommodation, trying to make it in the world, living from one week to the next, not knowing if you’re gonna have enough money for a pizza. You are in a political situation even if you don’t realise it, cos that is the battleground, that is the essence of politics: accommodation, food and trying to make a living.

The song was released with three B-sides: “D’Yer Wanna Be a Spaceman?” (first appearing on the Live Recordings demo tape), sung by Noel Gallagher, which is instrumentally similar to “Married with Children” from Definitely Maybeand features nostalgic lyrics and two-part backing vocals by Liam; “Alive”, a rough demo of an early rocker, and a live version of “Bring It on Down”.

Personnel

  • Liam Gallagher: lead vocals, tambourine
  • Noel Gallagher: lead guitars, backing vocals
  • Paul Arthurs: rhythm guitar
  • Paul McGuigan: bass
  • Tony McCarroll: drums

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